青汁で生活習慣病を予防?本当に高血圧・肥満対策できるか徹底調査

青汁比較ナビコラム写真

何気なく聞く「生活習慣病」ですが、厚労省の定義によると、食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣が、その発症や進行に関与する症候群のことを言います。

各習慣によって発症する疾患は違いますが、有名な疾患で言えば、
・糖尿病
・肥満症
これらではないでしょうか。

どれも聞いたことあるけど、私にはまだ無縁だなって思いますね~。
生活習慣病は日々の習慣が積み重なって発症します!
油断はできないですよ!
なんだか怖くなってきたわ…!

日々の習慣が積み重なって生活習慣病として表に現れるので、例え20代であってもその可能性は十分にあり得ます。それでは、習慣が関係している「生活習慣病」と「青汁」の関係とは一体何なのでしょうか?

食生活には関係してきそうですね。
本当に青汁と生活習慣病が関係しているのか見ていきましょう!

目次

青汁を飲めば肥満解消?生活習慣病を予防・改善できるのか徹底調査

生活習慣病と聞いて思いつくのが、糖尿病や肥満症ではないでしょうか。

メタボはまた別??
メタボには基準値などが設けられており、定義があります。どちらも生活習慣病に関わるものです。

具体的に生活習慣病にはどのような疾患があるのか、またそれらの原因を見ていきます。

そもそも生活習慣病には何がある?

最初に挙げましたが、生活習慣病にはどんなものがあるのか、幅広く挙げてみます。

・糖尿病
・肥満症
・脂質異常症
・高血圧症
・大腸がん
・歯周病

など

生活習慣病は循環器の疾患に繋がる可能性もあります。
気管支炎などの呼吸器系疾患の場合、喫煙をしている人は要注意です。

糖尿病でいえば、予備群は1,000万人を超えるとも言われています。

発症をしていなくても、予備群である可能性は十分にあるんです。ただ、発症をし治療をする人の割合は年々増えています。放置せず、治すという考えの方の割合が増えたのは良いことではないでしょうか。

日々の生活が積み重なって”生活習慣病”に

日々の”悪い”習慣が積み重なって、生活習慣病となって現れます。

不規則な生活

夜更かしや、1日1食しか食べないなど、不規則な生活をしている方が増えています。また睡眠不足は疲労を溜めてしまいます。1日3食摂る事は肥満予防にもなります。また、運動不足も肥満やコレステロール値を高める原因になるので、運動習慣をつけるようにしましょう

食生活の乱れ

魚や野菜の摂取量が年々減っています。高カロリーかつ油ものばかりの食事が続くと、肥満や脂質異常症(血液中にふくまれるLDLコレステロールや中性脂肪(トリグリセライド)が、一定の基準よりも多い状態、もしくはHDLコレステロールが一定の基準よりも少ない状態)の原因になります。

飲酒、喫煙

特にたばこは他の生活習慣に比べて死亡するリスクが高く、生活習慣病の対策として禁煙運動をしている国もあるほどです。お酒に関しては、過度に摂取してしまうと糖尿病や消化器系の疾患になる可能性があります。適度に押さえるのが吉です。

この他、遺伝も生活習慣病の原因と考えられてもいますが、日々の食習慣、生活習慣が原因となる場合が多いです。

生活習慣病というくらいですので、習慣が原因になります。
毎日寝不足よ~…。
8時間は寝たほうがいいって聞くけど、無理じゃない…?
確かに8時間だと帰宅してすぐ寝なきゃいけない、という方もいるでしょう。毎日決まった時間に寝て起きる、これだけでも生活リズムは整いますよ。

肥満や高血圧は青汁を飲めば予防・改善できるのか

ダイエット青汁なんて呼ばれるものが登場しているので、肥満に対して効果がある!とも言えますが、青汁を飲んで100%対策できるというわけでもありません。

ダイエット青汁って言うくらいだから、痩せられるんじゃないの?
あくまでダイエットの”サポート”なので、
青汁を飲むだけで痩せられるわけではありません!!!
えっ…!

最初に青汁と肥満の関係について、そして高血圧症との関係を見ていきます。

生活習慣病の元「肥満」の原因と青汁の関係

肥満
青汁は医薬品ではなく、健康食品です。「ダイエット効果があった」のような、薬事法に引っかかりそうな表現をしているサイトもありますが、青汁が持っているのはダイエット”サポート”効果です。 
継続して飲んで、太りにくい体質をつくるイメージですね。
毎日飲まないとダメよね~~~。

ダイエット青汁の多くは、夕飯等と置き換えするタイプになります。
ただし、最初から置き換えをしようとしてもリバウンドの可能性が十分にあります。

ですので、特にダイエット青汁を選ぶ必要はないと思います。

肥満予防のために摂取したいのが”食物繊維”なので、食物繊維を多く含んでいる明日葉の青汁が効果的です。

食物繊維

食物繊維には腸内環境を整え、便秘解消に作用してくれる働きがあるので、青汁を毎日継続し便秘になりにくい体質をつくることで、余分な脂肪などをため込むのも防ぐことができ、肥満になりにくい体質をつくることが期待できます。

