経済鉄道グッズの「日車夢工房」終了へ 日本車両が年内めど日本車両製造(名古屋市)は11日、鉄道グッズ販売事業「日車夢工房」を年内をめどに終了すると発表した。米子会社の不振で業績が悪化しており、関連事業として整理を決めた。 夢工房は1999年にスタート。列車の精密模型や玩具、鉄道で使われるメロディーを使った目覚まし時計など、累計約800種類の商品を企画販売した。年始まで扱う福袋を除き、ネット販売は12月31日午後11時59分で終了する。 2003年から12年には名古屋市東区に直営店を構え、子どもや鉄道ファンの人気を集めた。事業開始から右肩上がりだった売り上げは、高額品の販売終了も相まって、08年をピークに減少に転じていた。 さらに他社が精密模型などを手掛けるようになり、「鉄道車両事業のPRという当初の役割は果たした」(広報)としている。 (中日新聞)
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