デジタルガレージなどが運営する研究開発組織「DG Lab」は10月10日、ビットコインの技術を元にしたブロックチェーン上で独自の仮想通貨を発行できるフレームワーク「DG Lab DVEP」(Digital Value Exchange Platform)を開発したことを発表した。DVEPは飛騨信用組合の電子地域通貨「さるぼぼコイン」に提供されており、問題なく動作することを確認した。他の電子地域通貨やポイント発行業者に順次提供していくとしている。
DVEPには、Blockstreamが開発するブロックチェーンプラットフォーム「Elements」を採用した。Elementsはビットコインベースであることから、「さまざまなブロックチェーン技術の中でも最もセキュリティレベルが高い」という。
Elementsは、送金額や決済額を暗号化できるほか、複数の仮想通貨を発行・運用・取引できる特徴を持つ。また、Elements上で使用した通貨の種類も暗号化できるため、取引履歴や取引に用いたアドレスを公開しているビットコインに比べてプライバシー保護にも優れるとしている。今後DG Labは、DVEPを各種ポイントや仮想通貨間の交換サービスなどに応用していく。
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