太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

自分がモブおじさんであることを受け入れた36歳の誕生日

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おじさんであることを受け入れた

 2017年10月10日で36歳となる。銭湯の日。どこからどうみてもアラフォーである。もう言い訳のしようがない。

実際問題として、25歳ぐらいから生活スタイルがそれほど変わっていない焦りのようなものはある。結婚もしていないし、住宅ローンもないし、趣味も変わっていない。体力はなくなったと思うけど、昔だって無茶をしたら当たり前に体調が悪くなっていた。読書、映画、酒、昼寝。ひとり上手。

 この現状はあまり変わっていないけど、自分がおじさんであることは受け入れた。自身の人生の決定権を握っているのは自分だけだし、誰かのせいにしても何も変わらない。楽観的にみても折り返しを迎えたというのに、誰かに手綱を渡すわけにもいくまい。

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モブおじさんのまま生きて死ぬ

 自分の人生の主人公は自分だけど、一方で大多数の人にとってはモブおじさんのままでよいとも思える。「モブ」とは英語で群衆を意味するのだが、アニメにおいては名前を持たない背景キャラクターの隠語となる。その存在をまるで認知されないわけではないが、特別な個体識別はされない程度の距離感。

 フリーランスであれば自分を売り込まなきゃいけないし、目立ちたがりの究極生物を否定する気もないのだけれど、僕自身はモブおじさんとして黒子に徹するのが性に合ってる。無記名記事への反応や担当業務の話題にほくそ笑むぐらいはするけれど。

 大した事はできてないけど、何もできてないわけでもない。内発的動機づけが弱いので、必要に迫れられる状況があるから動けるところがある。人の金で食う焼肉が美味いように、人の金で動かすプロジェクトは楽しい。

じぶんへのご褒美は快適な寝具

 じぶんへのご褒美ってほどではないけど、無印良品の羽毛布団とダウン入りの枕を調達。

 airweaveのマットレスと合わせて快適な睡眠を確保。なかなか疲れが取れないから睡眠の質への貪欲さがでてきた。家の中でも寝袋に寝ていた頃を考えると隔世の感がある。

 男のひとりぐらしだと衛生と栄養が不足しがちだし、肥満と飲酒も併発しやすい。サウナやスポーツジムに通ったり、食事に気をつけたりと健康そのものが主題に変わっていくのを感じる。結論を言えば「健康で文化的に暮らしたい」ということなのだろう。