こんにちは(^^)えたばりゅです。
今回は不定期開催の超自然・UMAのお部屋になります。今回ご紹介するのは日本のUMAの代表的存在とも言える存在。ツチノコでございます。ツチノコは河童と並び日本の代表すべきUMA。ツチノコという名前を耳にしたことがないとおっしゃる方はおそらくおられないのではないでしょうか。ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたらと思います。
今回ご紹介したいのは幸運の使者、座敷童子(ざしきわらし)。こちらはUMAではなく、精霊のようないわば超常的な存在になります。UMAと呼ばれる存在は何度かこのコーナーでお伝えしてきたんですが、超常的な存在は何気に今回が初めてになるんですよね。こう見えて意外と験(ゲン)担ぎたがりな私えたばりゅ。
超常的存在をご紹介するのはまず座敷童子と決めていたわけでございましてw
ではでは、今回も最後までお付き合いいただけましたら幸いです。
幸運の使者 座敷童子(ざしきわらし)
まず、座敷童子という存在がどのような存在かをさらっとご紹介させて頂たいと思います。
座敷童子とは
座敷童子は東北地方(主に岩手県)に伝承される精霊で、主に古民家などの歴史ある建造物に姿をあらわし、そこの家に住む者にいたずらをするものの、見たものに富みや幸運をもたらす存在とされております。
一般的に座敷童子は童子という呼び名のとおり、着物を着用した幼い子供の姿をしているとされておりますが、住んでいる家によっては男の子だったり女の子だったり、はたまた一見どちらの性別か判別することが難しかったり、年代も4,5歳くらいの幼児から15歳くらいの思春期を迎えた少年少女、もしくは人の形をしていないこともあるとされております。
座敷童子が住む家は幸運や富をもたらすとされておりますが、座敷童子が住む家というのはそのほとんどが東北地方になっております。ではそれ以外の地域に住む者には会うことが出来ないのかと思ってしまいますが、岩手県や山形にある旅館では座敷童子に会うことができるかもしれないそうなんです。
座敷童子に会える可能性がある主な旅館
座敷童子に会える可能性がある旅館は主にこちらの旅館になります。
- 菅原旅館別館
- 緑風荘
- 民宿 わらべ
- タガマヤ村
などなど。これらの旅館では座敷童子が住んでいるとされ、運よく会うことが出来れば、あなたにも幸運が訪れるかもしれませんね(^^♪
これらはただの言い伝えではなく、実際にこれらの旅館に宿泊され、座敷童子に会ったとされている著名人もおられます。
座敷童子に会ったことがあると言われている著名人
- 本田宗一郎氏(本田技研工業(HONDA)創業者)
- 松下幸之助氏(Panasonic 創業者)
- 稲盛和夫氏(KDDI・京セラ創業者、日本航空(JAL)再建者)
- 水木しげる氏(いわずとしれたゲゲゲの鬼太郎・悪魔くんの生みの親)
- 金田一京助(学者、作家、大学教授)
などなど、他にもそうそうたる著名人が座敷童子に会ったことがあるとされております。
・・・いや~~・・・少し名前を列挙するだけでも各分野で日本を代表するような存在の方々ばかりですよね(^^;
そして、やはりTVなどのメディアでもこれらの旅館はよく座敷童子があらわれる旅館として取り上げられており、その動画もありましたのでちょうどよい機会ですからご紹介しておきますね。
タイトルが世界の怖い夜になっておりますが、レッグレスな方が出てくるシーンはありませんのでご安心してご覧下さい(^^
いかがでしょう。どうやら座敷童子が喜びそうなお土産を持っていくと会える可能性が少し上がりそうですね。・・・ただ、どの旅館もかなり人気のようでいきなり行っても予約でいっぱいで宿泊できない可能性が多いと思うので、行かれる際は先に予約状況を確認したほうがいいでしょう。
座敷童子、悲しい逸話
このように住む家に富をもたらし、住む者、見た者に幸運をもたらす座敷童子ですが、その云われは悲しいものもあります。
座敷童子は昔の悲しい風習がもたらしたもの。
その昔、東北地方では貧しい農家の家庭で食いぶちを減らすために子供を間引くという風習があったとされており、その間引かれた子供の霊が座敷童子になったという云われがあります。ですので、昔は今のように座敷童子は幸運の使者ではなく、妖怪の類として恐れられていたといわれております。
このような逸話を聴くと、今現在幸運の使者として現れる座敷童子は本当にありがたく思えますよね。
最後に
いかがだったでしょう。今回は幸運の使者、座敷わらしについてご紹介させて頂きました。座敷童子はこのほかにもいたずらをするというところから、河にすむ河童が家屋に上がりいたずらをしているうちに座敷童子になったという逸話もあるようですね。
このように様々な逸話がある座敷童子ですが、やはり是非一度会ってみたい存在といえますよね。もし会うことが出来れば、私えたばりゅにも幸運が訪れるのでしょうか。そういったことを考えるだけでも本当にありがたい存在といえそうです。今回も最後までお付き合い頂き、ありがとうございます。