一家に一台あって当然!
掃除といえば掃除機でしょ!
…と掃除機を持っている人は多いと思います。
ですが、掃除機の正しいかけ方を知っていますか?
掃除機をかけてもあまりゴミが取れてない、掃除機をかけると腰が痛い…という方は、掃除機の正しいかけ方を知らないだけかもしれません。
ここでは掃除機をかける前の準備から、基本のかけ方やメンテナンス方法まで紹介していきます。
掃除機をかける直前の準備と注意点を知っておきましょう。
掃除機をかける前の準備をしっかりとすることで、より効率的に、短時間で掃除機をかけることができます。あの騒音を聞く時間が減るという事もそうですが、なにより電気代を節約できるというのは嬉しいことですよね。
用意するもの
・雑巾またはクイックルワイパー
・ゴミ袋
手順
1. 邪魔になるものをどかす
先に邪魔なものを全て動かしましょう。掃除機をかけながら毎回ずらして戻すという事を繰り返すより、よっぽど効率的です。
2. 拭き掃除をする
掃除機をかける前に拭き掃除をすることで、ダニの死骸やホコリが掃除機の排気で舞うのを防ぐことができます。
拭き掃除といっても雑巾がけが必要!というわけではありません。
マイクロファイバーモップやクイックルワイパーなど、手軽にホコリを取れるもので大丈夫です。
3. 掃除機にゴミが溜まっていないか確認する
ゴミを捨てることで、吸引力の回復に繋がります。
サイクロン式の掃除機を使っている場合は、出来るだけゴミ袋の中で掃除機のふたを開けるようにしましょう。
ゴミを捨てる際にゴミが広がらずに済みます。
4. 窓を開ける
窓を全開にして、掃除機の排気で舞うホコリが家の中に溜まらないようにします。
これで準備は完了です。
掃除機ならどんなゴミを吸い取っても大丈夫♪と思っていませんか?
なんでもかんでも掃除機で吸ってしまうと、大変なことになってしまいます。
掃除機をかける前に、ほうきや雑巾などで取っておきましょう。
大丈夫かな…と思って吸ってもノズルの中間で詰まり、掃除機の故障に繋がる可能性があります。
掃除機の中は乾燥していて、燃えやすいゴミでいっぱいです。
火災の危険があるので、タバコは完全に火を消したと思っても、掃除機では吸わないようにしましょう。
生きたまま吸い込んでしまうと、掃除機の中で繁殖してしまう可能性があります。
それに掃除機で吸ったゴミを捨てるのは自分です。
捨てる時に飛び出してきた!なんて、嫌ですよね。
準備がおわったら掃除機をコンセントにつなぎます。
ただ、準備をしたから、あとは何も考えずに掃除機を動かせばいい!という事ではありません。
をマスターしましょう!
掃除機をかける時、つい腰をかがめて、掃除機を床に押し付けるようにしていませんか?
姿勢の悪さが、お掃除が終わった後に腰が痛くなる要因の1つ。
床に押し付けてしまうと、掃除機の吸引力が弱まることにもなります。
その分、掃除機をかける時間が長くなってしまうのです。
掃除機を正しい姿勢でかけることが出来れば、腰痛にもならず、無駄な電気代もかかりません。
これから紹介する3つのポイントに注意して、掃除機を動かしましょう。
掃除機の吸引力を最大限に発揮するためには、吸い込み口が床にぴったりくっついている状態が理想的です。
正しい姿勢を保ちながらヘッド部分を床に平行にしたら、ゆっくりと前後に動かしてください。
掃除機は、やみくもにいろんな方向に動かすのではなく、一定方向に動かします。
前に動かすときと引くとき、どちらもだいたい5秒ずつ、1畳で1分が目安です。
この時、手を目一杯に伸ばしてしまうと、ヘッド部分が床から浮いてしまうことがあります。
気を付けましょう!
吸引力が一番強いのは、ヘッドの中央の部分!
左右の部分は、汚れの吸い残しがある可能性があります。
吸い残しを防ぐため、一度かけた場所に3分の1くらい重ねるようにして、掃除機を動かしましょう。
せっかく掃除したところをまた汚さないために、掃除機のかける順番を覚えておきましょう。
手順
1. 上から下へ
高いところから掃除するようにしましょう。
床を掃除してから棚や押し入れの掃除をしてしまうと、せっかく綺麗になった床にホコリが落ちてしまいます。
「上から下へ」が使えるのは、掃除機の時だけではありません。
どの掃除方法でも基本的に同じなので、覚えておいて損はないですよ♪
2. 大きな面から小さな面へ
高い場所の掃除機が終わったら、床の掃除に移ります。
床に関しては、大きな面から小さな面という順番でかけていきます。
大きな面から小さな面といっても、床一面をかけてから隙間などの細かい部分を掃除すると、同じ道をまた行ったり来たりすることになりますよね?
それを避けるためには、部屋を何等分かにわけて、1つ1つを掃除していく必要があります。
一度、掃除した場所は通らないように、部屋の奥から出入り口に向かって掃除機をかけるルートを決めておきましょう。
部屋の区分を決めたら、奥にある区分からお掃除を始めます。
1つの区分の中で、まず床の広い面を掃除します。
その後に、同じ区分の中の小さい面、隙間やサッシなどを掃除します。
1つの区分が終わったら、次の隣の区分に移ります。
それを部屋の奥から出口に向かって繰り返していく、という感じです。
続いて応用編。
をマスターしましょう!
