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» 2017年10月10日 06時43分 公開

日本カビ世界的流行 海外で強毒化し死者も、上陸警戒 (1/2)

「日本カビ」こと「カンジタ・アリウス」が、欧米やアジアで真菌感染症として初めてのパンデミックを引き起こしていることが分かった。

[産経新聞]
産経新聞

 平成21年に日本人研究者が「新種」として世界で初めて報告した真菌(カビ)「カンジダ・アウリス」(通称・日本カビ)が、欧米やアジアで真菌感染症として初めてのパンデミック(世界的流行)を引き起こしていることが分かった。抵抗力の弱い入院患者が死亡する事例も報告され、警戒が必要だ。

画像 通称「日本カビ」と呼ばれる真菌カンジダ・アウリス(槇村浩一教授提供)

 日本カビは、帝京大大学院医学研究科の槇村浩一教授が17年に70歳の女性患者の耳漏(耳だれ)から発見した。このとき見つかったカビは病原性が低く、抗菌薬に対する耐性も示さなかった。ところがその後、韓国やインド、パキスタン、英国、米国、南アフリカなど海外でも同じカビが発見され、23(2011)年には韓国で患者が敗血症で死亡する事例が報告された。

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