ようこそ(^o^)丿
お金を貯めることを通じて、人生を豊かにいきることをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、健康を売りにしている管理人ですが、この大事な連休中に久々に寝込んでしまいました。
症状は下痢、腹痛、軽い吐き気と微熱!
こ、これは!
ノロウイルスの症状ではないですか嗚呼嗚呼!
貴重な3連休を寝込みつつ、何とか遅れに遅れても毎日ブログをアップしてきた意地があります。
それにしてもこの3日間で損した日給は計り知れません。
やはり健康であればこそ、生きる気力が湧くし、お金を貯めて何かをしたいという欲求も沸きます。
この3日間、ただボーっとふとんとトイレの往復で、絶食して体重が約3kg減ってもうれしくもなんともありません。
今シーズンもノロウイルスが猛威を振るうと予想されています。
できる限りの対策を考えてみます。
ああ、お腹が痛いです・・・。
1 ノロウウイルスとは
ノロウイルスとは、まったく新しいウイルスです。
1968年にアメリカオハイオ州ノーウォークという町の小学校で原因不明の集団感染症が発生した際に見つかったウイルスであることから、ノーウォークウイルスと命名されました。
しかし、その後SRSV(小型球形ウイルス)の一種とされその総称として、SRSVの名前が使われ、ノーウォークウイルスの名前は着目されませんでした。
日本でも、冬になると子供が嘔吐下痢の風邪症状にかかりやすいとされ、お腹に来る風邪という認識でした。
我が子も小さいとき冬になるとゲボし、カーペットやフトンを台無しにした記憶があります。
真っ白い嘔吐を吐きました。
今ではロタウイルスと呼ばれ、分離されています。
当時は、SRSVの名前で、ノーウォークウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス、サポウイルス、アストロウイルスがごちゃまぜになっていました。
まだ、分離するPCR法やノーベル賞を受賞した田中フェローが発見したシークエンサーも開発されていなかったので止むを得ないことでした。
2 ノロウイルスと新命名及び食中毒原因物質に指定
ノーウォークウイルスやSRSVの社会的関心はそれほどでもありませんでした。
その理由は死にいたる病とまではいえず、2,3日で軽快するからです。
管理人も3日目となりようやく回復してきました。
2日間ほとんど食べなかったので、3kg近く痩せたのはラッキーかもしれませんが、おそらく一過性です・・・。
2002年国際ウイルス学会において、ノーウォークウイルスをノロウイルスと命名しました。
また、冬になると特に生かきを原因とした胃腸炎が流行することから、平成13年厚生労働省は初めてウイルスによっても食中毒が引き起こされることを認め、ウイルスを食中毒原因物質と指定しました。
ここからノロウイルスが全国的に知られるようになりました。
3 ノロウイルスの原因
ノロウイルスがやっかいなのは、自然界に広く存在し、人間の腸内で増えるという性質を持っているからです。
いわば人間が原因を作っています。
感染経路は大きく分けて2つあります。
ひとつが、人間の腸内で増えたノロウイルスが下水中に放流されると、下水処理場での処理をくぐり抜け、海水中に放出され、プランクトンなどを餌にする二枚貝の中腸腺に貯まってしまい、それを生で食するため感染するルートです。
二枚貝で生で食べる貝の代表は、牡蠣とホタテですが、ホタテはウロと呼ばれる中腸腺は捨てますが、牡蠣の中腸腺は体内に取り込まれているため取り除けません。
つまり食物連鎖の生態系の循環により、人間の排出した糞便中のノロウイルスが廻り回って、また人間の体内に取り込んでしまい発症してしまいます。
もうひとつは、不顕性感染という感染ルートです。
人間はノロウイルスに感染しても実は症状が生じない人もいます。
同じものを食べても30%くらいしか発症せず、その他70%の人たちは不顕性感染者となります。
一度感染してしまうと腸内に4週間は残るとされています。
管理人もおそらくノロウイルスに感染しているので、感染を広げてしまうかもしれません。
ノロウイルスが怖いのは、食品安全委員会のプロファイルで、年間370万人が感染するという推定です。
ほぼ100人に1人が感染するので、感染者が、手を良く洗わないでトイレを使ったり、調理することによって瞬く間のうちに感染が広がってしまいます。
飲食店関係者にとっては、冬場はノロウイルスと命がけで闘っています。
4 ノロウイルスの症状
潜伏期間は14時間から36時間 平均18時間前後です。
人によっては数時間で発症する場合もあります。
主症状は、管理人も罹ったとおり水溶性下痢、腹痛、嘔吐、微熱です。
管理人は今回吐きませんでしたが、だいぶ前かかったときは、深夜嘔吐下痢を繰り返し、本当つらかったです。
5 ノロウイルスの治療法
治療法はありません。
病院にいってもせいぜい下痢止め、点滴程度の対症療法のみです。
なにしろ1日から3日で治ってしまうので、やむを得ないという意識があるようです。
ノロウイルスの変種は次々とみつかっていて、現在34種類前後にまで増えています。
2年前川崎市衛生研究所で発見した、GⅡ4が全国で猛威を奮ったのは記憶に新しいところです。
変種が多いため、一度罹っても繰り返し罹ります。
抗体は半年しか持たないといわれています。
現在世界中でノロウイルスワクチンの開発にしのぎを削っています。
発見すればノーベル賞間違いなしという噂もあり、発見しそうな製薬会社に先んじて投資しておけば巨万の富を得ることも可能かもしれません。
6 ノロウイルス対策
対策は2つあります。
ひとつは生ものは食べないことです。ノロウイルスは熱に非常に弱いので、加熱すれば安全です。特に冬の時期は、生ものはできるだけ食べないようにします。
また、結果的に人が触れる工程の食べ物も口に入れないようにします。パンやケーキなどもノロウイルス食中毒の原因になりやすいし、漬物も危ないです。
さらにバイキング形式ですとトングが汚染される可能性があるので、取り分けは危ないです。
2つ目は手を良く洗うことです。外に出ればたくさんのものに触ってしまいます。触ったものがすでにノロウイルスに汚染されていれば、感染する可能性があります。
何しろノロウイルスは1個でも発症するという極めて感染力の強いウイルスだからです。
7 まとめ
いかがでしたか。
我が国のノロウイルスによる国家的損失は、年間4兆円にも上ると推定されるほど、ノロウイルス対策は国家安全保障レベルの大問題です。
しかも治療薬もありません。
人が人に感染させてしまうというとても厄介なウイルスです。
管理人もこの3日間フトンで寝るだけでした。ただ根性と使命感だけでブログの更新を行うのがやっとでした。
本来なら、庭の草むしり、家庭菜園の整理、植栽の剪定、家の大掃除、車のワックスがけなど山ほどやる仕事がありましたが、すべてパーです。
これを便利屋に発注したら10万円以上の見積もりとなったことでしょう。
病気を憎んで人を恨まずとはいいますが、本当、健康第一であることを痛感しました。
この2週間珍しく1日も休むことなく仕事に出ずっぱりだったこと、それも含めてブログに時間を割いて休養がほとんどできなかったことが原因だとはわかっています。
もう少し自分を労わり、その上でブログとつきあって行こうとしみじみ思いました。
ブログはあくまでも書く喜び発信する喜びなのであって、決して義務でもなければ使命でもありません。
3日間フトンで寝込んでつくづく感じました。
それでは