肌の赤みを改善する方法は、まずNGケアをやめること
とくに理由もないのに、肌が赤くなるのが気になる。
原因がわからないと、不安ですよね。
どうにか改善しようとして、スキンケアを頑張っても効果がないと思っていませんか?
もしかしたら、間違ったスキンケアをしているかもしれません。
冬になると顔が赤くなったり、緊張した時に赤くなるのは、血行不良がおもな原因です。でもきっと、それ以外の原因で悩んでいる人が多いでしょう。
かゆみや痛みがある場合には、とくに注意が必要です。
顔が赤くなる原因と、肌の赤みを改善する方法をご紹介します。
顔が赤くなる原因は?
顔が赤くなるのを改善したくても、具体的な理由がわからないとスキンケアの方法を間違ってしまう場合があります。まずは原因を知ってから、適切なスキンケアをしましょうね。
皮脂が多く、肌が炎症を起こしている
肌が赤くなる原因は、どちらかと言えば「乾燥」が大きな原因になります。肌が乾燥すると、逆に皮脂の分泌が多くなる場合があるんです。
皮脂が多くなることで、肌の上で雑菌が繁殖し、炎症を起こしていると考えられます。
または加齢や紫外線ダメージが原因で、肌が乾燥していることもありますよね。肌が乾燥すると刺激に敏感になり、すぐに赤みが出てしまうこともあるんです。
毛細血管が拡張して、皮膚から透けて見える
自分の皮膚が薄いのか、厚いのかなんて、あまり気にしたこと無いかもしれません。では、ピーリングをどれくらいの頻度でしていますか?
ピーリングをすると古い角質が剥がれて、ピカピカの肌になりますよね。でも、そのせいで皮膚が薄くなっている場合もあります。
皮膚が薄いと毛細血管が拡張した時に、皮膚から透けて見えることがあります。これは毛細血管が拡張して、血液量が増えた時に起こります。
通常は、「飲酒」「緊張」「気温」などで血管が拡張しますが、拡張した血管が元に戻らない症状のことを「毛細血管拡張症」と言います。
紫外線ダメージなどにより、赤くくすんでいる
うっかり日焼けが多く、気がついたら紫外線ダメージが大きな代償となってあらわれることがあります。肌が赤黒くなっていることも多いです。
紫外線による刺激で肌荒れを起こし、それがなかなか改善できないことはありませんでしたか?
その場合には肌荒れの状態が深刻で、肌の奥のほうまで進行している可能性があります。そうなってしまうと、ちょっとスキンケアをしたくらいでは改善できません。肌状態を根本から改善する必要があります。
ニキビ跡などの色素沈着
大人ニキビができやすい人は、ニキビ跡が残りやすくなります。大人ニキビは治りにくく、炎症を起こしやすいんです。肌が赤くなって「またニキビできちゃったかな?」と思っていたら、じつはニキビ跡だったということも。
ニキビを繰り返すことで、肌の奥までダメージが進行してしまったんですね。そして色素沈着してしまったと考えられます。
間違ったNGスキンケアを今すぐやめよう
肌の赤みを改善するには、まずは間違ったスキンケアを改善することが先です。もしやっているなら、今すぐ改善しましょうね。
ピーリングで角質を落とし過ぎている
本当のピーリングとは、美容クリニックなどでやる「ケミカルピーリング」のことです。市販のピーリング剤で洗顔するのは、角質を除去できるまでの効果は無いことが多いです。とはいえ、肌に刺激になっているのは間違いありません。
どちらのピーリングでも、角質を落とし過ぎると肌が弱くなります。肌が本来もっている「バリア機能」が失われてしまうんですね。つまり肌が刺激を受けやすくなるということ。ピーリングを頻繁にやっている人は、すぐにやめたほうが良いでしょう。
刺激の強い洗顔料とゴシゴシ洗顔
肌の赤みの原因がニキビの場合には、肌を清潔にしようとして、洗顔しすぎているのかもしれません。洗浄力の強い洗顔料は、刺激が強いものです。
またはゴシゴシと強く顔を洗っている場合もあるかもしれませんね。
洗顔料はなるべく刺激の弱いものを使い、丁寧にやさしく洗顔するようにしましょう。
メイクやタオルでこすり過ぎている
洗顔は気をつけて優しく洗ったのに、タオルで拭く時にゴシゴシ拭いていませんか?
また洗顔は気をつけているけど、メイクの時にこすっている場合もあります。
肌をこすってしまうのは、洗顔だけではないんですね。たとえばファンデーションを塗る時に、肌にこすりつけるように塗っていませんか?
