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簡単DIY!マクラメで作るプラントハンガー

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上から吊るされた観葉植物をご存知でしょうか?観葉植物や多肉植物を置いてインテリアを楽しみたいのに置き場所がない!そんな方におすすめなDIYがプラントハンガーです。紐の中に鉢を入れ、上から吊るすインテリア小物です。プラントハンガーはマクラメ編みという、紐を結んで装飾物を作る伝統的な手法で作られています。実は100均の材料だけで作れるんです。紐とはさみさえあれば作れてしまう、オシャレなインテリア小物を作ってみませんか?

マクラメとは?

海外の素敵なDIY収納

プラントハンガーは、マクラメを用いて作っていきます。マクラメは、紐を結んだり編んだりして装飾物を作る伝統的な手法のDIYです。石を包んでアクセサリーに、観葉植物を包んでプラントハンガーにと楽しみ方は様々です。

結び方や紐の配色などによって出来上がる模様が違います。一見難しそうなのですが、基本的な結びを覚えてしまえば、応用も利きます。

基本的な結び:タッチング結び

こちらはタッチング結びといわれる結び方で、巻き結びともいわれています。ミサンガ作りによく使われる手法です。

結び紐を芯へ2回巻き結んでいくと、片側に結び目が現れます。

  1. 結び紐を芯の上→芯の下の順に通らせ、芯に巻きつけます。
  2. 次は、結び紐を芯の下→芯の上の順に通らせ、巻きつけます。
  3. 適度な長さになるまで1と2を繰り返します。

基本的な結び:平結び

  1. 左紐を4を描くように芯の上に置き、左紐の上に右紐を乗せます。
  2. 右紐を芯の下を通らせ、左の輪の中へくぐらせたら左右の紐を引っ張り引き締めます。
  3. 次に右紐を逆4の形にして芯の上へ置き、右紐の上に左紐を乗せます。
  4. 左紐を芯の下を通らせ、右の輪の中へくぐらせたら左右の紐を引っ張り引き締めます。

平結びは、文字通り平編みです。4本の紐を左1・真ん中(芯)2・右1に分けて、左右の紐を交互に芯へ結びつけていく結び方です。

Instagram上で“#平編み”と検索すると、オシャレなブレスレットが出てきますよ。チャームを取り付けたり、アクセサリー作りに人気な結び方です。

基本的な結び:ねじり結び

こちらは、ねじり結びという結び方です。名前の通り、ねじりはちまきのような結び目が特徴です。上で説明した平結び同様、左1・芯2・右1に紐を分けて結んでいきます。平結びとは違って交互には結びません。平結びの結び方1~2を繰り返します。ただし、結び目が半回転したところで左右の紐を入れ替えて結びます。

平結びもねじり結びも、どちらも初心者向けですが、ねじり結びの方が簡単かと思います。ねじり結びに関しては、下のプラントハンガーDIYで詳しい結び方をご紹介しますね。

紐とはさみで簡単!プラントハンガーDIY

インテリアに欠かせない観葉植物。天井から吊るしてしまえば省スペースに。プラントハンガーでオシャレなインテリアにアップデートしてみましょう。今回は難しい結び方は一切なし!2本取りでひと結びをする簡単な作り方をご紹介します。

材料は紐とはさみだけ!

【材料】

・Tシャツヤーン(ダイソー)・・・1m50cm×8

・はさみ

・観葉植物(ダイソー)

ハンギングプランターDIYに必要なものは紐・はさみ・入れる観葉植物のみ。紐は太めの麻紐を使用することが多いようですが、今回はダイソーのTシャツヤーンで作ってみました。柄物やカラー紐を使ってお部屋を彩るのもオシャレですね。Tシャツヤーンは、伸びも良く肌触りが最高なため、DIYには最適なアイテムです。観葉植物の鉢にも馴染んでくれますよ。

ダイソーのTシャツヤーンは1玉9メートル程度。お好みのカラー1玉あれば十分でしょう。紐以外は買う材料はないので、ほぼ100円で作れる100均DIYが可能です!セリア、キャンドゥにもTシャツヤーンがありますので、お気に入りの紐を探してみてくださいね。

①1段目を作ろう

まず、1mの紐を8本用意します。今回小さな鉢のため1mに設定していますが、鉢の大きさによって長くしてくださいね。この8本を写真のようにひと結びします。

【ひと結びの結び方】

紐の両端を持ち、輪を作り両先端を交差させます。交差させた片方の紐を輪の中へ通して、左右の紐を引っ張れば“ひと結び”の完成です。子供の頃に習得する結び方ですね。

8本をまとめてひと結びをした部分を底にして、紐を4つに分けます。そして2本取りでひと結びをします。計4組の紐組にします。2本まとめて結ぶだけなのでとても簡単ですね。

②2段目を作ろう

2段目を結んでいきます。今度は、隣合う紐の組の1本をそれぞれ取り、ひと結びをします。同じように隣の紐同士を結んでいってください。

全4箇所を結ぶと、このようになります。

③3段目を作ろう

3段目も②と同様に結んでいきます。段々と網のようになってきましたね。ここへ鉢を入れて飾ります。今回は使用する鉢が小さいので、3段までにしておきます。

④鉢を入れて調整しよう

鉢を紐の中へ入れて、落ちないように鉢と紐の位置を調整します。そして、鉢を包み込むように上でひと結びをします。

⑤ねじり結びを追加でオシャレにワンランクアップ

最後の仕上げにいく前に、センスアップ!上で紹介したように、結びには色々な種類があります。さて、ねじり結びの結び方をご紹介したいと思います。鉢を入れて上でひと結びをしましたが、ここからねじれたロープのような編み目になる“ねじり結び”をプラス。ちょっとオシャレに装飾してみたいと思います。

【ねじり結びの結び方】

まず、8本の紐の両端を取り、残りの紐6本は芯にします。

  1. 左紐を芯の上に置き、4の字を描くように置きます。
  2. 右紐を芯の下へ通し、左に出来ている輪のなかへくぐらせます。両端を引っ張り、紐を引き締めます。
  3. これを数回繰り返すと結び目が半回転してきますので、半回転を目安に両端の紐を入れ替え、結びます。
  4. 好みの長さになるまで繰り返しましょう。長めに作るとオシャレですよ。

フック掛けを作って完成!

プラントハンガーは上から吊るすもの。フック掛けの穴を作りましょう。こちらも紐の上部でひと結びするだけでOK。

ハイセンスな観葉植物にアップデート!

出来上がったら窓辺などに吊るしてみてください。上から吊るしたほうが断然オシャレです。

今回のDIYは、結んでいくだけなので初心者の方も安心して取り組めますが、注意する点としては、最初に準備する紐の長さです。今回は小さな観葉植物の鉢を使ったので1m50cmの紐で足りましたが、使用する鉢の大きさによっては2m以上必要な場合もありますので、ご注意ください。

簡単だから楽しい!結ぶだけの空間インテリア術

窓辺に飾るのも良いですが、上から吊るすとういう空間利用も素敵です。インテリアの脇役から一目置かれる存在に。プラントハンガーの見た目は難しそうですが、試してみればとても簡単です。誰しもが日常使っている結び方でサクサク作れてしまうところが、プラントハンガーの良いところですね。

100均にある身近な紐を使ってプチプラDIY!「上から吊るす」という空間利用術で、ハイセンスなインテリアを楽しんでみてくださいね。

平結び、ねじり結び、巻結びを応用していけば、写真左にある壁掛け・ウォールハンギングもDIYすることができますよ。Instagramで話題沸騰中なのでチェックしてみてくださいね。

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