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1515話
虹の軍勢も更新しています。
後ろから掛けられた声に、レイは疑問を抱きながら振り向く。
その疑問は、何故わざわざ自分に声を掛けてきたのかということだ。
レイはドラゴンローブに身を包んではいるが、そのドラゴンローブの能力にはマジックアイテムとして目立たせないという隠蔽の効果が付与されている。
つまり、現在のレイは普通の――若干派手ではあるが――ローブを着ている人物にしか見えない。
ましてや、レイは他の客達よりも背が小さく、見るからに子供といったようにしか見えない。
一応社会勉強という名目でメジョウゴにやって来たレイだったが、それでも他の客に比べて決して上客とは呼べないだろう。
なのに、何故自分に声を? と、そんな疑問を抱いてもおかしくはない。
そんな疑問を抱きつつ振り向いたレイの視線の先にいたのは、まだ若い……それこそ十代後半くらいと思える娼婦だった。
薄らと化粧をしてはいるのだが、どちらかと言えば美人ではなく可愛いと表現したほうがいいような顔立ち。
「僕ですか?」
声を掛けてきた女に向かい、レイはそう言葉を返す。
そんなレイの様子に、女は笑みを浮かべて頷く。
「ええ、そうよ。お兄さん、多分ここは初めてよね? だから、変な店に引っ掛かるよりも前に、私とどうかなと思って。こう見えて、ちょっと前に娼婦になったばかりだから、初々しい女体を堪能出来るわよ?」
まだ若くても、娼婦は娼婦といったところか。
女は男を誘う視線をレイに向けて、尋ねてくる。
まだ娼婦になったばかりという割には、随分と手慣れているやり口なのだが、娼婦を買ったことのないレイには、残念ながらその女の態度に気が付いた様子はない。
「一応、一緒に来た知り合いからお勧めの店は教えて貰ったんだけど……」
「ああ、駄目駄目。お客さんの目線で選ぶ店より、娼婦の目で選んだ店の方が当たりの店に行けると思わない?」
「それは……」
娼婦の言葉に、レイはそっち視線を逸らす。
実際、レイが好む食べ物の店で考えても、普通の客が満足するような店と、実際に料理を作っている料理人が満足する店。
そのどちらが本当の意味で満足出来るのかと言えば、やはり後者だろう。
勿論客が満足するというのは大前提で、独り善がりな考えをする者は話が別だが。
ともあれ、お勧めの娼館を選ぶのであれば、娼婦に聞くのがいいのは間違いない。
……もっとも、レイはこのメジョウゴに娼婦を買うつもりで来た訳ではなく、強引に連れ去られた女達がどのような目に遭っているのかというのを確認する為にやって来たのだが。
「うーん、それも面白そうだけど……僕はメジョウゴをもっと見て回って、どういう場所なのかをきちんと確認したいんだ。その後でなら、娼婦を買ったりもするかもしれないけど……残念ながら、今すぐって訳にはいかないかな。それに……」
そこで一旦言葉を切ったレイを見て、女は不思議そうに首を傾げる。
「それに? どうしたの?」
「いや、だってさっき君が言ってきたことを考えれば、君が案内する店は君の店なんでしょう?」
「うっ、そ、それは……」
どうやら図星だったのだろう。娼婦の女はそっとレイから視線を逸らす。
だが、すぐに体勢を立て直すのは、立ち直りが早い証なのだろう。
「けど、私の店はこの近辺でも有名な店なんだよ。私も頑張るからさ。どう?」
「あはは。そうですね、色々と見て回って……それで満足したら貴方の店に行くかも。……ああ、そう言えば名前を教えて貰えるかな? 僕はレン」
「レン?」
レイがレンと口にした一瞬……ほんの一瞬ではあったが、娼婦の女は不思議そうな表情をした。
普通であれば、その一瞬を見逃していても不思議ではないだろう。
だが、そもそもレイを普通と考えるのには、色々と無理がありすぎた。
そして女の異常性を嗅ぎ取った瞬間、レイの中にあった警戒心が急速に高まっていく。
それでも自分が女を警戒したと、そう表情に出さないのはこれまで幾つもの戦いを潜り抜けてきた経験からのものだろう。
「うん、僕はレンだよ。君は?」
「え? 私? ああ、自己紹介してなかったっけ? 私はスーラ。よろしくね」
