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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、ニュースや新聞では、21年ぶりに日経株価が高値を超えたと盛り上がっています。
21年前と言えば、管理人の話で恐縮ですが、マイホームを新築し、ひいひいいっていた頃です。
思えばあの頃より給料は、倍以上となりました。
我が社の年功序列制度には感謝しても感謝しきれません。
しかし、21年前の方が絶対に物心両方とも豊かだったような気がします。
現在のように成果主義や管理主義はここまでは跋扈していなかったような気がしてならないからです。
本日は、日経平均株価が21年ぶりに高値を更新したことを記念し、21年前と現在を比較して、お金の貯め方と人生について考えてみます。
- 1 1996年(平成8年)とは
- 2 2017年(平成29年)
- 3 株価の動向
- 4 今世界は好景気に沸いている
- 5 今、株は買った方がいいのか
- 6 株価が上がる根拠
- 7 景気は未来永劫は続かない
- 8 まとめ
1 1996年(平成8年)とは
1996年というと1月初めにようやく政権交代した日本社会党の村山富市首相が、いきなり野党の自民党に政権を禅譲するというあまりの無責任さに国民の誰もが、絶句して始まった年です。
国民の負託を受けて政権を委ねたにもかかわらず、自ら禅譲するなど、管理人は今でもあの垂れ眉毛男には怒り心頭です。
この年には民主党が結成されるも、太陽党が分派するなど混乱に拍車がかかっていました。
あれから21年その時の連立政権のほとんどが一緒になって民主党を作り、今衆議院選挙では公認者が1人もいないというマンガのような現実が起きています。
世相はこれからの日本経済が長い暗黒の時代に入ることには、未だ誰も気づいてはいなくて、たまごっちゲームの爆発的な流行、NINTENDO64とゲームボーイポケットの発売などゲーム産業の未来も永遠に続くかの勢いでした。
管理人もはまり、今でもこれらのゲーム機は持っています。
一方で、住宅ローンの相次ぐ焦げ付きで、住宅金融管理債権機構を作るなどバブルの傷口を埋める準備が始まっています。
2 2017年(平成29年)
あれから21年、我が家も激動の時代でした。
子供が授かり、家族が増えました。
もっと、よい環境で、子供を育てたいと6,500万円のローンを組んで住み替えを実現しました。
あまりの借金の多さと前の家が2年間全く売れなかったことのプレッシャーが重なり、動悸が治まらなくなり、心臓内科にも通院しました。
死ぬ思いでようやく6,500万円の借金を返し終わると、子供の学資保険(600万円✖2人)が待っていました。
なんとか1人分の学資保険は満期終了し、少しは家計が楽になったなと思うと、カウントダウンです・・・。
3 株価の動向
株価はこれからもぐんぐん上がるという説、2018年から世界的に景気停滞期に入るという説があります。
いつの世も強気説、弱気説の真逆な説が二律相反します。
勝ち馬に乗るか、まだまだ様子見するか、手仕舞いすべきか、選択肢は自分自身に委ねられています。
4 今世界は好景気に沸いている
一歩世界に目をやれば、あまりいいことが起きていないことは誰もが納得のことと思います。
北朝鮮が太平洋で水爆実験を行えば世界は核汚染にまみれます。
また、核弾頭ミサイルを万が一でもアメリカに発射すれば第三次世界大戦が勃発し、何億もの人々が死んでしまいます。
アメリカではトランプ大統領の暴走が止まりません。
中国は、すでにGDPの200%以上の債務を抱え、バブル経済破綻寸前です。
中東はISの勢力は衰えたけれども、クルド人独立問題があり混沌としています。
イギリスはEU離脱により、EUの結束が揺らぎ予断を許しません。
また、ギリシャ、イタリア、スペインのデフォルトの可能性はまだ続いています。
東南アジアでは、テロや民族間紛争が頻発しています。
メキシコやブラジルも、デフォルトのおそれが続いています。