せっかく洗顔で気をつけているのに、それでは意味がありません。なるべく肌はこすらないように気をつけましょう。
肌の赤みを改善する方法は3ヶ月続けよう
肌の赤みを改善するには、根気よく3ヶ月は続けてみるようにしましょう。どれも即効性のある改善方法ではありませんが、確実に改善へと導いてくれる方法です。
なるべく洗顔は、固形石鹸がおすすめ
肌にやさしい洗顔料を使うのも良いのですが、固形石鹸のほうが更におすすめです。液体やクリームの洗顔料には、界面活性剤が含まれていることが多いです。
肌にやさしいタイプなら不使用の場合もありますが、全部ではありません。そのため固形石鹸のほうが肌にやさしい場合が多いです。
また洗顔料を使いすぎるのも、肌へ刺激になる場合があります。でも固形石鹸なら、量を使いすぎることも少ないですよね。
紫外線ケアをしっかりとする
あまり外に出ないからと、紫外線ケアを怠っている人はいませんか? 室内でも紫外線を浴びていますし、冬でも紫外線が降り注いでいます。夏より弱いですけどね。
紫外線のダメージは、外に出る時間が少なければ良いというわけではありません。厄介なことに、毎日のように蓄積されていくんです。今日は5分しか外に出なくても、明日も5分外に出れば、それは10分紫外線を浴びていたことになります。
通常は5分以内なら紫外線の刺激はないと言われていますが、蓄積されることを忘れないようにしてくださいね。
スポンサーリンク
睡眠を充分にとり、ターンオーバーを活発にする
肌の赤みは、ターンオーバーを活発にすることで改善できる可能性が高いです。ターンオーバーを活発にするには、睡眠を充分にとることが必要です。
睡眠中に古い角質が剥がれ、新しい肌に生まれ変わります。これが肌のターンオーバーの仕組みです。
でも睡眠不足の場合には、ターンオーバーが正常にできなくなり、肌トラブルを改善できなくなります。肌の赤みを改善するには、とくに22~2時のゴールデンタイムに眠っていることが大切です。
食事の栄養バランスをしっかりする
肌の赤みを改善する方法で大切なのは、「睡眠」とともに「食事」も重要です。肌が正常な機能を取り戻して、自然と美肌になっていくためには、栄養バランスの良い食事が必要です。
その中でもとくに美肌に必要な栄養といえば、血行をうながすビタミンEは大切です。血行が良くなれば新陳代謝が良くなり、ターンオーバーが正常に戻ります。
その他のビタミンやミネラルも、バランスよく摂るようにしましょう。
とにかく、肌をこすらないようにする
肌の赤みを改善するには、とにかく肌をこすらないようにすること。肌に赤みがあるということは、すでに肌が刺激に弱くなっている状態です。
そのため肌をこすると、余計に悪化してしまうことが多いんです。
スキンケアに時間をかけるのは面倒な時もありますが、ここをスルーすると肌トラブルを改善できなくなってしまいます。
肌の赤みを予防する方法は「乾燥」させないこと
肌の赤みを予防する方法もあります。それは「乾燥」を防ぐことです。乾燥することで皮脂の分泌が多くなると、さらに炎症がひどくなることも多いです。まずは乾燥させないスキンケアに力を入れましょう。
乾燥により、炎症を引き起こす
肌が乾燥すると、刺激に弱くなり、炎症を起こしやすくなります。そのため赤みが出ることも多いでしょう。
また乾燥が皮脂を増やし、雑菌による炎症も引き起こしやすくなります。炎症をおさえるためには、保湿することが重要となるでしょう。
保湿することで、肌を刺激から守れる
肌が乾燥する理由は、加齢や花粉、睡眠不足などが原因になります。色々あるので、特定するのはむずかしいかもしれませんね。
どんな原因であれ、肌をしっかり保湿することで、刺激から守ることができます。
肌に栄養を与える美容液や、保湿クリームを使って徹底的に保湿しましょう。ただし皮脂分泌が多い場合には、ニキビになりやすいので注意が必要です。
睡眠や食事の栄養で乾燥を防げる
肌の赤みを予防する方法は、生活習慣も大事です。とくに「睡眠」と「食事」が、大きく肌状態を左右することでしょう。
生活習慣が整っていれば、乾燥を防ぐことも可能です。直接的なスキンケアではありませんが、じつは一番重要だったりします。
スキンケアと生活習慣で、赤ら顔は治せる
赤ら顔だと、何となく恥ずかしいですよね。でも大丈夫。ご紹介したスキンケアと生活習慣を実践することで、肌の赤みを改善できますよ。
根気よく続けることで、さまざまな肌トラブルを改善できます。肌の赤みだけでなく、ほかの肌トラブルも同時に改善することができるでしょう。