なんだか仕事や毎日の家事育児で、ほとほと疲れてしまった。あぁ、リフレッシュしたぁーい!!!ってなること、ありますよね…
そんなときに訪れたい、パワースポット。
今回はその中でもとくにパワーが強く「呼ばれないと来られない」といわれている沖縄県の久高島にお邪魔して大自然の持つパワーに癒されてきました。
なんでも、呼ばれざる者が来ると急に海がしけて大荒れになったりもするとか…
そして訪れた人はあまりの絶景から天国をイメージすると言われている、久高島。
おかげで心身ともにとても穏やかで、安定した気持ちで過ごすことができています。
なんだか運もアップしたような…?笑
仕事や毎日の生活に疲れてしまったあなたは、ぜひ1度訪れて久高島の美しさやパワーを感じてみるといいですよ!
目次[表示]
- 久高島とは?
- 沖縄本島から久高島への行き方(アクセス)
- 久高島内はどれくらいの時間で1周できるの?
- 気になる神の島・久高島の感想は??
- ぜひ一度、訪れてほしい久高島
- 神の島・久高島を訪れる際の注意事項
久高島とは?
沖縄本島の東南部の沖にある、久高島(くだかじま)。
たくさんの観光客が訪れる石垣島や宮古島などとは違い、手付かずの自然豊かな島です。
パワースポットとして有名な沖縄県南城市の斎場御嶽(せーふぁうたき)から見て、東の海に死後の世界「ニライカナイ」があり、久高島はニライカナイからやってきた神アマミキヨが天から舞い降りてきたとされています。
島全体が神聖な土地として大切にされているので、観光する際もルールやマナーを守って観光しましょうね。
沖縄本島から久高島への行き方(アクセス)
那覇空港
↓ 車で約40分
安座間(あざま)港
↓
高速船(15分)orフェリー(25分)
↓
久高島
↓
徒歩 or レンタサイクル
まずは沖縄本島から安座間(あざま)港まで、ナビをセットしましょう!
安座間港に着いて船の券を買うと、簡単な地図と船の時刻表が載っている紙がもらえます。
安座間港の事務所には小さな売店とトイレ、自販機があり、椅子に座って飲食したり置いてある久高島の冊子を読みながら船を待ちます。
初めはすいていた待合室は船の時間が近づくと、人でいっぱいに!
高速船だと15分、フェリーだと25分で久高島に行くことができます。
ちなみに高速船やフェリーの時間は決まっているので、しっかり計画を立てていきましょうね。
わたしたちは行きは高速船、帰りはフェリーで帰ってきました。
久高島に行ったのは日曜日でしたが、高速船の中は人がいっぱい。立っている人もいました。
わたしたち同様、小さな子供を連れている方もちらほらいましたよ。
高速船はフェリーよりも揺れは激しく、ザバン、ザバンと波をかき分けていくのが窓から見ることができ、なかなかいいアトラクションになり楽しかったです。
ただ、クーラーがガンガンに効いていてちょっと寒かったので、掛物・上着などがあるといいかもしれません。
対してフェリーは揺れるのは揺れますがゆったりとした感じで、空調もそこまで気になりませんでした。
お子様連れの方は長時間じっとしていてもらうのが大変なので、15分間で到着する高速船のほうが楽かもしれません。
・出航時間
<安座真港発(久高向け)>
1便 9時 高速船
2便 10時 フェリー
3便 11時30分 高速船
4便 14時 フェリー
5便 15時30分 高速船
6便 17時30分(夏季)、17時(冬季) フェリー
<久高発(安座真むけ)>
1便 8時 高速船
2便 9時 フェリー
3便 11時 高速船
4便 13時 フェリー
5便 15時 高速船
6便 17時(夏季)、16時30分(冬季)フェリー
※夏季4月1日~9月30日、冬季10月1日~翌3月31日
詳しい運行状況はこちらのツイッターをフォローしておくと便利ですよ↓
久高海運 久高島フェリー 本日の運航状況 (@kudakaferry) | Twitter
・料金
【フェリーくだか】
大人:往復¥1,280/片道¥670
小人:往復¥650/片道¥340
【ニューくだかIII(高速船)】
大人:往復¥1,460/片道¥760
小人:往復¥750/片道¥390
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・レンタサイクルは3か所
・徳仁港待合所(電話098-948-2842)
・さばに(電話098-948-3893)
・たまき(電話098-948-2291)
※台数に限りがあるそうなので、問い合わせをしておくと安心です。
わたしは9月の日曜日に行きましたが、さばにで子どもをのせる荷台付きの自転車があるか聞いたところ「今ないから、たまきに行って~」といわれ、たまきで自転車を借りました。
1台1時間300円でした。
島内は集落を抜けると自販機などがないので、飲み物を早めに買っておくといいですよ。
久高島内はどれくらいの時間で1周できるの?
