￥ 2,916

通常配送無料 詳細

残り5点（入荷予定あり）在庫状況について

この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。ギフトラッピングを利用できます。

1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。

お届け先住所

住所を選ぶ

この商品をお持ちですか？マーケットプレイスに出品する

裏表紙を表示表紙を表示

サンプルを聴く再生中... 一時停止 Audible オーディオエディションのサンプルをお聴きいただいています。

2点すべてのイメージを見る

「集団主義」という錯覚―日本人論の思い違いとその由来単行本 – 2008/6/25

高野陽太郎 (著)

13件のカスタマーレビュー

その他（）の形式およびエディションを表示する他のフォーマットおよびエディションを非表示にする

Amazon 価格

新品

中古品

単行本

"もう一度試してください。"

￥ 2,916

￥ 4,859

単行本
￥ 2,916 ￥ 4,859 より 4 中古品の出品￥ 2,916 より 2 新品

キャンペーンおよび追加情報

本カテゴリの商品を2500円以上購入で買取金額500円UPキャンペーン対象商品です。商品出荷時に買取サービスでご利用いただけるクーポンをメールにてご案内させていただきます。詳細はこちら (細則もこちらからご覧いただけます)

【人気のジャンル】 コミック・ラノベ・BL | 雑誌 | 写真集 | 文学・評論 | 絵本・児童書 | ビジネス・経済 | 新書・文庫 | 新刊・予約 | 和書TOP
【出版社の方へ】書籍の在庫率UPで販売を促進。詳しくはe託販売サービスの詳細ページへ。
【古本ストア】コミックや大人買いしたいセット本、バックナンバーも豊富な雑誌など古本ストアのページへ。
【社会・政治・法律】政治、外交・国際関係、法律、福祉ほか社会・政治・法律のページへ。
【大人買いでイッキ読み！】コミックセット、絵本セット、文庫セットほか、充実の品揃え。セット本ページへ。

よく一緒に購入されている商品

総額: ￥5,832

ポイントの合計: 176pt (3%)

選択された商品をまとめて購入

対象商品:「集団主義」という錯覚―日本人論の思い違いとその由来 - 高野陽太郎単行本￥2,916
残り
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
通常配送無料（一部の商品・注文方法等を除く）詳細
鏡映反転――紀元前からの難問を解く - 高野陽太郎単行本￥2,916
残り
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
通常配送無料（一部の商品・注文方法等を除く）詳細

この商品を買った人はこんな商品も買っています

ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1

このショッピング機能では、継続して項目が読み込まれます。このカルーセル外にナビゲートするには、見出しのショートカットキーを使用して、次または前の見出しに移動してください。

高野陽太郎

 6

単行本
￥ 2,916

Kindle化リクエスト
このタイトルのKindle化をご希望の場合、こちらをクリックしてください。

Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。

商品の説明

内容紹介

広く流布する日本人論の検証を通して明らかになった、状況の力と思考のバイアス。国家、民族間に溝をつくりだし、しばしば政治的な対立を激化させる文化的レッテルへの警鐘。

内容（「BOOK」データベースより）

商品の説明をすべて表示する

登録情報

単行本: 360ページ
出版社: 新曜社 (2008/6/25)
ISBN-10: 4788511150
ISBN-13: 978-4788511156
発売日： 2008/6/25
梱包サイズ: 18.8 x 12.8 x 2.4 cm
おすすめ度： 13件のカスタマーレビュー
Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 23,855位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 53位 ─ 本 > 社会・政治 > 社会学 > 日本論
- 1005位 ─ 本 > 社会・政治 > 社会学 > 社会学概論

さらに安い価格について知らせる
この商品を出品する場合、出品者サポートを通じて更新を提案したいですか？

目次を見る

この商品を見た後に買っているのは？

「おろかもの」の正義論新書

小林和之

 14
22個の商品：￥94から
鏡映反転――紀元前からの難問を解く単行本

高野陽太郎

 6

￥2,916
木を見る西洋人森を見る東洋人思考の違いはいかにして生まれるか単行本

リチャード・E・ニスベット

 24
17個の商品：￥940から
社会心理学ショート・ショート―実験でとく心の謎単行本（ソフトカバー）

岡本浩一

 4

￥1,512

カスタマーレビュー

5つ星のうち4.2

星5つ

星4つ

星3つ

星2つ

星1つ

カスタマーレビューを書く

すべてのカスタマーレビューを見る(13)

