日本ホメオパシー財団 日本ホメオパシー医学協会 '09.9.12(土)13(日) 第10回コングレスin京都
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Vol.1

JPHMA京都コングレス2日間にわたる成功でホメオパシーが新しい時代へ!

皆さまのご支援で、すばらしいコングレスとなりました。
ありがとうございました。

ホメオパシー世界では10億人以上の方が愛用し、欧米インドなどで代替医療の主流として位置づけられています。このホメオパシーの治癒症例とそのもつ素晴らしい可能性について、様々な角度から光をあてた

2日間の学術大会となり、一般公開で行われたため、JPHMA会員のみならず、一般の方にも広くホメオパシーをアピールする場ともなりました。この感動を、来年の関東でのコングレス、そして、2011年には、600名近くの海外からのホメオパシー関係者を迎えての欧州ホホメオパシー国際評議会(ICH)とのジョイントでのホメオパシー国際カンファレンス開催となりますので、皆さんのご協力で、日本でも、ホメオパシーの輪を大きく広げていきましょう。

京都コングレスをゲストの豪ホメオパス、G.ディミトリアディス氏が絶賛!

ゲストとして出席した、ホメオパシー、ハーネマンの研究では世界のトップを走るG.ディミトリアディス氏からは、今回コングレスの感想として、以下のコメ ントを頂きました。

「日本のホメオパシーはまだ若くて、歴史や知識の蓄積は浅い、しかし、このコングレスには、ホメオパシーの可能性への挑戦への熱意が満ち溢れている。ここまで、会員が真剣に取り組んでいるホメオパシーの学術大会は、世界広しといえども、ないだろう。知識は補えるが、熱意は補うことができない。会長、各メンバーの発表内容。講演内容もすばらしかった。日本が世界のホメオパシーを学術 的に引っ張っていく予感を感じました。」

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インナーチャイルド、発達障害など難治疾患治癒での大会長発表が大きな反響!

  1. 日本でも現代人の心の問題へのホメオパシー応用への有効性が示される

    大会長講演は、JPHMA由井会長が、1日目は、現代人の心の闇「インナーチャイルド」の形成メカニズムとホメオパシー治癒症メソッドを講演し、日本人の心の闇=インナーチャイルドの解決へ、ホメオパシー応用がいかに有効性であるかを発表しました。実際にインナーチャイルドの囚われからホメオパシーの健康相談を通じて、何人もの方が解放されていく様子を、DVDでの映像記録やクライアントとのお手紙でのやりとりなどもつかって説明していく中で、参加した皆さんのインナーチャイルドとも共鳴し、涙と感動あふれる学術発表となり、日本でも、現代人の心の病いの分野へのホメオパシー応用の可能性を広く認識いただくことができました。

    また、終末医療での事例についても、発表中に示唆があり、死を迎えるタイミングで、ホメオパスがレメディーを使ってカウンセリングを行うことで、その方が未練なく人生を終焉するための心のサポートをホメオパスがこれからもっと積極的に担っていくことが必要であるとの認識も発表しました。心理カウンセラーの斉藤啓一氏の講演では、自らのメンタルケアの臨床経験を含めて、現代人スピリチュアル・ペイン(インナーチャイルド)を癒すには、ホメオパシーが、最良の選択肢であるとコメントしました。


    今日の日本が抱える自殺や鬱、教育や家庭の崩壊、多くの凶悪犯罪の背景となっている各個人のインナーチャイルドの解決には、心のケアの分野で諸外国のようにホメオパシーが普及していくことが日本の将来を救うことにつながることを示唆し、そのためにもスキル面だけではなく、人間的成長、人間愛、カウンセリング技術といった面でも、さらに専門家である ホメオパスには研鑽が求められることも発言がありました。

  2. 発達障害(自閉、多動etc.)、潰瘍性大腸炎など難治疾患がホメオパシーで改善

    2日目は、発達障害、潰瘍性大腸炎、クローン病、老人性関節炎など現代医学の難治疾患と呼ばれる分野での治癒症例の学術発表が行われました。近年急増し大きな社会問題となっている発達障害(自閉、多動etc)については、由井大会長の開発した新メソッドにより、実施した70のケースで、ホメオパシーのレメディーで、89%のケースで改善や症状の変化が起こったことが報告されました


