イベント情報
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2017年(平成29年度)
  
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第2回 SPARC Japan セミナー2017 (オープンアクセス・サミット2017)
「プレプリントとオープンアクセス」

日時

平成29年10月30日(月)11:00-16:40(予定)

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場所

国立情報学研究所  12階 1208,1210会議室

10/16(月) 午後より 申込受付を開始する予定です。

更新記録

・ウェブページを公開しました。(2017/10/11)

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アウトライン

【概要】

  オープンアクセスは,主にリポジトリを活用するグリーンOAと,ジャーナルを無料化するゴールドOAと呼ばれる方法のいずれかによって実現されると考えられている。arXivを嚆矢とする分野別プレプリントサーバはこれまでリポジトリの一種別として位置付けられ,かつ,査読の前の草稿であることが原則であるため,研究成果の商業的流通への影響が少ない存在として理解されてきた。しかし,なかなかプレプリント流通が普及しなかった化学,生命科学の分野でも近年急速にプレプリント掲載数が増加する傾向が顕著となり,有力な学会誌をもつ国際学会(ChemRxivのACS他)や商業出版者(BioRNのElsevier)がプレプリントサービスの提供に参入してきている。さらに,これらのプラットフォームはデータ公開を含めて設計されており,オープンアクセスの展開におけるプレプリントサーバの位置づけは大きく変化しつつあるといってよい。 

  今年度の第2回目のSPARC Japanセミナーでは,プレプリントサーバの機能,運営の約30年の変遷を振り返りつつ,この変化の渦中にある研究者からの提言,さらに研究者ネットワークの商業出版者にとっての意義を論じ,研究推進への寄与,持続性のあるビジネスモデルの構築,質の確保などの将来の課題を含めてこれからのオープンアクセスを展望する。

【参加対象者】
研究者,図書館員,URA,学術出版職にある方々

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プログラム
司会: 坊農 秀雅 (情報・システム研究機構 ライフサイエンス統合データベースセンター)

時間

内容(予定)

講師

11:00-11:10

開会挨拶/概要説明

坊農 秀雅
(情報・システム研究機構
ライフサイエンス統合データベースセンター)

11:10-11:55

arXiv.org の次世代システムの公開と戦略

引原 隆士
(京都大学図書館機構長
/arXiv.org会員コンソーシアム代表)

11:55-13:00

休憩

13:00-14:00

なぜSSRNはElsevierからBioRNを提供するのか

Gregg Gordon
(Managing Director, SSRN)

14:00-14:10

休憩

14:10-14:55

プレプリント各論(1)

化学分野におけるプレプリントの位置付け・課題等について

生長 幸之助
(東京大学大学院薬学系研究科
/化学ポータルサイトChem-Station副代表)

14:55-15:40

プレプリント各論(2)

生命科学分野におけるプレプリントの位置付けや経験について,統合TVについて

小野 浩雅
(情報・システム研究機構
ライフサイエンス統合データベースセンター)

15:40-16:00

休憩

16:00-16:30

全体議論

【モデレーター】
坊農 秀雅
(情報・システム研究機構
ライフサイエンス統合データベースセンター)

16:30-16:40

閉会挨拶

(国立情報学研究所)

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参加費
無料
参加申込
10/16(月) 午後より 申込受付を開始する予定です。

申込期限: 平成29年10月26日(木)

定員: 70名

  •   動画中継を行う予定です。詳細は当日までに,Webサイトにてお知らせします。
     なお会場の通信環境によっては,中継中断の可能性もございますのでご了承ください。
  •   動画中継をご利用の場合はお申し込みの必要はございません。
  •   会場の都合により,申込期限の10/26(木)より前に受付を締め切る場合がございますのでご了承ください。
  •   締め切り後に参加ご希望の方は,恐縮ですが当日の動画中継をご利用いただくともに,終了後に当サイトで公開する資料等をご参照ください。

お問い合わせ先: 国立情報学研究所 学術基盤推進部学術コンテンツ課支援チーム SPARC担当
E-mail co_sparc_all@nii.ac.jp FAX 03-4212-2375

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最終更新日:2017年10月11日

 
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