アイドルコンテンツが多くなってきた時代だから、アイドルを育てる…って事に関しては凄く選択肢が増えていて、でも、応援してくれてるプロデューサー、プロデュンヌさんは「アイドルマスター」を選んでくれてるんだと思うと、本当に嬉しいし、人生の、有限の時間を私達にかけてくれてるんだから、やっぱり私も羽ばたかないとなって思うよ。
今までは努力しても方向性が間違ってたりで、頑張ってるのに上手くできなくて、なんだかもどかしい事が多かったけど、通っている歌の先生とダンスの先生がこっちだよー、あとあんたの体力はここまでだからこれ以上やるなよーとか、導いてくれるので、すごーくありがたいです。
このハッチポッチは、今回別件のライブと日程が凄く近くて、いろーんな覚えなきゃいけない事が多くて、全部を完璧にやらなきゃ、沢山練習してもしても、よりよくなれない、みんなが期待してくれてるのにこたえられない、私は成長できてない、どうしてこんなダメなんだろ、みんなみたいに上手くできない!と焦りに焦り、、、
過度な練習に体が耐えきれるはずがなく、耳が一時的におかしくなり(仕事はこなせてたけど)それに対しても焦り、憤り、自分のやるせなさにアイマスの振付師さんに「私はセカンドから何も成長できてない…」と泣いてしまったりもしました。
さて話は変わり、神SUMMER‼︎
私はこの曲を作曲されている田中秀和さんの世界観が大好きで、アイマス全然関係ないところで「田中さんの曲を歌いたいな〜」と言っていました。
…ら、なんとぉ!(美咲ちゃん)
台本見てビックリ、まさかの今回歌わせていただける事に…!
本当に本当に偶然なんです。驚きでしょ?
しかもハッチポッチ1曲目。
しかもセンター担当。
私はすぐ五十嵐裕美嬢に
「まだ振り映像を貰ってないからわからないけど、歌割りを見るとセンターな予感がヒシヒシと伝わってきてヤバイ。アイマス初センターかもしれない。」
ってラインしましたね。
でも私は、神SUMMER!!みたいな優雅な動きの振りが苦手で、何が振付師さんと違うのかとか、とても悩んでいたところ、私と一緒にレッスンだったたかはし智秋さんが私を観察してくれてたみたいで(その日のレッスンは私達2人だけ)
「動きにニュアンスをつけるのが苦手なのね。
あんたが他の人の踊りにあって自分に足りないって悩んでるのはそれよ。
あたし足痛いし振り覚えたし、休憩!
このレッスン時間は戸田ちゃんのニュアンスの付け方をやりましょ〜」
って言ってくれて。
その時に私はリズムがわからないんじゃなくて、リズムを動きに取り入れる方法がわからないのを、この4年目で知った訳なんだけど…
それから智秋さんが、約2時間、私の肩が腰に連動して動かないように持ってくれて(腰だけが動くようにね)、ずーっと丁寧に隣で腰の動かし方とか体の動かし方を教えてくれて。
ここまで読めばわかると思うけど、足痛いからやめよーって言ったのは嘘だったんだな〜ってジーンとしたよ。
だって足痛かったら座るでしょ!
私がセンターで悩んでたから、レッスン時間を私にくれて、しかもいろいろ教えてくれたんだなって。
そんな中、途中からいらしたスタッフさんが
「この光景は一体…(°▽°)」
ってなってたら、スタッフさんのところに行って
「あいつさ〜フリも歌詞も完璧に入ってるのに、ニュアンスつけるのが苦手なのよ〜。でさ〜今回センターだからカメラに絶対抜かれるじゃん?初めてのセンターなんだって!うまくやりたいじゃん?」
って何回も言ってくれて。
「あんた、アタシの隣で踊るんだから、ちゃんと踊りなさいね💕…なんちゃって〜あはは〜」って本人はめっちゃ笑ってましたけど、智秋さんのおかげで神SUMMER!!はちゃんと踊れるようになれたんだと思ってます。
自分が何ができてないか、周囲も私もわからなかったのに、それにすぐ気がついてくださった智秋さん。
おかげで、他の踊りもいろいろわかるようになって。いろいろ相談にものってくださったし、本当にありがたかったです。
そして2つ目の叶った夢。
アイマスに出演されてる役者さんの中で、1番智秋さんと作品で共演する事が多くて。
以前外画の飲み会で智秋さんと一緒に歌いたいな、って話してたらこれまた叶って。
ビックリです。嬉しかった。
そしてずーっとずーっと待ち望んでいた
Beat the World!!!
本当に本当に平田宏美さんと歌えるのが嬉しかった!(;ω;)
この曲はいろいろと私にとって思い入れが強い曲です。
レコーディング後に「真と歩が歌ってるの想像つかなくて、これがどうやってアイマスになるんだろう?と思ってたけど、歌を聴いて、ああ、アイマスだわ。って思ったんだ。ありがとう。」って言われて、そんな事ミリオンライブやってて初めて言われたから、凄く嬉しかった思い出。
MCの時に、レコーディング後にオリジナルメンバーでライブはできない、って言われてショックだったって話をしたけど、別にそれは平田さんや、真P、歩P、私に対しての意地悪ではないってことだけは御認識していただけたら嬉しいです。
前回はその前情報があったから、
そして一緒にBtW!!!を表現したゆきよさんに失礼な気がして(一緒に表現した後に他の人とやりたいって言われたら、気分悪いよね…?)
