こんにちは、たけのこです。
今回は私のフェルトルームシューズの三作目の作品です。
※前回まではこちら
フェルトルームシューズ製作記録②ブーツ型シューズを作ってみた
今回は足首まで温めます!
前回までの作品はどちらかと言えばスリッパでした。
でも冬の足は冷えがちです。
そのため冷え性の嫁のために足首まで隠れるブーツ型シューズを作ってみました。
特徴としては前回までと違いメリノウールではなく、ロムニーウールを使っていることです。
メリノウールは軽くて柔らかい風合いが特徴ですが、毛玉になりやすいところがありました。
そこで今回は毛玉になりにくいロムニーを素材として使用しています。
外はしっかり、中はふわふわ
またインナーと外側の色に変化をつけて作成してみました。
そのため、外側と内側の収縮具合を調整し、外側は強度を出すためにしっかりめに収縮させ、内側はフワフワ感を出すためにあまり収縮させませんでした。
これがうまくいって中は見事にふわふわです。
ステッチでアクセントをつける
デザイン性を高めるためにステッチをつけてみました。
ただ、裁縫慣れしてない私が縫製しているので、ちょっと見た目に問題ありですね。
もっと縫製の特訓が必要と感じました。
フチの強度やデザイン性を高めるためにも必要な技術です。
サイズ感の問題
足首に切れ目をつけていることがわかるかと思いますが、これは口のサイズが小さく嫁が履けなかったためにつけたものです。
足首周りのサイズ感を測り忘れていたのが失敗でした。
でもこれはこれで、別のデザインとして生かせそうです。
この後、ボタンをつけてみようと思います。
完全に失敗のソール
これは完全に失敗です。
ウールだけでは滑ってしまうため、ソールにレザーを採用しましたが、足のサイズに合わせてレザーを裁断したためシューズの底に合わなくなってしまいました。
それでもソールとしての機能は十分。
フローリングでも全く滑りません。
縫い方にも課題を感じますね。
やはり縫製が課題です。
レザーの色については、突っ込まないでください。
予算の問題なんです。
3足目は成功と失敗を体感
それでも三足目はうまくいった方だと思います。
課題は多くありますけどね。
子供用サイズで製作方法の見直しと、縫製技術磨きが次の仕事です。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
ウールの新たな可能性
義理母にフェルトのコースターを作ってあげたところ、なんと額に入れて飾ってくれました。
でも、こうしてみると一種の芸術作品にも見えます。
フェルトの絡み具合はある程度、調節できるものの、最終的な出来は予想がつかないことがあります。
それがこうしてアートに見えることがあるのです。
これはちょっと面白いかもしれません。
また何か作ってみようと思います。