郊外の「始発駅がある街」は住みやすいのか？ 魅力とデメリットを現地調査

橋本：駅周辺だけで生活が完結。定期代も安い

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乗車時間（新宿まで）：37分
平均家賃：4.65万（ワンルーム）
マンションの平均単価：35.7万円（平米あたり）
定期代（新宿まで）：16,520円／月
終電（新宿から）：0:22

　橋本駅にはJR東日本の横浜線と相模線、京王電鉄相模原線の2社3路線が乗り入れ、相互の接続駅となっている。京王相模原線の始発駅であり、日中を中心に半分以上が都営新宿線直通で本八幡へ向かう。また、駅の南東方に主に横浜線の車両を留置する鎌倉車両センター橋本派出所があり、朝夕のラッシュ時などの一部の時間帯は出入庫の関係で当駅始発や当駅止まり、折り返しの横浜線電車が存在する。

　京王橋本駅の1日の乗降者数の平均は約9万人。JR東日本では6万人を数える。横浜線内では町田・八王子に次いで3番目に多く、相模線内では最も多いとあって、北口のイオンやミウィ橋本、南口にはアリオといった大型ショッピングモールがあり、居酒屋など飲食店も多い。駅周辺だけで買い物から食事まですべての用事が済ませられそうだ。周辺には小・中・高の学校や青学、法政、多摩美といった大学のキャンパスが複数存在し若者の姿も目立つ。