映画『パリは燃えているか』では、ナチスドイツに占領されていたフランスで、レジスタンスがパリを奪回しようとしますが、ナチスドイツがパリを爆破しようとします。そこで、この映画をまだ見た事がない方のために、ネタをあまりバラさないようにキャスト・ストーリー・見所などを紹介しましょう。
『パリは燃えているか』のキャスト
パリで、ナチスドイツの軍人とフランスのレジスタンスが激しい攻防を繰り広げる映画『パリは燃えているか』に出演していた一部のキャストを紹介します。
アドルフ・ヒトラー(演:ビリー・フリックさん)
若い頃は画家を目指していたヒトラーでしたが、パリを失おうとした時に、ヒトラーは芸術の都であるパリを爆破しようとします。
コルティッツ将軍(演:ゲルト・フレーベさん)
ヒトラーからパリの防衛を任されたのがコルティッツ将軍です。パリを爆破するべきかどうかは、コルティッツ将軍の双肩にかかっていたのです。
ロル大佐(演:ブリュノ・クレメールさん)
パリの解放を目指していたレジスタンスには、ロル一派がいました。その一派を統率していたのがロル大佐だったのです。
『パリは燃えているか』のストーリー
ヨーロッパ全土が戦場になった第二次世界大戦は、アメリカ合衆国の参戦によって、ナチスドイツは敗色が濃厚になっていました。そしてナチスドイツのヒトラー総統は、パリの防衛をコルティッツ将軍に任せる事にします。そのパリでは、レジスタンスがナチスドイツからパリを奪還しようと画策していました。
連合国がパリへ進行するのを待てない事情が、レジスタンスにはあったのです。なぜならナチスドイツがパリを爆破する可能性があったからです。そして連合軍がパリに迫っていくなかで、レジスタンスは一斉に蜂起!ナチスドイツとレジスタンスは、パリで激しい戦闘が行われていきます。
そこでパリの防衛を務めていたコルティッツ将軍は、スウェーデン領事に、ナチスドイツとレジスタンスの間で停戦できるように任せます。スウェーデン領事の働きもあって、停戦にこぎつけましたが、レジスタンスのロル大佐が率いるロル一派は停戦に不満を抱きます。そこでロル大佐の使いは、密かに連合軍の所まで行って、早くパリへ進行して、2000年の歴史を誇る芸術の都であるパリが爆破されないように交渉します。
連合軍は早い段階からパリへ進行する事に消極的でしたが、必死の交渉のお陰で、パリへ進行する事にしました。しかし、ヒトラーはコルティッツ将軍にパリの爆破をしつこく要求してきます。コルティッツ将軍は配色濃厚の状態でパリは爆破するべきではないと思っていましたが、その要求は激しい口調でした。はたしてレジスタンスと連合軍は、パリの爆破を食い止める事ができるのでしょうか?
『パリは燃えているか』の見所
私が映画『パリは燃えているか』を見ようと思ったのは、NHKで放送されていた『映像の世紀』のオープニングテーマ『パリは燃えているか』が凄く重苦しい曲で、気に入ったからです。しかし実際の映画を見たら、のどかな音楽で映像とマッチしていませんでした。
この映画は昔に撮影されたので、CGを使用していないので迫力がある映像だけに、音楽だけが残念な出来になっています。しかし映像だけは迫力があるのは確かなので、CGでは満足できない方は見ておく価値はあるでしょう。