安座間港でいただいた冊子によると、ゆっくり島1周するのに自転車で2時間、徒歩で3時間半かかるそうです。
わたしたちは船の便の関係上、11時30分の高速船に乗り、13時のフェリーで帰るというなんとも慌ただしい旅になってしまいましたが、どうしても久高島・カベール岬の空気感を体感したくて決行しました。
安座間港の受付のおばちゃんも「カベール岬まで自転車で片道15分くらいあればいけるけど、よかったら2時間くらいかけてゆっくりしていって」といってくれましたが、次回ゆっくり回るぞと心の中で誓って、急ぎ足でのサイクリングです。
結果、だいたい片道15分ずつでカベール岬へ直行し、景色や空気を楽しんで船に間に合うように帰ることはできましたが、途中いろいろキレイな場所やパワースポットがあるので本当はゆっくり回りたかったなあというのが本音です。
ぜひ、行かれる際には船の時間を計算して、余裕ある滞在をおすすめします。
気になる神の島・久高島の感想は??
みなさんが一番気になるのは、ここですよね。
すごいパワースポットというけれど、実際に何か感じたのかという話。
初めに言っておくと、わたしは全くと言って霊感もないですし、変な体験をしたこともありません。
しかも、もうじき3歳になる息子を自転車の後ろにのせて…笑
ムードもへったくれもありません。そんな中、感じたことを思うがままに書いていきますね。
まず、島について自転車を借りてドキドキ…(荷台付きのママチャリ↓)
沖縄の中でも有名なパワースポット…一体どんな景色、感覚が自分を待っているの?と期待に胸を躍らせながら、出発~!
集落を抜けてしばらくはまだ走りやすい道なりですが、道自体は細めです。
今日は晴天。青い空。白い雲。キラキラした太陽。
すうっと大きく息を吸い込むと、子供のころにかいだなつかしいカブトムシのいる森のニオイ。
日差しは暑いけど、風は心地よくなんだか気持ちのいい、すがすがしい暑さです。
どんどん、どんどん自転車をこいで。
わたしたちには時間がないので、途中の海岸やウタキにはよらずに一直線にカベール岬を目指します。
何もない直線のでこぼこ道。
道は舗装されておらず、奥に進めば進むほど大きな砂利道だったりして走りにくくなります。
背の高い草や木々が生い茂って、日陰になったり、日向になったり。
普段感じることのない、そんな自然の持つ当たり前の景色に夢中になりながら、走る、走る。
今回、一緒に旅行した妹と母は特に何も感じなかったと言っていましたが、わたしはこのカベール岬までの1本道を通っているときに、なんだか不思議な感じがしました。
どこまでも続く1本道の向こうから、なんだか呼ばれているような、見えない糸で引っ張られているような…
とはいってもこわい感じは全くなく、気づくと自然と体がカベール岬のある方向に引き寄せられるように、どんどんどんどん進んでしまう感覚。
いつのまにか後にいる母と妹とはぐれてしまいそうでこわくなり、意識して何度も後ろを確認しました(笑)
このまま永遠に続いていそうな不思議な1本道を抜けると、目に飛び込んでくる絶景!!
足場の悪い岩場を降りていくと、そこにはキレイな透き通った海がありました。
ただただキレイで圧倒的な偉大さを誇り、自分の悩みや日常の出来事がとてもちっぽけに思える光景でした。
ひとしきり景色を楽しんで、わたしたちは泣く泣くカベール岬を後にしました。
次はのんびり、ただただ、久高島を海を太陽を風を感じるためだけに、またこようと心に誓いました。
船までの時間はギリギリで、ダッシュでサイクリングしましたが不思議なことに3人とも筋肉痛にもならず、イヤな疲れが全くありませんでした。
56才の母が余裕で1番に自転車をこいでいったのを見て、久高島のパワーなのかなって思ったりもして(笑)
ぜひ一度、訪れてほしい久高島
久高島は、不思議な島です。
ほんの少し足を踏み入れただけだけど、何かを感じる。
それはそこに行った人だけ、それも何かを感じようとした人だけが感じることのできるものなのかもしれません。
景色がキレイ、のんびりできる観光地…それだけじゃなくて、空気感がすごく心地いいのです。
「いい気」っていうのかな?
燃え盛るやる気がわいてくる感じではなく、ただ、あなたはありのままでいいんだよ、って受け入れてくれるような包容力と、また1歩のんびり進んでみようかなって自然に思えるようなほんわかとした生きる気力をもらえる気がします。
疲れている人、元気が出ない人が行ったら思わず泣いてしまうかもしれません。
生きている感覚とか、素晴らしさのようなものを肌感覚で感じられる久高島。
沖縄にいくときはぜひ、立ち寄ってみてくださいね♡
わたしも次回はのんびりゆっくり訪れたいと思います。星の砂探し(持ち帰れないけど)や島のご飯を食べたりもしてみたいな。
神の島・久高島を訪れる際の注意事項
久高島は島全体が神聖な場所であり、長年大切に守られてきました。
せっかく行くのであればマナーをもってお邪魔させていただき、楽しい体験にしてくださいね。
・大きな声や騒音は控えましょう。
・立入禁止・遊泳禁止の場所があります。案内のない道や集落に立ち入るのは辞めましょう。
・島の石や植物などは持ち帰り禁止です。石を持ち帰ろうとした旅行者が事故に遭った、不幸になったという話も多々あるようです。
・水着など、肌の露出の多い恰好で出歩かない
・島の人に会ったら感謝の気持ちを込めてあいさつを!
すてきな旅になりますように…