この本の概要

IntelliJ IDEAはチェコのJetBrains社が開発した,快適な操作性と豊富な言語サポートが特長の統合開発環境(IDE)です。もともとはJavaエンジニアのために開発されたIDEでしたが,近年はKotlinやScalaといったそのほかの言語のユーザからも人気です。Android開発用のIDE「Android Studio」のベースに採用されたことでも注目が集まりました。
本書はそのIntelliJ IDEAの入門書です。第1部では,編集・実行・デバッグ・移動・バージョン管理・データベースとの接続について,短いコードを書きながらハンズオン形式で解説していきます。第2部では,Java EEやSpring,ScalaやKotlinのプロェクトを取り上げ,現場での開発を想定した操作方法を解説します。
無償版のIntelliJ IDEA Community Editionの機能を中心に,Ultimate Editionの高度な機能も紹介するので,PhpStormやRubyMineといったJetBrainsのほかのIDEを使っている方にも有用な1冊です。

こんな方におすすめ

  • Java・Kotlin・Scalaのプログラミングをより楽しみたい方

著者プロフィール

山本裕介(やまもとゆうすけ)

株式会社サムライズム代表取締役。IntelliJ IDEA好きが高じて,JetBrains製品を販売する会社としてうっかり立ち上げてしまったのが株式会社サムライズム。アーチェリー,インラインスケート,ヨーヨー,スプラトゥーンが好き。
Twitter:@yusuke


今井勝信(いまいまさのぶ)

システムエンジニア。日本ユニシス株式会社所属。
IntelliJ IDEA が大好き。
Twitter:@masanobuimai