ご機嫌いかがですか。
むねやんです。
今回は、2018年から施行されます「つみたてNISA」について、おすすめの商品(ファンド)ベスト3を独断で発表させていただきます。
※これはむねやんの投資における主義・思想であり、確実なリターンを保証するものではありませんのでご了承ください。
※むねやんは、おすすめする商品に関して特定の企業・団体・個人から利益はもらっておりません。あくまで私が心から良いと思った商品を紹介しております。
そもそも「つみたてNISA」って何?
まず初心者の方にむけて、つみたてNISAの概要について簡単にご説明させていただきます。
中級者以上の方は読みとばしていただいて結構です。
- つみたてNISA口座で資産運用を行えば、通常課税される20%の税金が無税となる。
- 非課税枠は年間40万円×20年間。それを20年間に分けて投資できる。(最大800万円まで投資可能。)
- 2018年1月から運用開始(口座開設は2017年10月からスタート。)
- 現行NISAとの併用はできない
- 対象商品(ファンド)は、手数料を抑えた初心者向け106本が対象。
より詳しく知りたい人は、下記の金融庁HPのPDFを参考にしてみてください。
つみたてNISA関連
むねやんの投資方針について
むねやんの米国株・投資方針については、以前、記事にも紹介した通りです。
www.munelog-america.com
これを、つみたてNISA用にざっくり言い換えると、次のようになります。
- 投資方針の根幹として、米国株式市場への優良銘柄を投資が最も優れていると考えている。
- 個人的には、資本主義経済の中心である米国への一極集中で十分だと考えるが、それが不安だと思う人は欧米等の先進国に適度に分散させるのもありだと考える。
- さらに、先進国(米国・欧米)だけの投資が不安な人、もっと分散範囲を広げたい人は、全世界の株式市場に投資できるファンドを選択する。
- 大きな当たりを狙いたいのであれば、新興国に投資するのもありだが、大負けする可能性もあり初心者には難しいので、むねやんはおすすめしない。
- 20年以上長期にわたって投資を続けられるのであれば、株式リスクの方が債券リスクより低い可能性が高いので、債券への投資は不要と考える。( 『株式投資の未来』ジェレミー・シーゲル著)
- リターン期待値との兼ね合いもあるが、信託報酬(経費率)は低ければ低いほどよい。
つみたてNISA(積立NISA)おすすめファンド・ベスト3
上記の条件を踏まえたうえで、むねやんがおすすめする商品(ファンド)はこちらです。
つみたてNISA おすすめ商品1位
楽天・全米株式インデックス・ファンド
- 信託報酬:年0.1696%(税込)
- ベンチマーク:CRSP USトータル・マーケット・インデックス
- ベビーファンド純資産総額:5百万円
- マザーファンド(ETF)純資産総額:79,868百万(米ドル)
- 3年間リターン:?(VTIは年9.06%)
楽天が満を持して発表した米国株ブロガー垂涎のファンドです。
内容は楽天が米国ETFのVTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)を買うだけのものですが、このVTIがとにかくスゴイ!
VTIは米国株式市場の99.5%を網羅しており、これ一本で大中小問わず米国株式市場のほとんどに投資することが出来るのETFです。
構成銘柄も、アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、ジョンソン&ジョンソン、エクソン・モービル、etc・・・・、と、超有名巨大企業が上位を占めています。
ベビーファンドは出来立ちなので少額ですが、マザーファンドの大きさたるやどうでしょう。
日本円にして約9兆円です。もう尋常じゃない額ですよね。
個人的には、これを超える優良ファンドは今のところないと考えてます。
つーかもう最強です!これ1本だけでいいくらいです。
「アメリカがいつテロや核攻撃で崩壊するか不安でしょうがない」と考えている人以外は、上記ファンドをオススメします。
参考までに過去記事です。
www.munelog-america.com
なお、同じく米国株式市場に投資する「iFree S&P500インデックス」もあります。
信託報酬0.225%(税抜)と非常に低コストで、ベンチマークもS&P500インデックスという非常に優れた商品(ファンド)なのですが、如何せん純資産額が小さめ(約10億円)なので、いまは様子見です。
今後の成長に期待です!
