関ジャムにて「90年代3大ヴィジュアル系バンド」の紹介が話題になっているようですね。
L'Arc~en~Cielがヴィジュアル系だというのを否定しているのは有名なお話ですが、「本人たちが否定」したわけではないんですよ。
正確には、「tetsuyaが否定」です。はい。
LUNA SEA、黒夢、GLAY
90年代ヴィジュアル系3大バンドとして紹介されたバンドです。
「黒夢ってヴィジュアル系なの??」という反応が多いようですが、「迷える百合達」辺りまでは完全なるヴィジュアル系の範疇。
インディーズ時代の「亡骸を…」とか聴いてみ?凄いよ。とくに「親愛なるDEATH MASK」。dir en greyの京はこの清春をリスペクトしていたんだなということがわかるから。
でも、このヴィジュアル系だった頃の黒夢とコラボしていたのはどこの誰だったかなぁ…?
tetsuya以外の”ヴィジュアル系”に対する反応
hyde - 自身がニューロマンティックの様式に多大な影響を受けていることもあり、デュラン・デュランを例に挙げ「ルックスも好きだし、でも音楽も大好き」とした上で「そういう受け止められ方をして貰うと一番嬉しい」との発言もしているが、その後のインタビューでは「(ヴィジュアル系と呼ばれることは) 自分としては嫌だけど、世間がそう言うからには『しょうがない』みたいな諦めがあった」ともコメントした。
ken - 「ヴィジュアル先行で見られるのは嫌ですか」との問いに対し「そうでもない、先行というか同じ歩調で行けば別に…。"この人、音楽は良いけど顔ダサい"って言われるよりは良い」と発言した。また、2010年には自身のTwitter上で、「自身にどういうあだ名をつけるか」との問いに対して「ヴィジュアル界一の黒さ」と答えている。
yukihiro - ヴィジュアル系バンドに関し、「俺とかがヴィジュアル系って呼ばれていた時 (ZI:KILL在籍時) は、『言うな』って思っていた」「自分達で『ヴィジュアル系です』って言うのが出てきた時点で (ラルクはヴィジュアル系とは) 違うと思う。俺とかの頃は『ヴィジュアル系です』って言ってバンドなんかやってなかった」と発言。
hydeとkenは「別にヴィジュアル系と呼ばれてもしゃーないやん…」くらいのスタンス。そんなにこだわりはなさそう。
yukihiroは”ヴィジュアル系”という響きに否定的ですが、去年行われたYOSHIKI主催のVISUAL JAPAN SUMMITに無敵バンドのゲストとして出演するなど、今ではさほど”ヴィジュアル系”に対しての嫌悪感はないのでは。
まあもう皆おっさんと言っていい年齢ですし(んなこと言うとhydeファンに殴られそうだけど)、hydeなんて20th辺りからメイク再開してますし、”ヴィジュアル系”アレルギーなんて消えてるんじゃないの!?と思います。
そう、tetsuya以外はね。。。
VISUAL JAPAN SUMMITに一人だけ参加しなかったtetsuya
2016年のYOSHIKI(X JAPAN)主催によるヴィジュアル系バンドが集うフェス「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016」にtetsuya以外のメンバー3人がソロで出演しているが、L'Arc〜en〜Cielとしては出演していない。これに関し、音楽と人の元編集長である市川哲史は「他の三人がYOSHIKIちゃん祭りの壇上に上がっても、一人だけ出演しなかったtetsuyaの頑なさは、死ぬほど面倒くさいけど立派だと思う」と評している。
この話、この記事書くためにラルクのwiki見るまで知らなかったんですよ。
hydeがYOSHIKIと一緒に出たのは知ってましたよ。
kenが後輩のムックのサポートで参加したのは知らなかったです。そして上述したyukihiroの無敵バンドとしての参加も。
正直ね、真相は知りませんけどYOSHIKIさんはL'Arc~en~Cielにもイベント参加の声は絶対かけたと思いますよ。ヴィジュアル系の歴史にL'Arc~en~Cielは必要不可欠な存在ですし。
最近の林芳樹さんはhydeと仲いいらしいですし、ラルクはGLAYとも普通に繋がりがある。
しかし
tetsuya以外<ヴィジュアル系イベント面白そうやん。もう俺らもいい年齢やし、ファンも喜ぶんなら出てもいいやん! エクスタシーレコード断ったんも昔の話やん!
tetsuya<俺たちはヴィジュアル系じゃない!
~~~~~~~終了~~~~~~~
GLAY、XJAPAN、LUNA SEAとL'Arc~en~Cielの対バン…。
見たかった方も多かったんじゃないんでしょうかね。
そーいやAcid Black cherryもVISUAL JAPAN SUMMIT出演してないんだよなぁ。
そんなとこまでL'Arc~en~Cielリスペクトしなくていいんやで。お前はヴィジュアル系や!
もはやヴィジュアル系は恥ずかしいものではない
市川哲史は「tetsuyaの頑なさは面倒だけど立派」だと評していました。
でもね、YOSHIKIさんみたいに音楽そのものにストイックにこだわり妥協を許さない姿勢ならカッコいいですよ。賛否両論あるにしても。
それに対して、今のtetsuyaは「愛されんだぁなんちゃら」みたいな産業廃棄物に近い糞から湧き出る蛆みたいな曲を作って、音楽よりも不動産投資に力を入れているだけじゃないですか。
そんな人が持ってる”ヴィジュアル系”に対しての過度なこだわりって、何なんだろうなぁ…と思ってしまいます。
「俺たちはヴィジュアル系だけど何か?」
「俺たちはヴィジュアル系だし楽器すらできないけど音楽やってます。何か?」
「俺たちはヴィジュアル系なんかじゃない!」
どっちの方がカッコいいかなぁ?