製品だけじゃない! Belkinのイベントで体験した「iPhoneフィルム貼り付けサービス」の心意気
Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)

製品だけじゃない! Belkinのイベントで体験した「iPhoneフィルム貼り付けサービス」の心意気

アプローチの方法は無限大。

本日、Apple(アップル)公認のアクセサリーでおなじみ、Belkin(ベルキン)の新商品及び事業戦略の発表会が行なわれました。簡単にBelkinがどんな会社か説明すると、Appleから初めてサードパーティのアクセサリーを作ることを公認された企業なんです。その歴史はなんと1983年まで遡り、Apple Ⅱ用のパラレルプリンタインターフェイスを開発したところから始まります。

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Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)

今回の発表は、Belkinの事業戦略であったり、9月に発売された新型iPhone対応のワイヤレス充電器「Belkin Boost Up Wireless Charging Pad」などについて紹介するという内容で、会場には新製品はもちろん、Belkinの歴史をたどる過去の製品も展示されていました。

そんな展示の中でも特に注目を浴びていたのが、iPhoneのフィルムを完璧に貼り付けてくれるサービス「TrueClear Pro Advanced Screen Care」。こちらのサービスは、Belkin製のiPhoneフィルムを購入すれば、特製のマシンを使って無料でフィルムの貼り付けを行なってくれるというもの。今年の2月から日本の家電量販店でも提供されているサービスですが、今回初めて体験してみました。ずばり、見ているだけで気持ちがいい。その様子、お見せしましょう。


まず係の人がiPhoneのディスプレイを念入りにふきふきしてから、専用シールをディスプレイに貼ってさらに埃を取り除きます。次に、ぱかっと蓋の開いたマシンにフィルムをセッティングして、その上からiPhoneを配置。最後に蓋を閉めて、前方からチョロっとでているシートを引っ張ります。蓋を開けて見るとびっくり、iPhoneのディスプレイにフィルムがしっかりと貼り付いているのです!

「スマホにフィルムを貼るときはお風呂で裸になってやりましょう」なんてよく言ったものですが、実際にやるとなるとめんどくさいし部屋でパパッとやってしまうことも多いです。しかしそうなると埃が入ってしまったり、ずれてしまったり、なかなかうまくいかないもの。せっかくフィルムを買ったのに…と落胆してしまうことも少なくありません。そこで「もうそんな思い、させないぜ」という心意気から生まれたのがこのサービス。

発表会ではBelkinが製品開発にあたって「人がやりたいことと技術のギャップを埋める 」のがテーマだと語っていたのが印象的でしたが、今回発表された製品や過去の製品はもちろん、こういったサービスもそのテーマを考えると納得できます。

他にも会場で展示されてた新製品、過去の商品をざっくり写真でご覧ください。


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Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)
左:BOOST↑UP Wireless Charging Pad、右:BOOST↑UP Qi Wireless Charging Pad(5W)


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Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)
PowerHouse Charge Dock for Apple Watch + iPhone


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Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)
Belkinの歴史(2002):Appleと共同で開発した世界初のDockコネクタアクセサリ


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Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)
Belkinの歴史(2006):iPod 3G用バッテリーパック。宇宙にも行ったらしい


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Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)
Belkinの歴史(2012):ライトニングコネクタ搭載のスタンド


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Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)
Belkinの歴史(2013):レゴと初めてパートナーシップを結ぶ

製品というアプローチだけでなく、サービスという枠組みでもお客さんの満足度を追求するBelkin。今後も製品だけでなく、それ以外の動きでどれだけユーザーを満足せてくれるのかとても楽しみです。

Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)
Source: Belkin

(K.Yoshioka)