1ヶ月前には机に頭を打ってCTを、1週間にはバスの天井に頭をぶつけていた。
とても良かったが、まだ続きがあるらしい。
脳の血管を見ると太いらしい。
そして、医者は今は20だとこれからどんどん酷くなると言い出した。
確かに、中学生高校生の時に酷い頭痛が一週間に1回以上はあった。
全く、受験勉強が出来ない日もかなりあったし家庭教師がそんな日に来るものだから苦しんで全く出来ないもので舌打ちもされた。
おまけに内蔵の持病の薬の副作用で皮膚はニキビやら膿やら脂が吹き出て皮膚はグチャグチャである。
運が悪いのだ。
何もかもモチベーションはなかったから関関同立の底辺しか受からなかった。
母親も頭痛があるとか言っていたから、普通だと思っていたがそんなことはなかったのだ。
自分は何に耐えていたのか、なんのために色々とやってきたのか分からなくなる。
今も、ひどく深く抉れたニキビ跡と脂で皮膚は見苦しい始末だ。
医者は自分の脳の画像のポツポツと白いところを見て、本当に軽い脳梗塞のようなものだと説明した。
これを積み重ねると年をとった時に、物忘れが激しくなったりするらしい。
仕方がないので、頭痛用の薬を出された。
医者の言っていることがどこまで本当なのかは分からないが、薬を飲んだら頭痛は治まった。
醜い容姿を出来る限りどうにかしないといけないと街の顔の良い男女を見て感じた。
そして、何故か現代社会においてものは売れないから投資をするべきなのだろうと皆が投資に走る理由を思った。