掃除機をかける床の素材や場所の大きさによって、掃除の仕方が変わるのです。
畳やカーペットなど、部屋によって床の素材が違えば、掃除機のかけ方も変わってきます。
フローリングの溝や畳の目に沿って掃除機をかけましょう。
目に沿ってかけることで、隙間に埋まったゴミが吸い取りやすくなります。
目に逆らうようにしてかけてしまうと、床を傷つける原因となってしまうのです。
毛足の長いカーペットなどは、十字にかけるのが基本です。
まずは目に沿ってかけ、その後に目に逆らうようにしてかけます。
そうすることで、毛の間に絡まったホコリやダニを吸い込むことができます。
掃除機の付属アタッチメントは、機種によって変わります。
ここでは基本的なものを紹介します。
掃除機の基本的な形です。
吸い込み口が平らで広いため、床などの大きな面のお掃除をするときに用います。
先端にブラシがついたノズルです。
隙間の汚れをかき出すようにして、キレイにすることができます。
先端が柔らかくなっているため、傷つけたくない大切な家具などにも使えるのが魅力です。
ソファや本棚などの家具には、ブラシノズルを使いましょう。
吸い込み口が細長くなっているノズルです。
壁際や窓のサッシ、ドアの裏や家具の隙間など狭いところのお掃除に、もってこいです。
ノズルを上手く活用することで、より効率的に細かいところまで掃除できるのです。
掃除機を買った時についてきたノズルだけでなく、吸引力をあげるノズルや布団用など、さまざまなノズルがあります。
必要であれば買い足して、試してみてください。
ここまでで、掃除機のかけ方はマスターできましたよね!
では、綺麗な部屋を保つには、どのくらいの頻度で掃除機をかければよいのでしょうか?
ホコリは人が家にいるだけで発生するものです。
そのため、時間に余裕があるのなら、掃除機は毎日かけても問題はありません。
ただ、仕事で帰りが遅くて近所の迷惑になるから毎日はかけられない!という方もいますよね。
ただし、畳などのホコリが溜まりやすい場所や、リビングなど人の出入りが多い部屋は、3日に1回という頻度でかけるのが理想的です。
掃除機をかけ終わったら、それで終わりではありません。
定期的にメンテナンスをすることで、掃除機を清潔に保ち、吸引力が弱まるのを防ぐことが出来ます。
メンテナンスが必要な部分は、
です。
1つ1つ詳しく解説します。
掃除機は大きく分けてサイクロン式と紙パック式の2種類に分けられます。
吸引力が高いことで人気なサイクロン式。
ゴミが溜まりやすいので、一度、掃除機をかけたらすぐに捨てるということを心がけましょう。
紙パック式は、ある程度ゴミが溜まってからではないと捨てられません。
しかし、だからといって放置していれば、吸引力が弱まってしまいます。
定期的に交換するようにしましょう。
吸い込み口となるノズルの掃除も欠かせません。
ゴミがついたまま掃除機をかけてしまうと、汚れを床にこすりつけているのと同じです。
用意するもの
・割りばし
・ハサミ
・重曹水または中性洗剤
・雑巾2枚
・綿棒
手順
1. ホコリや髪の毛などを取り除きます
割りばしなどで絡まったゴミを取り除きましょう。
T字ノズルの場合、長い間お手入れをしていないと、ゴミが取りづらくなっていることがあります。
ブラシ部分に気を付けて、絡まったゴミをハサミで切ってしまいましょう。
2. プラスチック部分を拭く
かたく絞った濡れ雑巾や重曹水を含ませた雑巾でプラスチック部分を拭きます。
ただし、水分が残っていると故障の原因になります。
水拭きの後は乾拭きをしましょう。
3. 細かいところは綿棒を使う
雑巾ではぬぐい切れない溝は、綿棒などに重曹水を含ませて、汚れをかきだしましょう。
掃除機の本体をお手入れする際に、注意してほしい点が1つ。
アルカリ性の洗剤を使わないということです。
変色したり傷がついたりする原因となってしまいます。
使うのであれば、重曹水や中性洗剤をおすすめします。
重曹ってよく聞くけどなんだろ…って方は「重曹とは弱アルカリ性の白い粉と言っても9割の人はピンとこないので解説」を読んでみましょう。
掃除機の外側や排気ダストのホコリをぬぐうように拭きます。
フィルターは取り外せるものとそうでないものがあり、掃除機によってお手入れ方法も変わります。
取り外せるものは、基本的に水洗いをして、完璧に乾かしてから再び設置します。
水気があると臭いの原因になるため注意しましょう。
掃除機はダニやホコリなど目に見えない汚れを吸い取れる、とても優秀な掃除道具の1つです。
ただ、そのパワーから、準備をしっかりして正しい使い方をしなければ、逆に部屋を汚してしまう…ということもあります。
短時間で、効率的に隅々まできれいにするために、そして何より腰痛にならないために、掃除機をかける時の姿勢や動かし方をマスターしましょう!
そして、いつ使っても大丈夫なように、最後のメンテナンスまで怠らないようにしてくださいね♪
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