トップカスタマーレビュー

レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。

神話の解体

投稿者若村さき2012年12月6日

形式: 単行本Amazonで購入

一般的ともいえる、「日本人＝集団主義」「アメリカ人＝個人主義」という認識に対して、それは錯覚であるとし、日本人もアメリカ人も、時には集団主義的にもなるし、別の時には個人主義的にもなるということを、豊富な事例、実験にもとづいて主張している本です。もちろん、この本が全面的に正しいとまで断言することはできませんが、主張は概ね首肯できる、説得力のあるものだと思います。

特に興味深かったのは、日本人の集団主義的行動の極北ともいうべき、戦時下の実態の紹介です。

・1942年の「翼賛選挙」において、非翼賛系の候補者が85名当選している（203頁）。
・軍需工場でも無断欠勤があり、ひどいところでは、出勤率が65％のところもあった（つまり欠勤率35％）（204頁）。
・戦時中、しかも末期の1944年でも全く争議の件数は減少していなかった（204頁）。

戦時下といっても、ゴリゴリの集団主義ではない面もあったということです。

0コメント 28人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか？はいいいえ

緻密な論説だが、大衆受けを嫌ったのが残念

投稿者@delmonta_iijima2015年2月22日

形式: 単行本

本書では、「日本人は集団主義的」「（日本人と対極にある）欧米人、特に米国人は個人主義的」という通説を徹底的に追及する。著者がライフワークとしてきたテーマの一つについての集大成である。

この研究では、「〜という気がする」という主観的評価を排し、アンケート調査や模擬環境実験といった「数字ではっきりと白黒がつく実証データ」を使って、通説を細部まで徹底的に問い詰める。心理学の歴史を学んだ人なら、即座に「無心像思考論争」「内観法の限界」という話が思い浮かぶだろう。

本書で繰り返し述べられる主張は、「人間の精神活動は個人やグループ自体の資質よりも、その人（やグループ）を取り巻く様々な環境要因に極めて強力に支配される」という一点である。日本が集団主義と言われるようになった最大のきっかけである「大東亜戦争」時代の軍国主義も、同時期のナチスドイツの暴走も、日本にはABCDライン、ドイツにはヴェルサイユ体制といった外からの圧力に耐えかねて舵を誤ったというのがコトの本質である。この「資質より環境」という主張は、心理学の様々な分野において、いまや常識となりつつある。

（ところで、レビューの中に「ハイコンテクスト文化 vs ローコンテクスト文化」という点を指摘している方がいらっしゃる。確かに今の日本の企業社会はハイコンテクストな人材を期待しているように見えるが、だとすれば、「いつの時代でも日本社会は一貫してハイコンテクストだったのか？」ということを問い直してほしい。もちろん、過去の人にアンケート調査をすることなど不可能だが、本書の主張からは「たとえば戦国時代や幕末・明治の激動期あたりには、もしかしたら日本の論壇は今よりもローコンテクストだったのではないか」という推測が成り立つ。）

さて、そんな本書であるが、「日本人が集団主義的でないとすれば、代わりにどんなレッテルを貼って日本人を理解すべきなのか」という問いには答えていない。もちろん、本書の要点をきちんと理解した読者であれば答えは自明だ。「そんな単純化されたレッテルなど存在しない」。しかし、えてして「大衆」と「マスゴミ（濁点注意）」は単純明快な、いや、単細胞といったほうがニュアンス的に近いかな、そういう乱暴な論説を好むのである。これはたとえば、米国が30年前には盟友であったサダム=フセイン政権を完膚なきまでに叩き潰し、あまつさえサダムを粛清するに至るまでの世論の推移を冷静に振り返ってみれば明らかだ。