レイと自己紹介が出来たことが嬉しかったのか、スーラと名乗った娼婦は満面の笑みを浮かべる。
だが、先程浮かんだ一瞬の疑問を見ていたレイは、既にそのスーラという女が本来の気持ちを押し殺し、新人娼婦としての仮面を被って自分の前にいるのではないか、と疑っていた。
(さっきの表情……もしかして、俺をレイだと知っての行動か? いやまぁ、ロッシに入る時は普通にギルドカードを使って入ったし、その際に周囲にも驚かれたりしてたんだから、情報が出回っていても不思議じゃないけど)
そう思えば、そこまで警戒する必要がないか? と思わないでもないレイだったが、それでも今は警戒するのは必要だろうと思い直す。
もし最初から自分を目当てに接触してきたのなら、何を狙っているか分からないから、と。
「そう、スーラさんか。よろしくお願いしますね」
「よろしくお願いされてもいいんだけど、出来れば私を買って欲しいんだけどな。……駄目? 本当に駄目?」
「さっきも言ったように、今は駄目ですね。もっとこのメジョウゴを見て回りたいので。それに、綺麗なお姉さんとかは目の保養になりますし」
そう言った瞬間、ドラゴンローブの中でイエロが動いたような感じがしたレイは、慌てたように言葉を続ける。
「じゃ、じゃあ僕はこれで失礼しますね。また会えたら、その時はよろしくお願いします」
「え? あ、ちょっ……分かったわよ。じゃあ、また会えたら遊んでいってねー!」
レイに向かって何か言おうとしたスーラだったが、それよりも前に既にレイはスーラから離れていった。
そんなレイにしつこく言い寄っても、印象を悪くするだけだと判断したのだろう。
スーラは少しだけ残念そうな表情を浮かべながら、去って行ったレイを見送る。
そうしてレイの姿が完全に見えなくなったのを確認すると、そのまま近くにある娼館と娼館の間の路地裏に入っていく。
表通りには幾つもの明かりがあるが、それはあくまでも客の目を楽しませるもの。
当然路地裏のような場所には、明かりの類がない。
それでも真夏の夜に浮かぶ月は、雲一つ存在しないこともあってそれなりの明るさを地上にもたらしていた。
そんな薄らとした月明かりの中を歩いていたスーラだったが、その顔には先程まで浮かんでいた人好きのする笑みは存在しない。
無表情……という言葉が、これ程似合う者もいないだろうという程に、その顔には何の感情も浮かんでいない。
肌も露わな娼婦らしい服装をしているだけに、無表情のスーラはいっそ人形か何かではないかと思えてしまう。
「それで、どうだった? やっぱりレイで間違いないのか?」
「ええ、多分。……ただ、話の途中で私を疑った様子があったわね。途中までは普通に話せていると思ったんだけど」
「……お前が? 怪しまれたのか?」
「どうやらそうみたいね。勘が鋭いというか……あれが異名持ちの高ランク冒険者の能力なのかしら」
「じゃあ、どうする? 接触するのか? 分かってるけど、俺達の戦力はどう考えても少ない。……昨日も拠点を一つ襲われた。例の奴等だ」
感情を押し殺そうとしている男の声だったが、それは必ずしも成功していない。
いや、寧ろ失敗した分だけ、男の口調の中には憎悪が宿っていた。
「分かってるわよ。けど、迂闊に動けばすぐに潰されるわ。……春の一件で、それは十分に分かってるでしょ?」
春の一件。
そう言われた男は、反射的に何かを叫び返しそうになったが、それでも現在自分達がどこにいるのかを悟ると、無理に押し殺したように口を開く。
「分かっているさ。……あれで仲間が一気に減ったんだからな。けど、ここで俺達が動かなければ、向こうがレイに手を出してくる可能性があるし、もしくはレイが組織に……ジャーヤの連中に手を出す可能性があるぞ」
ジャーヤという組織の名前を口にした瞬間、男の言葉には紛れもない憎悪が宿っていた。
だが、そんな男の様子を見てスーラは仕方がないだろうと思う。
自分の恋人を連れ去られ、強制的に娼婦として働かされ……そして結果は恋人の命が失われてしまったのだから。
その上、命を失った理由が理由だ。
とてもではないが許容出来るものではないのだろう。
「そうね。ジャーヤが手を出すのなら、向こうが痛い目を遭うだけで済むんでしょうけど……それでも、何だってこっちが行動に出ようとしている時に来るのかしら」
