昭和考古学とブログエッセイの旅へ

昭和の遺物を訪ねて考察する、『昭和考古学』の世界へようこそ

初音ミクな目薬、ロートデジアイを買ってみた。さて効果はどうか?

急に仕事が立て込んできて、今週は自分のブログを書くどころか他のブログの周回もロクにできないBEのぶです。

「忙しくて目が回る」という表現がありますが、今週はまさしくこの状態。ここだけの話、今までは比較的ヒマだったのが急に「目が回る」ほどの仕事量が入ったため、身体と頭がついてこれなかった、と言った方が早い。まあ、残業と言っても田舎と言えば田舎なので、前職のように終電までねじり鉢巻で・・・淡路島には鉄道がないから終電なんかあるわけがないというオチです。

 

仕事柄、勤務中はずっとパソコンとにらめっこなことが多いのですが、そうなるとブルーライトの洗礼を浴びて目の疲れがハンパではありません。ここ数日も、今週の多忙さもあるのか、起きるとまぶたが開くのを拒否されています。頭はすっかり起床モードなのですが、目が疲れすぎてるのかまぶたが全く開かない。

原因は眼科に行くまでもなくはっきりしているので、昨日は眼とPCとスマホにはご休息願いました。読書ならいいだろうと、3連休の一日目はごろ寝読書で終わったのですが、たまには「ノーIT機器デー」もいい感じです。

しかし、来週もおそらくクソ忙しくなりそうで、華の3連休なのに今から気が滅入ってエンジンがかかりません。

書きたい記事は山ほどあれど、家に帰ればバタンキュー

とやけっぱちの都々逸を書いてみたけれど、そろそろ書き溜めたブログの下書きの山が賞味期限切れの不良債権に変わりそうで、そっちの方が怖い。台湾ものだって、実はまだ半分しか書いてないのに~。仕方ない、来年無理やり台湾に行って、その時のネタとして置いておくか(笑

 

 

仕事でもPCとにらめっこ、家に帰ってもPCと真正面から向き合ってブログを書いている毎日を送っていれば、当たり前ですが目が疲れます。

なので目薬は手放せない人生なのですが、最近どうも目薬とは良い出会いをしていません。目薬に限ったことではないですが、薬は実際に使ってみないとわからない。

かといって薬局で、

 

「すみません、これ開封して試してみていいですか?」

 

なんてことはできない。つまりぶっつけ本番の一発勝負。ホームランか三振か。

目薬とて100円ショップに売っててもおかしくない値段のものから、2000円以上するものまで様々です。高い方が成分がいろいろ入っていて効きそうだけれども、実際に自分の目に効くとは限らない。そこが難しいんですよね。確かに高い方が効く「確率」は高いのですが、あくまで確率論。宝くじと変わりません。

 

今使っている目薬も、正直あまり効いていないような感じです。差した時の爽快感はあるのですが、逆に言うと効果はそれだけ。500円以上したものだけに、やっちゃった感はハンパではありません。

残念ながらこの目薬はボツ。まだ半分以上残っているけれど、もったいないけど捨ててしまおう。

 

そして今日、新しい目薬を探しにドラッグストアに。

すると、目薬が並ぶ棚の中にふと存在感があるものが。

 

jp.rohto.com

 

ロート製薬の『デジアイ』でした。

f:id:casemaestro89:20171008193626p:plain

 

パッケージは21世紀の日本のテクノロジーが生んだ、今年で「10歳」の初音ミク不惑が過ぎたおっさんでも、初音ミクくらいちゃんと知っとるわい。

しかし初音ミクとなんの関係があるのかと思ったら、

スマホ、PCなどによる疲れ・炎症に」

ブルーライトダメージに効く!」

と。デジタル社会と目の疲れとアイドル、なるほどね。

 これはデジタル社会のブルーアイで目がやられまくりの私にはピッタリ!