    。ホメオパシーは同種療法と訳され、病気などの原因となっている同種の情報パターンを入れることにより、自己治癒力(バイタル・フォース)が動き、治癒に向かう原理を応用した療法です。新メソッドで、8種類の予防接種や予防接種に含まれる水銀、アルミニウム、動物のタンパク質などのホメオパシーレメディーや、ホメオパシー医学の5大マヤズム、また、負荷の多かった薬の害に対処するレメディーや腸や神経をサポートするホメオパシーレメディーなどを複合して同時並行でに使うことにより、顕著に発達障害の改善が観察されたことから、ホメオパシー医学の視点からは、急増する発達障害の背景に予防接種やクスリの害が原因となっていること可能性を示唆しました。

    また、自閉や多動などの発達障害の症状が急速に改善していく状況が映像を使って報告されたため、その変化の仕方に参加した皆さんも目を見張っておられました。 そして、8種類の予防接種とホメオパシー医学の5大マヤズムの情報をコンビネーションしたホメオパシーレメディーでは、発達障害以外にも、喘息、アトピー、アレルギーなどでの好転反応と治癒の傾向が見られ、ホメオパシー医学の視点から、予防接種とこれらの慢性疾患の原因となっている可能性が示唆されまました。また、潰瘍性大腸炎や、クローン病などの治癒症例も紹介されました。

    難治疾患への挑戦では、発達障害の次のステップとして、国民病とも呼ばれるガンへの対処や、多くの難病、慢性病の原因となる血液の改善への取り組みについても示されました。インドなどでは、ホメオパシー医学が、アユールヴェーダ医学、現代西洋医学とともに、3大医学とされ、ガンの場合にも最初からホメオパスにかかっての取り組みがなされるケースが多いのですが、先日来日したインドでガン治療に取り組み成果をあげているバナジー父子も言っているように、第一選択としてホメオパシーを選択したガン患者の治療に比べ、抗ガン剤などの現代西洋医学での治療後のクライアントの治癒は副作用への対処もあり治療が難しいとされていますが、日本では、インドや欧米のように、ガン患者のファーストチョイスがホメオパシーとなるケースは少なく、ホメオパスが、ガンとクスリなどの副作用(医原病)の両方に対処していく必要があり、この分野での、ホメオパシーの応用とメソッドの確立は、これから、ホメオパスが担う重要な役割になると考えられます。

    そして、難病、慢性病への対処として、ホメオパシーでは症状を抑える対症療法ではなく、原因からの対処をめざすために、血液の質を高めるためのメソッド確立を目指していく取り組みが紹介され、潰瘍性大腸炎などではすでに臨床がスタートしており、今後、この分野でも研究成果についても期待されます。

    今年は会場に実際治癒した由井会長のクライアントが参加し、発言を頂きました。16年患った潰瘍性大腸炎が治癒したケースや、関節炎(ひざの滑液がなくなって押しつぶされ手術をしなければ回復しないとされた状態)が治癒したケース、ウエスト症候群の癲癇などが治癒したケースでは、ご本人や、お母さんが皆さんの前で体験発表して頂きました。

ホメオパシーがサイエンスである点をG・ディミトリアディス氏が発表

そして、実際の症例として重篤な子供のケースの映像を見ながら、その科学的な分析、判断のプロセスについて学びました。限られた情報の中から、症状に対する緻密な分析と鋭い考察を元にレメディーを選択し、見事に治癒に導いたケースでした。

今回の講演を聞いて、私たちは学術大会等を通じて、ホメオパシーでの多くの実践や臨床結果を科学的に分析・体系化し、説明する努力をJPHMA会員はさらに意識して行っていく必要性を感じました。まず、現象があって、後から科学が法則性を発見し証明していくわけです。ホメオパシーの創始者、サミュエル・ハーネマンは医師であり、また科学者でもありました。ハーネマンや、その弟子ボーニング・ハンセンの著作から学ぶことは、ハーネマンが実践した、冷静で緻密な観察と仮説、検証、体系化など、ホメオパシーの科学性を学ぶことにもつながります。まず、自然科学的な事実や、様々な現象があって、後に科学がその法則性を見つけて証明していくのです。現代西洋医学の立脚している従来型の科学では、人間の「心」「意識」と「体」の生命現象を統合的にとらえ、証明することもまだできていないのです。また、「鍼灸」などで使われる「経絡」などのエネルギー医学の分野についても証明されていないのです。

