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伊集院光、『ドキュメンタル』『戦闘車』など過激な番組がネットに流れていく現状で「損をしている人」の存在を指摘
2017.10.10 (Tue)
2017年10月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『ドキュメンタル』『戦闘車』など過激な番組がネットに流れていく現状で、そうした番組を地上波で観たくても観られない視聴者は結局、お金を払って観る必要があり、「損をしている」のではないかと指摘していた。
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1

伊集院光:最近さ、テレビでNetflixとかさ、あとはHuluとか。あとはAmazonビデオみたいな。そのCMってやってるじゃないですか。やってて、特に多いのは『戦闘車』っていう、ダウンタウンの浜田さんと、千原ジュニア君他、吉本の人たちが、車を使って、すげぇバトルをやるっていうのが、一番CMの出稿多いと思うんだけど。
ふと思ったのが、Amazonビデオで、ダウンタウンの松本さんが『ドキュメンタル』って、わりとハードなお笑いのプログラムをやって、好評で。
ドキュメンタル


でいて、物凄いカネのかかってる、車のぶつけ合いみたいな、『戦闘車』って始まってね。
戦闘車


そうすると、「これ以上は、過激で見せられないのでAmazonで見てください」みたいなCMなわけ。Amazonは、Amazonプライムの会員でカネ払ってるとビデオタダですよ、とか。色々カネの払い方あるんだけど、基本的にはカネを払って観るってことじゃん。
「カネを払って観ると、過激で面白い、お笑い番組を観れます」ってことって…元々、このコンプライアンスみたいな話になって、テレビであんまり過激なお笑いはダメです、地上波のテレビでダメですってなって、みんなが「アレはけしからん、コレはけしからん」って言う中で、選んでカネを払って、自分の意思で、しかも放送法とかとは違う、「ネットだと観れます」ってことになってくとすると、「誰が得をしたんだろう?」って。
もちろん、「そういう過激なお笑いは目障りだし、教育に悪いから、地上波で流れないでくれ」って人は得したんでしょう。でいて、もっと言うと、アレであんだけ予算のある番組を自由にやれるって環境がこのまま続くんなら、表現するお笑いの方も、損はそんなにしてないかなっていう気はする。
大勢に見てもらうのに、ハードルがあるってことはあるにしても、アレはアレでなんでも予算多く普通のバラエティ番組の何倍も予算使わせてもらって、やらせてもらう立場の人とか、出る方も生き生きと出てるので、幸せっちゃ、幸せかと思うんだけど。
そうすると、その中間くらいの人たちって、すげぇ損してるような気がするんだけど。それは、違うのかな?
だって、テレビである程度過激な…「過激」っていうか、過度に面白いことをやるのはなくなっていく現状で、タダではそれは観れないってなっていくわけでしょ?
そうすると、どうなっていくんだろうってちょっと思ったっていうのを、どさくさに紛れて時報までちょっと空いた時間で喋ってみました(笑)
伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1
伊集院光:最近さ、テレビでNetflixとかさ、あとはHuluとか。あとはAmazonビデオみたいな。そのCMってやってるじゃないですか。やってて、特に多いのは『戦闘車』っていう、ダウンタウンの浜田さんと、千原ジュニア君他、吉本の人たちが、車を使って、すげぇバトルをやるっていうのが、一番CMの出稿多いと思うんだけど。
ふと思ったのが、Amazonビデオで、ダウンタウンの松本さんが『ドキュメンタル』って、わりとハードなお笑いのプログラムをやって、好評で。
ドキュメンタル
でいて、物凄いカネのかかってる、車のぶつけ合いみたいな、『戦闘車』って始まってね。
戦闘車
そうすると、「これ以上は、過激で見せられないのでAmazonで見てください」みたいなCMなわけ。Amazonは、Amazonプライムの会員でカネ払ってるとビデオタダですよ、とか。色々カネの払い方あるんだけど、基本的にはカネを払って観るってことじゃん。
「カネを払って観ると、過激で面白い、お笑い番組を観れます」ってことって…元々、このコンプライアンスみたいな話になって、テレビであんまり過激なお笑いはダメです、地上波のテレビでダメですってなって、みんなが「アレはけしからん、コレはけしからん」って言う中で、選んでカネを払って、自分の意思で、しかも放送法とかとは違う、「ネットだと観れます」ってことになってくとすると、「誰が得をしたんだろう?」って。
もちろん、「そういう過激なお笑いは目障りだし、教育に悪いから、地上波で流れないでくれ」って人は得したんでしょう。でいて、もっと言うと、アレであんだけ予算のある番組を自由にやれるって環境がこのまま続くんなら、表現するお笑いの方も、損はそんなにしてないかなっていう気はする。
大勢に見てもらうのに、ハードルがあるってことはあるにしても、アレはアレでなんでも予算多く普通のバラエティ番組の何倍も予算使わせてもらって、やらせてもらう立場の人とか、出る方も生き生きと出てるので、幸せっちゃ、幸せかと思うんだけど。
そうすると、その中間くらいの人たちって、すげぇ損してるような気がするんだけど。それは、違うのかな?
だって、テレビである程度過激な…「過激」っていうか、過度に面白いことをやるのはなくなっていく現状で、タダではそれは観れないってなっていくわけでしょ?
そうすると、どうなっていくんだろうってちょっと思ったっていうのを、どさくさに紛れて時報までちょっと空いた時間で喋ってみました(笑)
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