Facebookの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏は、ハリケーンの被害を受けたプエルトリコの仮想現実(VR)ツアーに関して謝罪した。
Zuckerberg氏は米国時間10月10日、いかなる人の感情も害する意図はなかったと述べた。同氏はその前日にFacebook上で公開した動画の中で、FacebookのソーシャルVR部門責任者を務めるRachel Franklin氏とともにアバターとして登場し、同社のVRツール「Spaces」をアピールしたり、NetHopeおよび米赤十字社との提携関係を話題にしたりした。Zuckerberg氏はまた、10月11日に開幕するFacebookのVR関連カンファレンスOculus Connect 4も宣伝していた。
しかし、Zuckerberg氏がハリケーン「マリア」の名前を忘れたように見えたことで、同氏は一部のFacebookユーザーからの猛批判に直面した。マリアは9月にカテゴリー4の勢力でプエルトリコに上陸して大きな被害をもたらし、30人以上が亡くなったほか、多くの人が電気などのライフラインを失った。Zuckerberg氏は被災した光景を前に、人々を仮想的にテレポートできるVRがいかに「魔法のよう」であるかを説明していた。
Zuckerberg氏は謝罪の中で、VRによる最も強力な機能の1つは「共感」だと述べた。
「ここでの私の目的は、VRがいかに意識を高め、世界の他の地域で起こっていることをわれわれに見せるのに役立つかを示すことだった。また、復興支援のために赤十字社と提携するというニュースも共有したかった。コメントのいくつかを読んで、私はこれが明確でなかったことを理解しており、不快な思いをした人に対して謝罪したい」(Zuckerberg氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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