農家直伝!美味しいお米の見分け方!というのをやろうと思いましたがこれまなかなか奥が深すぎるのでまたの機会に。
どうも、兼業農家のやっさんです(マジ)
実りの秋、食欲の秋、天高く肥える秋。 秋といったらやっぱり新米!1年で一番お米が美味しく食べられる季節です。
お米って、新米が一番美味しく食べられるって知ってますか?いや、皆さんそれくらい知ってますよね。
熟成米とかそんなの存在しませんからね!
普段は安いからと言って古米を食べている人も、この時期だけは絶対に新米を食べて欲しい。
そして絶対白米。誰がなんと言おうと白米。新米ですら玄米にして食べる人は農家を舐めてるとしか思えない。というか農家を侮辱してる。
炊き上がりのツヤツヤとした銀シャリと呼ぶにふさわしいその美しさ、口に入れたときのフワッと広がる香りと甘さ。精米の新米じゃなければ味わえません!
で、皆さんは普段スーパー等でお米を購入している人が多いと思います。手軽に買えますが、持ってかえるの大変ですよね(笑)
実はスーパーとかで売っているお米の中には、はっきり言って不味い米があります。
不味いお米の簡単な見分け方、お教えします。
- ①不味いお米の見分け方は表示欄を見るべし!
- ②お米を買うときは、精米年月日も超重要!
- スーパーでお米を買うときは単一原料米を
- 本当に美味しいお米を買うには農家直販
- 私が作ったお米、メルカリで売ります。
- おわりに
スポンサーリンク
①不味いお米の見分け方は表示欄を見るべし!
簡単な見分け方として、お米の袋に書かれている表示欄があります。この表示欄には、お米いつどこで作られたものか、品種は何なのか、販売者が誰なのか等が書かれています。お米の情報を見るとても重要な表示です。
で、どこを見たほうがいいのかというわけなんですが、原料玄米の欄を良く見てみましょう。不味い米は『複数原料米』『ブレンド米』と書かれています。
まぁこれはまだいいほうかもしれないですね。海外産の米が混ざっていたりするのもあるようです。
この表示ですと、「国内産のあきたこまちが50%入っているよ」という内容が読み取れますが、「何年に作られたお米なのか?」「国内のどこで作られたお米なのか?」がわかりません。さらに残りの50%は何が使われているかも表示されていないので結構悪い米であるのが予想できます。
つまりこれらを表示するとデメリットになるような米を使っているので表示しないと考えられるのです。安く抑えるために古米もしかしたら古古米を使っているかもしれません。どこで作られたお米なのかも気になりますよね。
安く売っているお米の大抵は、安い理由をわからないように表示しています。おそロシア。
さらに消費者を混乱させる表示として、お米の袋に大きく品名が書かれていると思います。あきたこまちとかササニシキとか。
これ、その品名のお米が50%以上入っていれば書いてもいいんですね。同じ大きさでブレンドされている旨を書かなければいけませんが。ひどい話、50%コシヒカリが入っていれば、あとは何入れてもコシヒカリブレンドと表示することができるんです。これ、かなり惑わされますよね。
なので、お米を買うときは、かならず表示欄を確認して、『単一原料米』書かれていて、生産年が最新のものを購入するようにしましょう!
②お米を買うときは、精米年月日も超重要!
お米って作られた時期も大事ですが、売っているのを買うときは、精米された日を確認するのって凄く大事です。ほんと大事。
お米には賞味期限が無いので、代わりに精米年月日を賞味期限のようにして見てみましょう。
玄米で保管されている状態では劣化も少ないのですが、精米されると劣化のスピードが一気に速まります。
なので、できるだけ近い精米年月日を見て買うようにしましょう。ほとんどは袋にこんな感じで印字されています。
スポンサーリンク
スーパーでお米を買うときは単一原料米を
じゃあ単一原料米なら絶対美味しいのか?ってことになりそうですが、そういうわけではありません。
スーパーやデパートで売られている米は、JAや、大型農業法人などの商品が売られています。これって複数の農家さんの米が混ざっているんですね。なので、正直美味しいお米と不味いお米が混じっているんです。
高いお米は作り方を指定してたりするんですが、作る田んぼまでは指定できないので、やっぱり美味しいお米とそこまで美味しくないお米が混ざります。
なので、単一原料米だからと言って、絶対美味しいとは言えないんですね。
でも、複数原料米よりは美味しいのは間違いないと思うので、スーパーなどでお米を買うときは最低でも単一原料米と書かれたものを買うようにしましょう。
本当に美味しいお米を買うには農家直販
一番信頼できる美味しいお米を買う方法は、農家直販です。自分の好きな品種を作っていて、こだわりのある農家さんと繋がることができれば、美味しいお米をいつでも送ってもらえます。
とは言っても、こだわりを持って美味しいお米を作っている農家さんを探すのはなかなか大変です。また、こだわりを持って作っているから必ず美味しいというわけでもないのがお米の難しいところ。
何件か試してみて、自分に合った米の品種と農家さんを探していくのが一番いいと思います。
直販農家さんを探す方法としては、HPを持っている農家さんを探すか、ヤフオク等で売っている農家さんを探すのがいいと思います。
私が作ったお米、メルカリで売ります。
おや?急に宣伝になったぞ?(笑)
というわけで、私の実家は専業農家で、兼業農家として私が手伝っています。
我が家のお米はこんな感じで作っています。
・減農薬で必要最低限しか農薬を使っていないので安心
・必要以上に肥料を与えず、収量を抑えているため米の味が良い
・美味しいお米ができる条件が整っている田んぼのお米だけを販売用にしている
作っている品種は『あきたこまち』
粘りが強く、甘さがあり、特に冷めた時の美味しさは全米トップだと思っています。
おにぎりやお弁当に最適です。子どものお弁当なんかに最高ですよ。もちろん炊きたても美味しいです。
これまで直販をあまりやってきませんでしたが、試験的にメルカリを利用して販売してみようと思います。メルカリで売る利点は、売り手と繋がりつつ、個人情報を伝えなくて済むので、買い手としては安心できる点だと思います。
玄米5kg、玄米10kg、精米5kg、精米10kgのラインナップで販売する予定なので、販売の準備が整ったら、お知らせしたいと思います!
ぜひ買ってやってください!
おわりに
美味しいお米を紹介するのは大変なので、不味いお米の見分け方を簡単に解説してみました。
まぁあれです。安い米は買わないほうがいいって事ですね!安くて旨い!って米はまず無いと思います。毎日食べるお米にはちょっとでいいのでお金をかけて欲しいと思います。満足度が全然違いますよ。
そして新米の時期はぜひ新米を食べてください。新米のツヤ、香りを味わって欲しいと思います。
新米を楽しみましょう!
ではでは。