そして、ここに本書の難点がある。生粋の学者肌の著者だけあって（大学の講義では「民放のバラエティ番組への出演依頼は断っている」と公言しているほどである）、安易な単純化を巌に慎むべしというポリシーは本書でも健在である。しかし、社会環境の決定権の多くを握っている「大衆」は、上述のように単純・簡潔・乱暴な論調を無批判に受容し、逆に本書のようなスタイルの論説は「明快性に欠ける」と称して拒絶する傾向にある。従って、本書によって世の中がよい方向に変わることもあまり期待できない。

そういう事情なので、「学問の成果は実用化してこそ価値が出る」という主義の私には、本書はいささか空虚に映る。たとえば、本書で「環境が重要」と説いたところで、企業社会にはびこるパワーハラスメント・モラルハラスメント（の被害で私は二度も失職したのだ）の問題解決にはつながらないだろう。日本人論からは少し脱線してしまうが、そういう応用分野（にはきちんと、「産業心理学」「産業医学」という名前がついている）で花を咲かせてくれる後継者の登場が望まれる。

0コメント 10人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか？はいいいえ

題名（提議）はすばらしい。さらに次を期待します。

投稿者敬天愛人2012年4月1日

形式: 単行本

この題名、そしてその投げかけ、は本当にすばらしいと思います。多くの日本人、特にある一定の年齢以上の人はは確かに集団主義という錯覚を起こしている可能性があると思います。私は長年、中国とアメリカでビジネスをし、生活をしてきましたが、ビジネスでの経験は、日本人は指示するだけで行動を起こす一方で、アメリカ人や中国人には、個人の損得と、なぜそれが必要かを明確にすることをしなければ、なかなか行動に移さない、と思っていす。生活面で言えば、アメリカ、中国は、周りの人の目を気にしません。だから、服装もとても気楽です。（アメリカでのパーティーなどは例外ですが）日本は他人の目を気にするため、常に周囲の目を気にする必要があります。

これらの事象を、こういう投げかけがなければ自然に集団主義という一言で片付けていたでしょう。

著者は社会心理学者らしく、まず、調査結果により、集団主義の投げかけに疑問を呈します。たとえば親と意見が合わない場合あなたは親の意見に従いますか？などの質問です。そしてその後、集団主義という論説を取る根拠を列挙します。たとえば稲作は集団の規律を重んじる農業のため歴史的に集団主義になりやすい、というものです。しかし、それを、歴史上の例外事項、たとえば明治時代の学校で反発する生徒の例を列挙することで論破します。その後、なぜ集団主義という錯覚が起こったかをバイアスという概念で説明。要は集団主義と思ってみれば、多くの事象がそのように見える、というものです。

ただ、本書は残念ながら、集団主義という錯覚を取り除くことのみに集中しており、実際に違う”何か”の解決には向かっていません。

著者に対する願いとしては、是非、次は私たちがなんとなく感じている、”日本人らしさ”、に焦点を当て、集団主義ではない切り口で解きほぐしてくれればと願います。

0コメント 11人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか？はいいいえ

「科学的データ」と「実感」の間にあるもの

投稿者Amazon Customer2009年1月3日

形式: 単行本Amazonで購入

アメリカは個人主義，日本は集団主義という一般的に受け入れられている概念を，実証的な心理学的研究をもとに否定している．質問紙による研究，実験による研究の多くが，この概念を支持しないことはとても興味深い．加えて，日本人が集団主義であるという概念が受け入れられることになった背景にも焦点をあて，社会心理学的な議論を展開している．十分説得力のある説である．

ただ，視点をずらして体験的に考えてみると，アメリカ人と日本人の周りとの接し方が異なることは事実のような気もする．アメリカ人の方が，かなりはっきりと物を言う．この矛盾はどこから来るのだろうか？　本当に錯覚なのだろうか？　あるいは論じられている集団主義の定義自体が西洋的で，もっと別の定義が存在するのだろうか？　たとえば，お互いに明確な意見を表明せずに相手を理解する土居健郎氏の「甘え」の概念を考慮すれば，知らないうちに考えを次第に共有していくという集団主義ができる．明確な意見を表明しないのだから，相手の意見に従う”明示的な”集団主義ではない．表面上に現れる些細なことには個人主義的にふるまっていても，”潜在的に”既に集団主義の一員となってしまっていると考えられるのではないだろうか？　ここで示されている研究が，そこまで対応できているかには疑問が残る．心理学でいう妥当性をどうとらえるかが，今後の課題ではないだろうか．

