韓国軍「斬首作戦」資料など、北朝鮮の手に

写真拡大

 北朝鮮は10日、朝鮮労働党の創建記念日を迎えた。各国は弾道ミサイルの発射など、さらなる挑発行為への警戒を続けている。

 10日朝の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、「核武力建設の歴史的な偉業を成し遂げなければならない」と改めて主張した。節目に合わせて警戒されている北朝鮮の軍事的な挑発は今のところ確認されていないが、韓国国防省は10日、「動向を注視している」として警戒を続けている。

 一方、韓国の国会議員は10日、韓国軍などが去年9月に北朝鮮によるとみられるハッキングを受け、「斬首作戦」などに関わる軍事機密資料295件が奪われていたと明らかにした。韓国国防省は「確認に応じられない」とコメントしている。