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【フードバンク】食べたふりする子供達。僕が提供するお米にはでんぷんしかない。

以前、フードバンクにお米を提供する記事を書いた。
それから、僕の密かな活動として継続させてもらっている。可能な限り続けていきたい。

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フードバンクが抱える問題

先日、60kg のお米をフードバンクに提供し、更に頂いたお米 30kgを追加で提供してきた。その時に、フードバンクの代表の方と話しをする機会があった。

50半ばのおばちゃん。たった一人で県内フードバンクを立ち上げた。現在は、数十名のスタッフと共に日々頑張っている。

食料の確保は、メディアの力や役場の配慮により格段に増え続けている模様。
食料が欲しい家庭にはシェアして、喜ばれている現状を知ることが出来た。素直に嬉しい。

 

しかし、現実問題は山済みらしい。食べれないことを隠したいという人の心理が働いている。

食料をシェアすると言う考えではなく、恵んでもらうという気持ちが先行し、拒絶反応から受け取りを拒否する親の問題があるということ。

 

「食べてはいないけど、食べたふりをしなさい。」

 

親が子供達に説明している、辛い現実問題があることを知った。

気持ちはわからなくはない。わからなくはないけど、子供達には、しっかり食べさせなきゃいけない。 

食料を捨てて、プライドを保持するんじゃなくて、プライドを捨てて、食料を保持していただきたい。優先順位は、それ以外にはない。

「いただきます。ご馳走様でした。」先ずは、それでいいと思う。

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家庭環境のことも、わからずに僕は吠えている。

本当は、現実問題も何も見えていないし、何も理解できていないのだと思う。

正論で茶々を入れているだけ?ごめんなさい。

それでも、子供達には、たくさん食べて、大きく成長して欲しいと真摯に願っている。だから、可能な限り活動は続けたいと思っている。

 

僕が提供するお米にはでんぷんしかない 

嫁が介護に携わっている農家の家族さんから「食べて下さい」とお米を頂いている。

田舎の農家のご好意は、何合という単位ではなく米俵の感覚がある。

ご好意には、心から感謝をして感謝する気持ちが、更にお米となって我が家にやってくる。

そして、今日も新米がどうだと言わんばかりに玄関に置かれていた。

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90kgのお米を頂いてきた模様....。

とりあえず、30kgはありがたく家でいただくことにした。200日はかかる計算。1日に150g(1合)しか消費しないからね。60kgはフードバンクに後日提供させていただくよ。

人からいただけるという好意はありがたく頂戴する。しっかりと心に刻み感謝をしていきたい。

でも、ご好意だから家で全てたいらげて見せますは別の問題。食べ切れない。

だから、人の好意を無駄にしないために、フードバンクにシェアする。Win-Win だ。

 

僕は、慈善事業に目覚めている訳でもない。そんなに立派な考えを持てる、器は持ち合わせていない。

単純に、家で消費出来るレベルじゃない。好意で頂いたものを破棄することも当然しない。

食べ切れないからからシェアをしたい。単純にそれだけのことですよ。

 

僕が提供するお米には、寄付とかボランティア精神とか、そういう気持ちは微塵も含んでいない。含まれているのは、パワーの源となるでんぷん。炭水化物。

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だから、気軽に受け取って欲しい。

子供達に「食べたふりをしなさい」と言うんじゃなくて本当に食べて欲しい。
食ってやるから食料持ってきな。勿体ない精神でいいんだ。フードバンクはそれぐらいに捉えてもいいと思うんだよね。

食べてもらえれば僕もありがたいから。


フードバンクは、NPOが自主的に行い、農林水産省が活動を推進している。

食料を提供する場合は、フードバンクへ連絡し、食料をもらう場合は役場に申請する必要がある。一応、チェック機構が必要みたいだから。

役場の人が自ら自宅へ訪問して書類に記載してもらう方が、気兼ねせずにスムーズに応じれるような気がする。でも、NPOが主体で、役場は推進とチェック係りという立場だからね。安易にそこだけを責めることはできない。

なんとなく切なかったので書いてみた。子供達にはたくさん、御飯を食べさせていただきたい。

とりあえず食べてから考えて見よう。いいアイデア浮かぶかもしれないよ。

少子化問題、格差社会。何が出来るかわからないけど、自分なりに頑張っていきたい。

最期まで読んでいただいてありがとうございます。 

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