iPhoneケースには概ね三種類ある。
一つは手帳型。
全体を覆うので防御力が高く、またデザインにバリエーションをつけやすいので女性に人気がある。
ただし、熱がこもりやすいのでiPhoneにダメージを与えるという欠点がある。
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二つめはスリーブ型。
背面から側面までを覆う構造で、シリコンやプラスチック、あるいは金属製のものもある。
ただし、iPhone本来の手触りが味わえない上に、スリーブ型は角を完全に覆わないものが多く、そこから割れる可能性が非常に高い。
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バンパー型は側面しか覆わない。だがそれで十分である。何故ならiPhoneは角から割れるからだ。
iPhoneのガラスは非常に硬く、ダイヤモンド入りのヤスリで削りでもしないかぎりは傷も付かないが、そのぶん割れやすくできている。
そのくせ角は丸みを帯びていてガラスが張り出しているので、落としたときにガラス部分が地面と衝突しやすいのだ。
スリーブ型の説明でも書いたが、この張り出したガラス部分まで覆わないiPhoneケースはカスだ。端っこがちょっと盛り上がってるやつがいい。
さて、そうなると背面を覆う必要はまったく無いことに気付くだろう。
むしろ、熱をこもらせ、手触りを阻害する贅肉だとすら言える。
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売り場に行ってもスリーブ型が7割、手帳型が3割、バンパー型は1種類でもあったら万歳、という感じだ。
なぜバンパー型は少ないのだろうか。
誰も買わないからか。
なぜ買わないのか。
側面だけでは心許ないと思っているのだろうか。
彼らは贅肉の鎧で偽りの安心を得ていることに気付いていないのだ。
もっとバンパー型の人気が出て、さまざまな種類のバンパー型を選べるようになってほしい。
硬さが割れやすさのトレードオフなんだろうか どうにかもっと割れにくい素材を見つけるか作ることは出来ないのだろうか