また、現代西洋医学が対症療法・逆療法(アロパシー)が中心として発展してきたため、症状をなくし抑圧する「対症療法」的な対処や考え方が広く採用され、そして症状がなくなることがエビデンスとされ、治療法やクスリが開発されてきた経緯があり、特に日本の医療界では、ホメオパシーについての取り組みや、統合医療的な観点からの取り組みが海外に比べて遅れていると言われています。ホメオパシー(同種療法)が、自己治癒力を重視して、病気を根本の原因から治し、治癒のプロセスで、老廃物や心の問題を体外に排出する好転反応を経て治癒につながることへの理解も浸透していないのが現状です。ホメオパシーに対する理解を日本でもさらに、広く普及していく必要を感じます。

⇒ ディミトリアディスさんのRAHでの授業風景

酒向猛医学博士はホメオパシーの癌治療への応用を示唆

「癌を克服するために」の著者でもあり、セントマーガレット病院で統合医療外来をの担当する酒向猛医学博士は、日本人のクスリ好きがガン増大の大きな要因となっている実態や、抗生物質、降圧剤やコレステロール降下剤など安易な薬物乱用はがん増加の要因になっているというこ点なども言及。クスリ(抗ガン剤など)で症状を抑圧する、放射線で患部を焼く、手術で患部と切り取るという対症療法に依存した日本のガン治療では食事療法やホメオパシーなどへの取り組みが欧米などに比べ30年遅れている点を指摘、今後、ホメオパシーや食事療法や運動などを組み合わせた統合医療の推進により、ガンの原因から対処する治療法が採用されることで日本のガン治療の発展が期待される点、そしてその中でもホメオパシーが果たす役割についての期待が述べられました。

酒向医師は、腸造血説など、今後の現代医学の常識を変えていく千島学説などの研究家でもあり、好転反応などへの理解もある方で、今回の講演は、とても興味深い癌の原因や治療について、とても興味深い発表内容であったことに加え、ホメオパシーが日本の医療関係者の中へも一段と理解が進んできていることを伺わせました。なお、千葉県八千代市のセントマーガレット病院では、日本ホメオパシーセンターと提携し、由井会長のホメオパシー健康相談会も実施され、ホメオパシーを実践している方で、検査などに訪れる方も増えてきているようです。

⇒ セントマーガレット健康相談

小児科医の毛利子来先生は「子供に楽しい医療を」というテーマで発表

ワクチントークなど予防接種の問題も積極的に発言、活動されてきた小児科医の毛利子来先生は、風邪の予防は風邪にかかることであり、予防接種や薬をとらなくても子供は自己治癒力で治るのが一番よいことを話されました。また、こどもと遊んだり、コミュニケーションする中で診断し、アドバイスする毛利子来さん流の小児科医の魅力について話されました。レメディーや好転反応に理解のあるお医者さんとして、最近はホメオパシーを取り組まれている方が多く見えられるという話もされていました。

今回のコングレス開催に当たり、予防接種被害者救済で長年、事務局を務めてこられ、1990年代の集団訴訟で、全国の被害者の訴訟を勝訴に導き、予防接種法の改正、義務から任意化へ大きな役割を果たされた藤井俊介さんからもメッセージを頂いています。「『予防接種トンデモ論』(由井著)を拝読いたしました。今までの私の考えがそのまま明記され、胸がスッキリしました。ありがとうございます。ご盛会を祈っております。」

また、初日には予防接種情報センター京都の栗原敦氏もご参加頂き、「MMRワクチン薬害事件(新3種混合ワクチンの軌跡)」という、日本では予防接種禍最大の1040人が被害認定となったMMRの詳細なレポートを頂きました。今、新型インフルエンザの流行とともに、ワクチンでの予防が脚光を浴びていますが、私たちは、なぜ、インフルエンザの集団予防接種が中止されたのか、また現在でも多くの予防接種の被害者を抱える家族が大変な苦労をしているという予防接種による負の部分の歴史も忘れてはならないと思います。

また、11月3日(祝)18:30~英国からロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー各校にライブ中継で、「新型インフルエンザとワクチン、ホメオパシー」というテーマで、「予防接種ははたして有効か」の講義録で知られるイギリスのホメオパスで、生化学者のトレバー・ガン氏と、「予防接種トンデモ論」の著者、由井大会長が、ジョイントで講演を行うことが決定しています。予防とは何か、免疫とは何か、新型インフルエンザの流行というこの状況に対して、ホメオパシー医学の視点からは、どのような対処や捉え方ができるかといったことについて議論される予定です。このインフルエンザとワクチンの問題は、私たちの健康に大きな影響を与える問題ですので、是非ご参加いただければと思います。