つみたてNISA おすすめ商品2位
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
- 信託報酬:年0.216%(税込)(10/9時点)
- ベンチマーク:MSCIコクサイ・インデックス
- 純資産総額:64,576百万円
- 3年間リターン:年8.30%
ニッセイアセットマネジメント株式会社が販売している投資ファンドです。
「インデックス投資」をやっている人たちの中では、一番有名なのではないでしょうか?
ちなみにこのファンド、「投信ブロガーが選ぶファンドオブザイヤー」で2014~2016で1位をとっている、3タイムスチャンピオンです。
今年の2017年も4連覇の大本命でもあります。
実は今のところ先進国ファンドのなかでは、他のファンドの方が信託報酬最安なのですが、なんとここへきて11/21から信託報酬を引き下げし(0.011%マイナス)、、最安1位の座を奪い返す予定です。その意気や良し!ということもあって、2位にランクインさせていただきました。
主な投資先地域はアメリカが65%と過半数を占め、イギリス7.3%、フランス、カナダ、ドイツが4%前後、他にスイスやオーストラリア等に数%投資されています。
比較的若いファンドですが、日本国内では十分実績のあるファンドなので、米国一極投資に不安がある人はこちらもおすすめです。
つみたてNISA おすすめ商品3位
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- 信託報酬:年0.2396%(税込)
- ベンチマーク:FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス
- ベビーファンド純資産総額:5百万円
- マザーファンド(ETF)純資産総額:8,512百万(米ドル)
- 3年間リターン:?(VTは年5.96%)
これも楽天が満を持して発表したファンドです。
このファンドが登場して嬉しいのは、米国株投資家より、むしろインデックス投資家の皆さんではないでしょうか。
というのも、この投資対象ETFであるVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)は、「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」で2012~2013まで1位を受賞し、それ以降もずっとベスト3に選ばれているファンドだからです。
そしてこのVTが凄いのは、このETF1本で「世界47か国、約8000銘柄」の株式に投資できるというものということです。
これは、全世界の市場時価総額の98%以上をカバーしていることになります。
純資産額も日本円にして約1兆円と、VTIには譲るものの十分すぎる規模です。
主な投資先地域は、アメリカ53%、欧州25%、太平洋地域14%、新興国+中東8%、といったところです。
投資配分はやはり各地域の株式市場規模と比例していますが、それでも全世界に投資できているのは精神的に楽ともとれます。
リターンは上記2ファンドに比べればやや少ない印象ですが、今後新興国が目覚ましい発展をする可能性もありますし、リターンを上回る可能性もあります。
枕を高く安心して毎日眠りたい方はこちらをおすすめです。
総評
いかがだったでしょうか?
あくまでむねやんの独断と偏見が混じったベスト3でしたが、まあ当たらずとも遠からずといった感じではないでしょうか?(多分・・)
銀行さんや投資信託会社さんでは、上記のような商品はおすすめされない可能性があります。
なぜなら上記商品は、信託報酬がどれも非常に低い上に売買も少ないので、銀行さんや投資信託会社さんは儲けにならないからです。
だから「NISAおすすめ商品のチラシに載ってなかったよー」という方も不安にならないでください。
向こうも商売でやってますのでね。
月々3万3千円前後の積み立てということで、私ならば楽天・全米株式インデックス・ファンドに集中投資すると思いますが、不安でしたら2位、3位のファンドに投資したり、また1万円ずつとかに分けて投資するのもいいかもしれませんね。
もしくはこれを機に、他の商品(ファンド)を研究するのも良いと思いますよー。
世間のつみたてNISAの認知率は約20%らしいですが、これがどんどん一般的に普及していって、ゆくゆくは金融リテラシーの高い国になったらいいですね。
なお、米国ブログ界のゴッドファーザー、たぱぞうさんもおすすめファンドについて記事にされておりますので、こちらも参考にどうぞ。
当へっぽこブログよりも、ずっと論理的でわかりやすい内容になっておりますよ。
つみたてNISAのおすすめ商品ベスト3 - たぱぞうの米国株投資
Ate breve! Obrigado!