また、食物繊維は水分を吸収して膨張するので、満腹感を得ることができます。食べ過ぎを防ぐためにも有効です。


ただ、青汁1杯程度で摂取できる食物繊維はとても少なく、継続することが前提です。
普段の食事に納豆やモロヘイヤ等を入れると良いでしょう。

代表的な生活習慣病「高血圧」の原因と青汁の関係

「青汁を飲むと血圧が下がる」という意見を見ますが、本当に血圧を低下させる働きがあるのでしょうか。

血圧を上げる原因に、塩分の摂りすぎがあります。塩分を摂ったことによる血圧の上がり幅は人によって違いますが、塩分の摂りすぎで血圧が上がることは間違いありません。ですが、塩分は必要な栄養素でもあるので適度に摂取しなければいけないんです。

塩分(ナトリウム)を過剰に摂取していると血圧が上がってしまいます。ただ、塩分は必要な栄養素なので体の調子を整えるためにも、適度に摂取しないといけません。
激しい運動をした後には塩分補給したほうがいいとか言うもんね。

そんな塩分を排出する働きがあるのが「カリウム」です。

カリウムとは?

カリウムはナトリウム(塩分)を適切なバランスに保つよう、余分な塩分を体外に排出する役割を持っています。むくみ解消にも有効だとされている栄養素です。
摂りすぎた塩分を排出してくれるのがカリウムです!

明日葉と大麦若葉に多く含まれているので、青汁を選ぶのであれば明日葉か大麦若葉を原料にしているものを選ぶのが良いでしょう。ただ、食物繊維と同様に青汁1杯に含まれるカリウムは多くありません。


カリウムを多く含んだ食品を少しずつ取り入れて、青汁をプラスするのが効果的です。

・野菜類
ほうれん草、かぼちゃ、ごぼう、春菊、にんじん

・芋類
さつまいも、さといも、じゃがいも

・豆類
納豆、枝豆、豆腐

など、1日1食でも意識をすれば、カリウムの恩恵を受けることができます。

STOP

カリウムを多く含んでいる食品を摂っているからといって、塩分過多の食事(加工食品など)をしていては意味がありません。食生活を見直した上で、カリウムの豊富な食品を取り入れましょう。

日々の食事内容を見直して、青汁もプラスしましょう。
やっぱり習慣を変えないとダメですよね…。
意識してみます。

青汁を継続すれば、少なからず予防のためにはなる

青汁に含まれている「食物繊維」や「カリウム」が、肥満・高血圧に作用します。当然のことですが即効性はなく、青汁を飲んだそばから血圧が低下することはありません。

毎日1杯でも継続をすることができれば、肥満や高血圧の予防に役立つ可能性があります。だからといって、食生活を変えないというのはNG。

しつこいようですが、青汁は継続することが大切です!
毎日1杯だけでも飲めばいいの?
たくさん飲めば効果があるものではないので、継続することが重要ですよ。

生活習慣病の予防には毎日の食事が鍵

いくつもある生活習慣病は、毎日の食事が大きく関わっています。いくら青汁を摂っていても、普段の食生活が乱れていたら元も子もありません!

まずは、食生活を見直しましょう!

食生活の見直しの話に移る前に、青汁の原料である明日葉・大麦若葉・ケールが持っている、生活習慣病に関係のある栄養素について見ていきたいと思います。

明日葉・大麦若葉・ケールの青汁の特徴

各原料に含まれている、生活習慣病に関わる栄養素を見ていきます。

明日葉

明日葉には「カルコン」という明日葉にしか含まれていない特有の成分が含まれています。ポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用を持っています。内臓脂肪の蓄積を防いだり、血糖値を改善したりする働きがあるとされており、肥満・高血圧対策としても有効な成分です。

そのほか食物繊維や、脂質の代謝を促すビタミンB2などが含まれています。

大麦若葉

食物繊維はもちろん、抗菌作用のあるビタミンC、カルシウムなど含まれており、明日葉やケールに比べて栄養価が高いのが特徴です。

ケール

心血管系疾患の予防に期待できる葉酸や、たんぱく質、食物繊維、ミネラルを含んでいて、他原料同様に生活習慣病の予防に働きます。抗酸化作用も持っているので、体調を崩さない体づくりもできるでしょう。
それぞれ良い点がありますが、生活習慣病を考えると明日葉を原料にした青汁がオススメです。
極の青汁(サントリー)
極  

大麦若葉と明日葉をメインとした青汁です。
大麦若葉・明日葉ともに、土壌からこだわり、丁寧に栽培されています。味についてもクセのない抹茶味でとても飲みやすくなっています。

【原材料】

大麦若葉末、マルチトール、フラクトオリゴ糖、ガラクトマンナン(食物繊維)、明日葉末、抹茶、煎茶、酵素処理ルチン
腸内の細菌バランスを良好にする「フラクトオリゴ糖」や、サントリー独自の方法でケルセチンの吸収力を強化させた「ケルセチンプラス」も配合されています!

ケルセチンには、動脈硬化・血圧上昇・コレステロール値の上昇を抑制する効果があるとされています。

毎日の食事を見直して、青汁をプラスしよう

青汁

繰り返しになりますが、青汁を飲めば血圧が低下するなんてことはありません。
即効性はないので、継続することが重要です!

肥満が気になる方も血圧が気になる方も、食生活の見直し+適度な運動をしましょう。
青汁をプラスするのはそのあとです!

日々の悪い習慣が積み重なって、生活習慣病として現れます。
自分の生活を見直して、病気とは縁のない体づくりを目指しましょう。

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