予防接種や薬害の問題については、情報公開がJPHMAの大切な役割であると考えております。海外のホメオパシー団体からの情報も含め、引き続き、情報公開に努めていきたいと考えております。

⇒ JPHMA新型インフルページ

漫画家の桜沢エリカさんが家族で登場

「贅沢なお産」や、「今日もお天気」などで知られる漫画家の桜沢エリカさんは、ホメオパシーで出産して、子育てしていることでも知られており、由井会長のホメオパシー健康相談の模様もコミックの中で紹介していますが、今回は、ホメオパシーとの出会いや、ご主人やお子さんのホメオパシー的エピソードを紹介して頂きました。

また、ステージに、ご主人と、ホメオパシーですくすく育った2人のお子さんにも登場して頂き会場がすごくあったかい雰囲気となりました。最近は海外に渡航される芸能人の方も多く、有名な女優さんなどでホメオパシーに取り組む方も増えており、えっ、あの人がなどというエピソードの紹介もありました。

また、桜沢エリカさんのコミックも会場で販売され、サインを求める参加者の方にも笑顔で対応されていました。

全国で活躍するホメオパスが治癒ケースをステージ発表

ステージでは2日間にわたり9人のホメオパスが治癒ケースの発表を行いました。最新のメソッドや新しいレメディーなどを即実践に反映して
成果をあげているケースも目立ち、日本のホメオパスの実践レベルが毎年、向上している点が、感じられました。

ワークショップでは様々な分野でのホメオパシーの可能性に焦点が当たる

今回、新しい企画として実践されたワークショップでは、「ホメオパシーの可能性」について、「自然」「食」「運動」「美容」「他の療法」「栄養調節」「動物」という7つのセッションで13人の演者がプレゼンテーションを行い、ホメオパシーを応用することで、鍼灸、整体などでは、療法の幅が広がることや、食事療法などとのコラボレーション、心のカラダの根本から美しくなり、ホメオパシー美容への取り組み、ヨガなどボディワークとの組み合せや、FC琉球へのホメオパシーサポートの報告などスポーツや運動へのホメオパシーの応用、必須ミネラルなど栄養調節に使えるティッシュ・ソルト(生命組織塩)の使い方、フラワーエッセンス、マザーチンクチャーなどとの併用、動物ケアへのホメオパシーの応用実態や、もの言わぬ動物や赤ちゃんの感情や潜在意識を測定するQX-SCIOの活用法など興味深い発表が続きました。

●ワークショップ「ホメオパシーの可能性」

「ホメオパシー医学の可能性」をテーマにシンポジウムでも活発な議論が展開されました

ホメオパスで弁護士としても活躍されている秋山佳胤さんが座長をつとめる形でシンポジウムが開催されました。演者は、両日の講演者に加え。沖縄名護市で養護教諭として発達障害児の問題に日常から接されている宮城勝子さん、ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシーでホメオパスの資格を目指して勉強をされている国際派モデルの田村翔子さんなどが加わり、「ホメオパシー医学の可能性」につき、活発な議論が展開されました。

現代医学の中にも、日本でもホメオパシーが取り組まれるようになることによって、初めて、統合医療が完成すること、そこには、食事療法や運動なども取り入れられる必要があること、インナーチャイルドの癒しをホメオパシーが担うことはとても大きな意義があることであり、また、発達障害は本人だけでなく、家族の方も大変な苦労をされている実態があり、発達障害治癒の有効なメソッドを由井大会長が発表したことは誠に意義があることであるなど、など、活発な議論が展開されました。

毛利子来医師は、ホメオパシーで、みんなで歌を歌うような点が、個人的には抵抗がある点などもシンポジウムで話されましたが、コングレス終了後に、由井会長のところに近寄って来て、「あなたはすばらしい人だ」と言って、毛利さんからハグしてきました。これまで、別々に予防接種などの問題について取り組んできた両名が、心を1つにした瞬間でした。

右から・・・
田村翔子さん、桜沢エリカさん、毛利子来医師、酒向猛医学博士、由井大会長、G.ディミトリアディス氏、斉藤啓一さん、鴫原操助産師、宮城勝子さん