何より誰かの負担になってしまう気がして、すごく迷ったけど、今回歌えて、あの時に自分に正直でいて良かったなと思ったよ。
念願叶ってのオリジナルメンバー。
レッスンの時も、これが最後なんじゃないかとか思っちゃって、毎回全力でやって、毎回息も絶え絶えになってた…笑
上下運動の中で歌うから、音程がブレてないか不安だったんだけど、戸田さんはパワータイプだから、音圧でカバーしてます!全然大丈夫です!と言われて、パワータイプ…(°▽°)ってなった思い出。
レッスン中のお話の時に
平田さんに「努力家だね。」って言われて。
「みんなの方が全然凄いし、努力しても追いつけないです。結果が出せない努力なんて、なんの意味もないですよ(笑)」って言ったら
「努力を続けられる事に意味があるんだよ。ビートは楽しもうね」って言ってもらえて、ウルッときました。私。。
歩が元々は完璧な女の子で、収録当日にドジっ子に変わったっていろんな場所でお話をしてると思うんだけど、私は基本完璧である事に意味があると思っていたので、初めてお話をする石原さん(オーディションの時は会話しないから、この時が初めての会話だった)に
「なんで完璧じゃなくしたんですか?」
って聞いたら
「完璧な存在は可愛くないなーって思って、アホの子にしました!」
って言われて。
その時は「???」って感じだったけど、なんとなくそれがわかったような気がした1日でした。
最後のレッスンの日に、もう武道館での当日確認と、本番でしか平田さんと歌えないんだ…と思ってたら悲しくなって、勇気を出してご飯にお誘いしたら、快くオーケーしてくださって。
仁後さんと原さんも来てくださって、いろいろお話聞けたり、話せたり、とても楽しくて。
だから本番にもうこれが最後なのか…って思ったら、本当に本当に寂しくて、聴いてくれてる皆にも、長く続くと油断してしまうかもしれないけど、これが永遠に続くものでもなくて、もう2度とはないかもしれない、だから全力で楽しんでほしいなって思った結果、歌なんだか叫びなんだかよくわからない「ほら、もっと、もっと」になってしまいましたけど。。。ごめんなさい。。
終わった後に、終わってしまった…って寂しくて、悲しくて、裏で下手に走ってお礼を言ったら、「あなたとだから歌えました。ありがとう。」って言ってくださって、また泣いて。
本当に本当に優しくて素敵な大先輩でした。
でも、でも、まさかの「また一緒に歌おうね。何がいいかな?」とも仰ってくださって。
一生歌えない、と思ってたのに、未来の話をしてもらえると思わなくて、本当に嬉しかったです。
「お世辞じゃないよ」って。
私は、真キーがちょうどいいキーですって話をしました。。笑
平田さん大好きです。
1番歌い終わった後の台詞は、真の台詞のアレンジで。当日確認の時に急遽私が言いたい!と入れたものでした。
あと、ビートで叶った願望…
今治タオルを振り回す。
…意味不明でしょ?(笑)
ミリシタの歩がタオルにこだわってるから、じゃあ高級タオルの今治タオルをビートで振り回したい!って私がミリシタの収録の時に話して。
高級タオルを振り回すのは現実的じゃないって結論になって(笑)
まあそうよね…と思ってたら、まさかのビートタオル(今治製)販売で、本当にビックリした!
しかも真と歩、迷走Mind衣装でありがたやありがたや…!
その収録にいらしてた訳じゃないのに、察するかの如くのタオルだったので、願望がまた叶った!
こんなにとんとん拍子で願いが叶って、なんだ私、どうした、どうしたこれ?!
と…激運装備でもしてたの?
今まで真Pの方々には、歩が高確率で真と組んでる事で、嫌な思いをさせてないだろうか、とか、それによって真の一面をなにか犠牲にしてないだろうか、とか、一緒に組める事への喜びと同じくらい悩んでもいたんですけど、今回「ゴールデンコンビ」としてライブをさせていただいて、そう言う言葉に関係性が昇華されていた事。
そう言う関係性だからこそ、真の新しい一面を引き出せるんじゃないか、と言うか、引き出したいなと今回のライブを通して、強く思いました。
なんて言うと、ちょっと偉そうかな…。。
申し訳ないな、より、そう言うポジティブな気持ちに今回のライブでなれました。
今回の先輩達との出会いで、やりたい事、表現したい事、ちょっと明確になりました。
仁後さんにキラメキラリが凄い好きってお話をしたら、「え〜〜じゃあ今度はライブでやって〜」って仰っていただけたり、
沼倉さんに歩ともライブやりたい〜〜って仰っていただけたり、
原さんとご飯したり、人生で体感した痛みの話をしたり、
繪里子さんはいつも優しくしてくださって、天使みたいでした。
本当、いろいろと楽しかったです。
幸せでした!