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【政治】日本不参加の核兵器禁止条約 野党、政府に関与求める核兵器禁止条約の採択に貢献した国際非政府組織(NGO)、核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))のノーベル平和賞受賞が決まったことを受け、野党から七日、核廃絶に向け日本の積極的な関わりを求める声が上がった。同条約には核兵器保有国のほか、米国の「核の傘」の下にいる日本や韓国は参加しておらず、安倍晋三首相は受賞を祝福する談話を出していない。 (横山大輔) 共産党の小池晃書記局長は七日、都内で記者団に対し、受賞を歓迎するとともに「核兵器をなくそうという流れが世界の大勢だ。条約にサインする政府をつくらなければならない」と署名しない日本政府を批判した。 立憲民主党の福山哲郎幹事長は「北朝鮮の核の脅威がある中で、現実的な安全保障の問題がある」と指摘しつつ、条約の関係会合への参加を政府に求めた。 各党の衆院選公約では、共産、社民両党が条約への日本の参加を明記。公明党は「採択を契機にさまざまな取り組みを進める」とした。自民党などは同条約に関する記述がない。 関連記事ピックアップ Recommended by
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