Facebookの最高セキュリティ責任者(CSO)は同社を批評している人々に対し、偽ニュースの問題は多くの人々が認識しているよりも複雑だと警告を発した。
2016年の米大統領選の期間中に同社サービスに掲載されたロシア関連の広告について、社内調査を統括しているAlex Stamos氏は米国時間10月7日、同社が使用するアルゴリズムを擁護した。ヘイトスピーチや暴力的な脅しを除外して、ニュースフィードに表示されるものを決定するためのアルゴリズムだ。
「われわれの最近の問題を取り上げ、当社の従業員に対する固定観念にとらわれ、論点をすり替えてでっち上げた技術(企業)として攻撃することを目的とした膨大な数の報道を目にしている」と同氏はTwitterのスレッドに記した。「大企業の重要な役職にある人で、アルゴリズムは中立だと考えている人はいない。リスクを認識していない人などいない」(同氏)
Facebookは、偽ニュースと米大統領選に対するその影響を放置したとして厳しい批判を浴び、この数カ月間は、増加する偽ニュースへの対策に取り組んでいた。その対策として同社は8月、「Related Articles」(関連記事)を表示させるプログラムを拡大して、ファクトチェック(事実確認)機関による記事などを提示するとしていた。
また同社は、「最新の機械学習」を利用して、偽ニュースの疑いのある投稿をより多く検出し、第三者のファクトチェック機関に送信するとも述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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