迷いもなく即購入となりました。お値段は685円也。目薬としてはちょっとフンバツした方です。

 

ロート製薬の目薬デジアイ

 

パッケージがちょっとかわいい。しかしそんなのはどうでもいい。重要なのは効果。そこは効率主義で冷血な私。

 

帰ってすぐに開封

 

デジアイ開封後

 

「薬」を強調しているようなオレンジ色が、少し期待感をもたせます。

 

デジアイ開封後

 

射し口はふつうの目薬より小さめになっています。

 

早速差してみる。・・・いつもの目薬のような、射した時のスッキリ感がない。射した時のミントのような、

「キタ〜〜〜〜〜!!」

(某昔の目薬のCMより)

的な爽快感を求めてたので、なんだか効果がなさそうな感じ。これは嫌な予感。

しかし、ここで思いました。

目薬のスッキリ感というのは、一種のブラフ、つまり安物の目薬が効果があるように見せかけるハッタリではないかと。

 

次にやることは・・・寝る。

目の疲れを回復させるには、目を休ませる。これは当たり前の理屈です。

目は常に働いており、休ませるヒマは基本ありません。

でも、目を強制終了させる手があります。それが寝ることです。

ヒトや動物は何故眠るのか。実はこれだ!という理由はわかっていません。判明したらノーベル医学・生理学賞間違いないとも言われています。

難しい理屈は抜きにしてシンプルに考えると、パソコンでいうシャットダウンか再起動ではないかと私は思っています。

パソコンでもスマホの調子が悪くなった時のいちばん原始的な対策として、「再起動」させるという手があります。これで、デジタル機器の不具合のほとんどが回復します。デジタル機器で困った時にはまず再起動。これ常識アルね。

人間も同じで、体の調子が悪ければ四の五の言わずに寝ろ、とはよく言われます。そういう意味では、人間もパソコンもスマホも、基本は変わらないのかなと。

目も疲れたり調子が悪ければ、30分でいいから寝るのがいちばんだと、今までの経験から感じます。

 

とりあえず1時間ほど・・・と思ったら3時間も昼寝してしまったのですが、起きてみると目の疲れが、以前使っていた安物の目薬よりは、確実に取れてる実感があります。

今までの目薬では、「再起動」の後にも疲労感が残っていたので、これは今までの目薬とはちょっと違うぞ。起きた後でもすぐPC作業に入ることができます。

やっぱり、今までの目薬のスッキリ感はハッタリだったのか!?

 

「朝はスマホをいじりながら通勤通学」「昼はパソコン」「夜はテレビ」なんて生活で眼がお疲れな方は、デジアイにしろとは言いませんが、普段使っている目薬から離れ、気分転換と思って思い切って全く違う目薬を使ってみるのも一つの戦術かもしれません。

 

ところで、ロート製薬のデジアイの公式ページを見ていると、

 

デジアイ中国語ページへの案内

 

中国語ページへの案内がありました。

デジアイを差して目の調子も良いので、ちょっと覗いてみました。なお、ここからは中国語のお勉強になるので、漢字が苦手な方はここから先は読まないで下さい、アレルギーを起こします(笑

 

 

ロートデジアイ中国語ページ

 

中国語の漢字には、台湾や香港、マレーシア華人社会で使われる繁体字と、中国・シンガポールで使われる簡体字があるのですが、ロートのページは繁体字のみなので、ターゲットを台湾人・香港人に絞っていることがわかります。中国人にも需要があれば、必ず簡体字のサイトもあるはずなので。

私はいちおう中国と台湾の両方で中国語を勉強してきたので、簡体字繁体字どちらもOK。中国・台湾の中国語の両刀使いです。

 

ページには、

『低頭族』必携!

パソコンやケータイの見すぎによる眼精疲労や炎症を抑える

ロート デジアイ」

と書いていますが、「デジアイ」はさすがにそのままなのね。

『ロート』は中国語で『樂敦』(ロートの音訳)と書き、初音ミク「初音未來」となんのひねりもないそのままなのですが、問題は「低頭族」のこと。

これは、中国語とお付き合い歴20年以上の私も、最初は何のことやらわかりませんでした。漢字でなんとなくイメージがわかりのですが、ちゃんと説明できないと中国語屋の名が廃る。

 

しかし、ページの下に「低頭族」とは何ぞやのヒントが書かれていました。

伴隨著電腦、智能手機的普及,網路社交已成為了日常生活中不可或缺的一部分,無論何時何地都低頭刷屏的“低頭族”也日益增多。

(パソコンやスマホが日常生活の一部になるにつれ、いつでもどこでも頭を下げて画面を見る『低頭族』が増えています)

 あ~なるほど、そういうことか。

 

 

低頭族

 

つまり、こういうことです。文字でダラダラ説明しなくても一目瞭然(笑

デジアイの中国語ページでえらい勉強になりました。ありがとう、デジアイ。