こんにちは、柿次郎です。
最近はもっぱら、二拠点生活×地方出張の激しさに飲み込まれた日々を過ごしています。移動距離がどんどん伸びる。遊牧民スタイル。
さて、先週こんなブログを書きました。2020年までに仲間たちだけで自由気ままな村を作れたらおもしろいなーという意思表明です。きっかけは前述の二拠点生活での違和感というか。
長野に家を借りていて、ずーっと東京中心の仕事をしているのがダメなんじゃねーの? 長野に居る理由を作らないとバランス取れないんじゃないの? といった考えに至ったわけです。
村のきっかけは、長野市で出会ったOND WORK SHOPの木村真也こと「きむにい」。同い年でちょくちょく飲んでいて、泥酔した流れで「やってこ!やってこ!」と叫ぶノリがあってですね。このポジティブな要素しかない「やってこ」の精神=やってこマインドを村に落とし込んだらおもしろいはずだ!と。
そもそもの日本の戦後復興も「やってこ!やってこ!」と急成長を遂げたわけですし、北海道開拓の歴史も現地の話を聞けば聞くほどにやってこマインドにあふれていた印象です。豊かさの中で生きる意味や役割を見失いがちだからこそ、無茶な目標を立てて、仲間を巻き込んで形にする。それが僕なりの解釈です。
そんな思いつきとノリだけで始めたのが、「やってこTV」というウンコみたいな動画シリーズです。マジのウンコです。編集なし。打ち合わせなし。iPhone8でだらっと撮影しているだけ。初回は決意表明的な話をしました。カット後の美容室で撮影してます。
その4日後、家飲みしている流れで2話目を撮影。サムネイルの時点で伝わってると思いますが、完全に泥酔した状態で撮影しています。見ても見なくても人生に影響なし。アル中のきむにいは、この時点で記憶が一切ありません。ただバイブスだけは伝わるはずです。
さらにその一週間後、実際に村候補の土地を視察すべく、仲間を募って長野県の高山村に行ってきました。空き家を探して、自然の抜け感を確認して、温泉宿に泊まって、そこで酒飲んでワーワーと喋るだけの企画・・・だったんですが、思いもよらぬ展開が待ち受けていました。
その日の様子を雑にまとめたムービーの最後、3秒をご確認ください。
奇跡の展開で長野県の阿部守一知事と飲む機会に恵まれました。どうなってるの〜。その場で「村を作って100人移住させたいんです」と伝えたら、「それはいいね。全力で応援するよ!」とまさかの公認をいただきました。
ブログに書いて一週間。そして「やってこTV」の3話で知事登場。
ここからがもちろん大変なわけですが、失敗を楽しむ前提で打席に立って発言することはめっちゃ大事だなと改めて思いました。あとは知事が忘れてないことを願うばかり…。今度真面目な感じで話しに行かなきゃ…。
さらに!
長野市内でお店を作る計画も大きく前進しました。
というか、場所がほぼ決まりました。
こちらもやることが山積みですが、いかに長野がスペースに余裕があり、人の繋がりでコトが進むのか。そのすごさを再認識しました。いやー、すげーよ!やりたいことがやれちゃうんだから!
あとは、やるだけ。人生はやるか、やらないか。それだけです。
やってこ!やってこ!
こんなインタビュー記事も公開されてます。