いずれにせよ，自分が所属する「日本人」という集団について科学的に思いを巡らすには格好の書物である．

0コメント 44人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか？はいいいえ

日本人論の解体

投稿者ソコツベスト500レビュアーVINEメンバー2008年7月12日

形式: 単行本

日本人は集団主義、欧米人は個人主義、この思い込みの誤りを実証的に徹底的に批判し、究極的には日本人論のみならず全ての本質主義的な国民性（文化）論の過ちを思い知らせる本である。日本人論の危うさやイデオロギー性を批判する議論はこれまでもあったが、ここまで体系的な批判書は従来になく、批判が徹底し過ぎてやや冗漫な印象はあるにせよ、必ず有益な読書体験をもたらしてくれるだろう。
『菊と刀』をはじめとする著名な日本人論と、それに対する反日本人論を紹介しつつ、なぜか今だ後者よりも前者の方が世間的には信憑性が高いという状況を確認した後、そのような状況がなぜ成立したのか、という謎の解明とともに、著者の実証的な反日本人論が展開される。「敬語」や「いじめ」や「日本的経営」から日本人の集団主義を説く言説の誤解を各種の先行研究を参照しつつ論破、集団主義を「実証」したとする従来の研究の不適当さを指摘、そして歴史上あるいは現代日本人の行動の中から個人主義的なものをいくつも指し示し、日本人＝集団主義の説が成り立たないことを明らかにする。
この誤った通説が成立した（している）のは、戦時下における集団性の強化という、前世紀の日本で確かにみられた現実を、どこの国でも状況に応じて起りうる一時的な行動パターンと理解せず、それが日本人に不変の「性格」だと認識したことの誤りにあると著者は結論づける。いったん出来上がってしまった認識のあり方は、それとは背反する事実を見えなくし、逆にその思い込みを強化する事実ばかりを「証拠」として収集させてきた。特に、日本をよく知らないが権威のある欧米人が語るバイアスのかかった日本人論を、多くの日本人がありがたく受け入れてしまい、そのバイアスのかかった目で現実を見てきたのが悪かった。
そのような安易な考えをせず、日本人にせよ他国の人間にせよ、ひとりひとりの言動や性格をよく観察し反省しながらものを考えよう、と著者は最後に提言する。そうすれば、世の中にあるのは「文化」の差異というよりは個人の差異であり、また状況に応じて変化する個人の性格の差異であることに気がつき、特定の人間集団に固有の性格などを抽出することはほとんど不可能であることが判明する。
それが判明した後では、日本人論などは成立しなくなる。よって日本人論をやっている人々が、愚かにみえてくる。

0コメント 60人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか？はいいいえ

日本人は集団主義？否

投稿者いの字2009年1月21日

形式: 単行本

本書に挙げられた実験で、真に文化・社会を捉え、日本人の主義的行動を立証できたことになるのかは甚だ疑問である。実験には少なからず条件が付随するので、行動における選択肢が限られてくる。本来、実験の目的は結果であり、プロセスではない。実験には、人為的に結果を導くための、意図された作成目的があり、被験者はまるで、選択肢として意図的に用意された数本のレールのうち、選択した一つの上を、意思なく走っているようである。意思がないため、結果とプロセスの因果関係もない。単にどのレールを選んだかを調べるだけであり、ただ恣意的に結果を求める観測者の都合に合わせているとしか思えない。実験という狭い範囲での結果が、広範多岐な文化を捉えることは、やはり妥当ではない。文化や社会は不特定多数の個人が作るわけではない。文化や社会は、不特定多数の集団が作るのである。加えて、サブカルチャーの出現、発展に伴い、文化・社会は今日においても成長し続けている。文化や社会はその確立されるまでのプロセスに意義があり、つまり、本書に挙げられた実験では、文化・社会の成長過程の間に結果を求めることになり、一時的な結論しか導き出せないのである。

0コメント 11人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか？はいいいえ