アメリカ ユネスコ脱退を表明

アメリカ国務省は、日本時間の12日夜、声明を発表し、国連機関のユネスコ=国連教育科学文化機関からアメリカが脱退する意向をユネスコ側に伝えたことを明らかにしました。
国務省はその理由として、ユネスコの運営の在り方やアメリカの同盟国イスラエルへの姿勢について、懸念を抱いているためだとしています。そのうえで、正式な加盟国ではないオブザーバーとして、ユネスコには関わっていくとしています。

ユネスコ事務局長「極めて遺憾」

ユネスコ=国連教育科学文化機関のボコバ事務局長は12日、声明を発表し、アメリカのティラーソン国務長官から通知を受けたことを明らかにしたうえで、「アメリカの決定を極めて遺憾に思う」と述べました。

そして「暴力的な過激主義やテロリズムの高まりに対して、長期にわたる平和や治安を構築し、人種差別と戦っていくことがより必要になっている」としたうえで、「アメリカはユネスコにとって極めて重要だ」と述べて、脱退の決定を見直すことに期待を示しました。

アメリカ ユネスコ脱退を表明

アメリカ国務省は、日本時間の12日夜、声明を発表し、国連機関のユネスコ=国連教育科学文化機関からアメリカが脱退する意向をユネスコ側に伝えたことを明らかにしました。

国務省はその理由として、ユネスコの運営の在り方やアメリカの同盟国イスラエルへの姿勢について、懸念を抱いているためだとしています。そのうえで、正式な加盟国ではないオブザーバーとして、ユネスコには関わっていくとしています。

ユネスコ事務局長「極めて遺憾」

ユネスコ=国連教育科学文化機関のボコバ事務局長は12日、声明を発表し、アメリカのティラーソン国務長官から通知を受けたことを明らかにしたうえで、「アメリカの決定を極めて遺憾に思う」と述べました。

そして「暴力的な過激主義やテロリズムの高まりに対して、長期にわたる平和や治安を構築し、人種差別と戦っていくことがより必要になっている」としたうえで、「アメリカはユネスコにとって極めて重要だ」と述べて、脱退の決定を見直すことに期待を示しました。