我が国に目を向けても、マイナス金利政策による強引な円安誘導は、国民を疲弊に追い込んでいますし、財政発動でますます国家の借金は増え、すでに1,000兆円を超えています。
人口は減少に転じ、空き家だけでも800万戸以上も放置されています。
それでも、数字は世界は好景気と言っています。
IMF(国際通貨基金)も世界経済は腰折れすることなく、順調に成長していくという見通しを堅持しているようです。
IMFが4月中旬に発表した最新の経済見通しでは、2017年の世界経済の成長率見通しを3.5%と前回(2017年1月)の数字から0.1ポイント上方修正し、2018年の成長率も3.6%まで高まると予測しています。
2016年の成長率3.1%から2年連続で世界経済の拡大は継続するだろうと考えているわけです。
5 今、株は買った方がいいのか
アベノミクスが始まった2012年から、異次元の金融緩和が続き、信じられないほど株価は上がってしまいました。
2倍3倍当たり前、中には10倍のテンバーガー株もいくつも現れました。
日本中で、株長者は続出していることでしょう。
資金さえあれば、管理人もさまざまな株を買い漁っていました。
本当悔しくてたまりません。
しかし、現在のように毎日最高値を更新している時期は、新たに買うには勇気が必要です。
けれど、宝くじと同じように買わなければ絶対にキャピタルゲインもインカムゲインも得られないのも事実です。
いえることは、少なくとも東京オリンピックが開催される2020年の前年までは、日本の景気は、右肩上がりの方向で進むのは、まず間違いのないところです。
6 株価が上がる根拠
理由は国の政策です。
株価を上げていかないと日本経済が壊滅してしまうからです。
国は貯蓄から投資へと国民の金融リテラシーを変えるのに必死です。
2007年には、金融広報中央委員会ととてつもなくお堅い組織名称を「知るぽると」に替え、国民に正しい金融リテラシーの普及に努めています。
要は貯金じゃなく、株式や投資信託を買って、株価を下げるなということです。
とはいっても、ほとんどの方は、知るぽるとを初めて聞いたという人が圧倒的ではないでしょうか。
また。国は年金積立金管理運用独立法人(GPIF)の年金運用について株式による運用を緩和し、現在国内株式に23.4%、国外株式に23.91%と資金の半分を株式投資で運用しています。
いわば国家が72兆円の年金積立金を使って、株式を買い支えしている状況が続いています。
また、2017年1月からすべての年金加入者に対し、iDeCoが解禁となり、積極的に投資信託などの購入を勧めています。
さらに2018年1月からは、つみたてNISAが開始され、株価の買い支えが期待されています。
こうした買い支えにより、当面は株価は高値傾向ではないかと指摘されているわけです。
7 景気は未来永劫は続かない
ご存知の通り、景気はうねりのようなもので、好況と不況を繰り返します。
バブル絶頂であった昭和63年をきっかけに、我が国は長い長い不況の波にさらされ続けてきました。
5年前のアベノミクスで人為的にマイナス金利に誘導し、円高を是正させ、輸出産業は未曽有の好景気を持続しています。
しかし、このアベノミクスで潤った階層はというと大企業と富裕層だけです。
庶民はそう簡単に株式を購入する資金はありません。
この景気のサイクルが2019年に不況になるというシグナルが出始めています。
人工的に行っているマイナス金利政策をいつの時点で止めるのかが、今後の焦点になっていくものと思われます。
8 まとめ
いかがでしたか。
21年ぶりに株価が最高値といわれてもピンとはきません。
やはりこの株価は、アベノミクスで人工的に作り出した状態であり、いずれマイナス金利政策を止めれば元の木阿弥ではないかという疑心暗鬼が渦巻いているからだと思います。
21年前はよかったと振り返っては何も始まりません。<(_ _)>
これからどうするか?
できるだけ下がっているときにテーマ株となりそうな株式を底値買いし、長期保有が戦略になると思います。
投資はくれぐれも自己責任でお願いします。
それでは