10月22日は衆議院選挙ということで、本日から期日前投票が始まりましたね。ところで、今回の選挙にからんで先日以下の記事が話題になってましたね。
「今回の選挙、くだらなすぎる」 投票棄権の賛同署名を集める東浩紀さんの真意とは?
投票棄権とか白票は意味ないよね
白票は無効票です。投票用紙に『うんこ』と書くのと白票は同じ扱いです。投票率には影響を与えますが白票が多いからといってなにも変わらないです。投票棄権は言わずもがな、ですね。
投票棄権や白票って実質は逆の効果(他の人の票の重みが相対的に上がる=すべての候補者を信任する)になるんですよね。
白票の数が多いとその選挙区の選挙が無効に無ればいいんでしょうが、残念ながら現状そういう仕組はありません。
投票棄権とか白票は与党へのアシストパスになるだけ
↓白票を勧める謎の集団
入れたい候補がいないとき、誰に入れてわからないときは棄権せず、"誰もいないよ!"と言いましょう!その思いを白票に込めて投票しましょう!その声は、きっと政治家達に、権力者達に伝わります。そして彼らはその声に配慮せざるを得なくなります。
投票棄権や白票が多いからと言って、政治家たちが是正するとか無いと思います。きっと「浮動票が減ってラッキー」くらいしか思いません。
各党の支持率は、自民党が31.2%、希望の党が4.8%、公明党が3.8%、共産党が2.7%、立憲民主党が4.4%、日本維新の会が1.3%、社民党が0.5%、日本のこころは0%、「特に支持している政党はない」が39.1%でした。
また、今回の衆議院選挙には候補者を擁立していない民進党は1.6%、自由党は0%でした。
NHKの事前調査では自民党が31.2%と圧勝ですが、「特に支持してる政党がない」と答えてる人が、39.1%もいます。いわゆる無党派層といわれている人たちですが、この人たちが投票棄権、白票で投票すると自民党が有利になるだけなんですよね。
投票率が下がると与党は喜びます。
支持政党がない場合『支持なし』って書いていいの?
答えはNOです。
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写真は昨年の参院選のですが選挙ポスターにこのような写真がありました。比例で支持政党がない場合は「支持なし」と書きましょう!という内容です
じつはこれ、「支持政党なし」という党名なんです。このポスターの通り「支持なし」と書いてしまうとこの政党に一票投じてしまうという罠。
今回の衆院選でも東京ブロックで4名の候補者を出してます。
これはほんと酷いと思ってます。なんとかならないんですかねえ。なにが酷いって全力で有権者を騙しにいってるとこですね。
これ→支持政党なし
さいごに
仮に現政権(与党)に反対していて、投票棄権、白票で投票しようとするならそれは与党にアシストパスを出してるだけなんですよね。反対する姿勢は投票することで示しましょう。