先日の三連休初日は、夕方近くから東銀座方面に出かけておりました。その目的は、趣味のギャラリー鑑賞です(笑)。まずは中央区銀座一丁目九番地八号にある奥野ビルへと向かい……。
六階にある『銀座モダンアート』で、美少女を描く女性アーティストのグループ展を鑑賞。あっ、情報源はいつものようにたけちゃんさんです。
とっても華やかな展示だったのですが、ギャラリー内はかなり混雑していて、今回も写真を撮るのが憚られました。詳しくはたけちゃんさんのブロクを、ぜひご覧になってみてください(笑)!!!
で、ひと通りじっくりと作品を鑑賞したあとは、久しぶりに以前勤めていた会社のあった近辺を散策してから、ウォーキングがてら浅草に戻りましょう……。あっ、そういえば「歌舞伎座」の裏って、こんな感じでしたね(笑)。
この角を左に曲がって直進すると、かなりボリュームのあるサンドイッチを提供する『アメリカン』という喫茶店がありますが、残念ながらお休みのようです(汗)。
その少し先には、かの有名な『マガジンハウス』が……。
そして、その斜め向かいの角に、何と『支那麺はしご』の店舗を発見!!! 二十年ぐらい前までは数寄屋橋の『東芝ビル』の地下街に通ってよく食べたものでしたが、今では『東芝ビル』も建て替わってしまい、お店の所在も見失っておりました……。
この店舗は、その支店の「銀座四丁目店」で、住所は中央区銀座四丁目十三番地一号になります。この、「虫おさえ」のお話が書かれた、木の看板も懐かしい……。
せっかくなので、夕飯前なのですが、おやつ代わりに食べて帰ることにしましょうか。スープは担々ベースと醤油ベースの二種類がありますが、本日はアッサリとした醤油ベースにしてみましょう。で、そのうちの……。
『排骨麺』九百円を久しぶりに堪能することにしましょうね(嬉)!!!
このメニューには、油で揚げた豚あばら肉がトッピングされていて、満足感もバッチリ。すごく美味しかった記憶があります……っていうか、当時はほとんどこの排骨の載ったメニューしか食べていませんでしたが(汗)。
では、さっそく店内に入ってみましょう。ここはカウンター席のみで、卓上には調味料に加えて、千切りの黄色いタクアンが置かれておりますね。その理由は……。
何と、ご希望の方には、サービスで小ライスが提供されるのでした(笑)!!!
それでは、このライスにタクアンを盛って、『排骨麺』の到着を待ちましょう。
すると、それから五分とかからずに、コチラが配膳されてきました!!! うーん、本当に久々のご対面に感動もひとしお、お醤油と揚げ物独特の風味が食欲をそそりますね。
細目の麺に澄んだ醤油色のスープ、その上にはけっこうなボリュームのある排骨と長めに茹でられた青菜が二本載り、若干量の刻み葱が散らされております。
まずは麺からいってみましょうか……おっ、そうめんのように細いのに、モッチリしておりますね。麺が細いぶん、上品な旨味と塩気の醤油スープがよく搦みます。そのスープは、動物系のガラをじっくりと濁らさずに煮出した印象で深い旨味があり、飲み干せてしまう美味しさです。細かく刻んだ柚子の皮の風味と、刻み葱の香味も相俟って、とても爽やかに感じます。ただし、熱々なので、くれぐれもヤケドには注意が必要ですよ(笑)!!!
ここで、忘れてはならない排骨、厚みもそこそこありますね……スープに浸っているにもかかわらず、配膳されてすぐは衣がサックリとしております。豚肉自体に下味がつけられておりますのでライスにも合いますし、噛めば噛むほどジューシーな肉の旨味が口の中いっぱいに広がります。カレー風味がつけられているということですが、ほんの隠し味程度で強い主張はしておりません……などと考えておりますと、気付けばスープまで飲み干しておりました。
かなりお腹もいっぱいになりましたので、ここから浅草まで早歩きで戻ることにしましょう。ところが、浅草橋経由の最短距離で帰ると、せいぜい一万歩ぐらいしか稼げないことに愕然といたしました。実家でこのあと夕飯なのですが、これでは食べた分だけのカロリー消費にはなりませんでしたね(汗)……。