「……ふんっ、どうだろうな。ジャーヤの奴がレイにちょっかいを出したんじゃないか? レイが拠点にしているのがギルムに、何でわざわざ手を出したのかは分からないがな」
「そんな真似をする? 戦力が揃っていても、結局この国は小国でしかないのよ? それこそ、ミレアーナ王国でも田舎にある村とか、襲うべき場所は幾らでもあるでしょうに」
「ギルムってのは、増築工事をしてるんだろ? それで人が集まるから……とか、そういう理由じゃないか?」
ギルムで行われている増築工事の情報は、レーブルリナ国まで流れているのだろう。男はあっさりとそう告げる。
ギルムから馬車で一ヶ月以上掛かる距離にあるレーブルリナ国だが、それでもしっかりと情報が流れている辺り、ギルムの増築工事がどれだけ広く知られているのかを示しているのだろう。
だからこそ、国中……どころか、周辺諸国からも仕事を求めて多くの者がギルムに殺到するといった事態になっているのだが。
「けど……いえ、まぁ、いいわ。とにかくレイがジャーヤの連中に雇われている訳ではないのは、はっきりとしたわね。……最初深紅がロッシにやって来てるって情報を聞いた時には、もしかしたら向こうに雇われたのかと焦ったんだけど」
そう言いながら、スーラは微かにだが安堵の表情を浮かべる。
ただでさえ国の上層部と深い繋がりを持っているジャーヤと自分たちレジスタンスは戦力的に大きな差があるのだ。
そこに異名持ちの冒険者までもがジャーヤ側に協力するとなれば、絶望的なまでに戦力が開いてしまう。
そんな真似は絶対に許されることではなかった。
「レイってのは、何人もの女と一緒にロッシに来たんだろ? なら、ジャーヤのやってることを知れば、レイはともかく女の方は協力してくれるんじゃないか? レイのパーティメンバーってことは、相応の力を持ってるんだろうし」
こういう場合、男に頼り切りになっている女……というのも、場合によってはその逆というパターンもない訳ではない。
だが、レイの率いる紅蓮の翼というパーティにおいては、そんなことはなく十分全員が強いのだという話をミレアーナ王国からやって来た商人から聞いた覚えがあった。
だからこそ、レイは無理でもその仲間を自分達の側に引き入れることが出来るのであれば、強力な戦力になると、そう理解していた。
そして事情を知れば、恐らく……いや、ほぼ間違いなく自分達に協力してくれるだろうという予想もしている。
しかし、そんな男の言葉を聞いたスーラは、首を横に振る。
「迂闊に手を出すのは危険よ。戦力としてはこれ以上ない程に心強いけど、それでもあの人達は他国の人間よ。特にまだ完全に確認は出来ていないけど、その中の一人はあの姫将軍だって話だし」
「っ!? 本当か! なら!」
勢い込む男。
それも当然だろう。もし本当にやって来たのが姫将軍であるのなら、間違いなくこの国で……そしてこのメジョウゴで行われていることを見逃す筈がないという思いがあったからだ。
「落ち着いて。さっきも言ったでしょう? 姫将軍と言っても結局は他国の人間よ。もしジャーヤが何をやっているのかを知れば、それを止めるところまでは協力してくれるかもしれない。けど、その後はどうなると思う?」
「どうなるって……そりゃあ貴族共を含めてジャーヤの者達は罪に問われるんじゃないか?」
「まぁ、それはそうでしょうね。ただ、本当にそれだけで全てが終わると思う?」
「……何が言いたいんだ?」
「姫将軍の噂が本当なら、姫将軍は大丈夫でしょう。けど、その後ろにいる人達は? ホランズも知ってると思うけど、姫将軍は貴族派の象徴よ? 貴族。さて、これがジャーヤのやってることを知って、そのままにすると思う?」
そう告げたスーラは、次の瞬間には表情を微かに苦笑に変え、再び口を開く。
「もっとも、レイの後ろにいるのも中立派という貴族の派閥らしいけど……それでも貴族派の貴族よりはまだ話せる相手だって噂だしね」
スラーの言葉に、ホランズは難しい顔をしてそれ以上言葉を封じられてしまう。
貴族という存在がどれ程に酷く、最悪の存在なのか……それは、スーラやホランズの所属するレジスタンスがこれ以上ない程に知っていた為だ。
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