へろーへろー!たなかです。
珍しくたなかが連日ブログを更新してるよ!
明日は天変地異が起こるかも!気を付けて!
1人暮らしの母から野菜とお酒(日本酒)が届きました。段ボールいっぱいの野菜です。
どう考えても一日でも家事をさぼったらダメにしてしまいそうな量です。母からの無言のプレッシャーと、愛を感じます。
ちゃんと全部使い切れるだけのしっかりした生活をしなさいという母の願いにも感じます。
母の願いをかなえるべくせっせとお弁当の準備をする娘、健気じゃない??
以前ブログに登場した母です。
前向きになったら婚活なんてどうでもよくなった話。 - 婚活おんぼろグラマラス
母は美しくて優しくて少女のようでたくましい尊敬する女性です。
若かりし頃の母は今の私なんて絶対太刀打ちできっこないような、本当にきれいな人でした。学校の帰りに待ち伏せされたり、会社ではマドンナだったりモテモテだった母。
今でも我が家の女性陣の中で圧倒的女子力…女性力??を見せつけてきます。
すんごいさらっとスキニーパンツとオーバーサイズシャツとか着てて、かわいい靴履いてるなーと思ってよく見るとMinnetonka(ミネトンカ)だったりする。そんな色の靴、わが人生のなかで履いてみたこと一度もないよ!みたいな綺麗な色の靴をちゃんと大人のおしゃれに取り込んでるから娘の私でもおしゃれの参考になる。
料理が上手でいつもパーティーみたいな色とりどりのご飯を用意してくれた母。「ほんとに料理好きだよね」って言ったら『料理なんて全然好きじゃないよ!!あんた達にちゃんとしたものを食べさせたいから出来合いものを買ってこないだけ』って言って言ってて母ちゃんすげーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!って感動した。母は冷凍食品とか総菜のコロッケとか全然食卓に出さなかった、かっこいい。
大人になってからいろんな家の食卓を見たけど、あれ?私すごく恵まれた食事してたんだなって思った。そりゃそうだよね、母のようなご飯なんて毎日作れないよ!!!って思った。
父が不倫したり短気だったりの破天荒連発で明らかにうまくいってなくて、離婚の危機か!?と思った時。
「別れたかったら別れていいんだよ。」って言ったら『お父さんいなくなったらどうやって生活してくの!』ってぷりぷりしてたけど「子供何人いると思ってんの。みんな成人してるんだからママ1人どうとでもなるでしょ」って言ったら『なーんか元気出ちゃった☆彡』とか言ってそれからすっかり元気になっちゃった母。
40になっても50になっても60になっても昼寝してる父に添い寝とかしちゃうかわいい母。父に乙女みたいなちょっかい出してはガチギレさせてた(笑)
父が亡くなって、超どうでもいいことで私に電話してくるようになった母。仕事の愚痴とか私に言ったあと、『聞いてくれてありがとう、あんたに言ってよかったよ。聞いてくれる人いなくなっちゃったからさ!』と笑う母。父に先立たれて寂しいのかと思ったら未亡人になってモテたりしてて苦笑する。そして男女問わず母のために力になってくれようとする人がたくさんいることに安心する。
母からつまらん(←)愚痴とか相談の電話がくると独り身の母を思って切なくなる気持ちと、あぁ、私が大人でよかったなぁと思う。母に助けてもらってばかりだった私が、母から相談されて感謝されたりしてる。子供のときみたいにお手伝いしてあげて感謝とかプレゼントしてあげて感謝じゃなくて、話を聞いてくれてありがとうって言ってもらえる。母がつらかったり寂しくなったとき支えられる自分でよかったな、と心底思う。
母は私に、私らしくいることが一番素晴らしいのだと教えてくれた人。生きてきた環境はぜんぶ良好!!と断言できるような環境ではなかったけど、私は私らしくいればいいと教えてくれたからここまで生きてこれたと思う。昨日投げつけたおっぱいは回収しまーす!!!
人気のない山に連れていかれた話と海に置いてかれた話。~ひざまずいて私のおっぱいを拾いなさい~ - 婚活おんぼろグラマラス
母のことを思うと、もっと母を知りたくて、子供を育ててみたいと思う。母がどんな風に思って私たちを育てたのか、もっと知りたい。そして母のような優しくて少女のようでたくましい女性になりたい。でも生まれ変わることがあったとしたら、私はもう一度母の娘になりたい。