10月は、スマートスピーカーの発表が相次いだ。Googleは音声アシスタント「Google Assistant」に対応するスマートスピーカー「Google Home」を、LINEはAI(人工知能)アシスタント「Clova」を搭載する「Clova WAVE」の正式版を国内発売した。アマゾンジャパンも、クラウドベースの音声アシスタントサービス「Amazon Alexa」搭載の「Amazon Echo」を年内に発売すると発表している。
スマートスピーカーは、音声入力で音楽再生や家電操作、ニュースや天気の読み上げなどができるというもの。スマートフォンのテキスト操作が難しいと感じる高齢者や、スマホを持っていない子供でも音声で容易に操作できるのが魅力で、今後の機能拡充に期待が高まる。
今話題の「スマートスピーカー」はわれわれの生活をどう変えていくのか。Google、Amazon、LINEなど各社が参入する「スマスピ」事情をさまざまな角度から紹介していきます。
新しいガジェットに目がないNEWS編集部では、個人購入や検証機を含めて既に3台のGoogle Home、2台のClova WAVEがあるという特異な状況で、スマートスピーカー同士で会話させるといった少し変わった遊び(?)まで生まれつつある。
筒のような本体に向かって、「Clova、今日の天気を教えて」「ねぇGoogle、○○の曲を流して」なんて話しかけている様子はどこか近未来的で、ガジェッターでなくともついつい心ひかれるものがあるだろう。普段そこまでガジェットで散財する方ではないのだが、今話題のこれらのデバイスはぜひとも家に置いておきたい(文字通り置物にならないように……)。
今購入できるのは、Google HomeとClova WAVE。コンパクトサイズの「Google Home Mini」も23日に発売される。果たして、どちらが“買い”なのか。個人的にはGoogle Homeが欲しいと思っているのだが、両者の違いをいまいちど整理してみたい。
まだ発売されたばかりで、機能は非常に限定的。まだまだ進化途上のデバイスではあるが、現時点でのGoogle HomeとClova WAVEの違いを簡単にまとめてみた。公式サイトや発表会での情報だけでなく、編集部で使ってみての印象や、ユーザーの声を聞いたものを参考にしている。
音声認識精度や今後のサービス連携の可能性を考えると、個人的にはGoogle Homeにひかれる。また、普段Androidスマホを使っているという点でもGoogleの各種サービスとの連携は魅力的だ。
LINEも、年内に音声認識能力の大幅なアップデートを発表しており、今後さまざまなサードパーティーとの連携を強化していくと案内している。
スマートスピーカー自体、まだできることが限られており、「買ったはいいものの、やることがなくて既に置物と化している」という人も少なくない(編集部談)。各社共に、スマートスピーカーをいかに生活の中に溶け込ませるかが今後の課題となりそうだ。
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