映画『呪怨 白い老女』恐ろしい声が残ってしまう?

白い老女

映画『呪怨 白い老女』では、凶行に走って家族に襲いかかった男が、悲劇的な最後を遂げる時の声が録音テープに残ってしまう映画です。そこで、この映画をまだ見た事がない方のために、ネタをあまりバラさないようにキャスト・ストーリー・見所などを紹介しましょう。

『呪怨 白い老女』のキャスト

クリスマスの届け物

中古住宅を購入して、大いなる悲劇に見舞われる映画『呪怨 白い老女』に出演していた一部のキャストを紹介します。

柏木あかね(小学時代-演:笠菜月さん) (大人-演:南明奈さん)

あかねはクリスマスに、父親にタクシーで小学校まで送ってもらいますが、それが父親と一緒に居られる最後の1日でした。この柏木あかねは少女時代の時は笠菜月さんで、大人の時はアッキーナこと南明奈さんが演じてします。

磯部未来(演:岩本千波さん)

あかねの親友である未来は、ある家へ引っ越す事によって、大いなる悲劇に見舞われます。その最中に、あかねに助けを求めますが、その時のあかねはまだ小学生だったので助ける事は難しかったのです。

磯部篤(演:ムロツヨシさん)

篤は未来の身内でしたが、ある家へ引っ越してから性格が豹変して、未来の嫌がる事をするようになっていきました。

萩本文哉(演:鈴木裕樹さん)

ケーキショップで働いている文哉は、呪われた家へケーキを届けただけで、人生を転落させていく事になるのです。

種村千穂(演:みひろさん)

文哉の恋人である千穂は、呪われた家で辛い思いをした文哉を励まそうとします。しかし白い老女に怯えるようになっていた文哉によって、大いなる不幸が訪れてしまいます。

『呪怨 白い老女』のストーリー

タクシーの模型

ケーキショップで働いている文哉は、ある家へケーキを届けにいきます。そこで家にいた奥さんが「は〜い、今ちょっと手が離せなくて、今いきますから」と言ってきました。そのため文哉は玄関先で待っていましたが、しばらくしたら奥さんはまた同じ事を何回も言ってきたのです。文哉は、これに少しおかしいと思っていた所で物音がしたので、家族の方が心配になって家の中へ入ってしまいます。そこで見たものは、数多くの家族が無残な最後の姿をさらしている光景でした。驚愕している時に、白い老女が文哉に迫ってきて凄まじい恐怖を味わってしまいます。

その後に文哉は警察の所へ行って、おまわりさんに心配されている所で、恋人『千穂』が会いにきます。そして文哉は千穂と一緒にクリスマスを祝う事にします。しかし白い老女の恐怖は文哉をむしばんでしまって、恋人が白い老女に見えてしまって千穂に襲いかかってしまうのです。

このような凄惨な事件が起きたので、警察は犯人らしき人物を乗せたタクシーの運転手に事情を聴こうとしました。その運転手は、自分の娘『あかね』を学校の近くまで送った後に、警察から事情を聞きたがっている事を知って、戻ろうとします。しかし後部座席には凄惨を事件を起こした犯人が持っていたバッグが置かれていたのです。タクシーの運転手はバッグを恐る恐る開けたら、そこには信じられないものが入っていて、その運転手は未知の世界へ引きずり込まれてしまうのです。

父親が行方不明になってから、あかねは成長して大人になっていましたが、彼女には忘れられない思い出がありました。それは親友の未来を救えなかった事です。未来は呪われた家へ引っ越すようになってから、身内の篤から嫌がられる事をされた上に、家族同士で喧嘩がよく行われていたのです。未来はあかねに助けを求めましたが、あかねは小学生だったので何もできなかったのです。

しかし篤が、そのような事になってしまうのは、呪われた家に来てからだったのです。そして篤は司法試験に受かるために勉強していたら、カセットテープから呪いをかけてくるような恐ろしい声が聞こえてきたのです。

それから篤は何かに取り憑かれたように家族に襲いかかってしまい、タクシーに乗り込んで山林へ向かいます。そして篤は大木にローブをぶら下げて、生涯に幕を閉じようとしていたのです。篤はぶつぶつと独り言をつぶやきながら悲劇的な最後を遂げて、バッグの中に入れてあるものから、うめき声のようなものが聞こえる中で足元にはカセットテープが録音されていたのです。 そのカセットテープはなぜか警察署に何回も登場して、刑事が処分しても警察署に戻ってくるのです。はたしてカセットテープに録音された声とは、何だったのでしょうか?

『呪怨 白い老女』の見所

白い老女に怯える女性

呪怨 白い老女では『点』と『点』になっている人間関係が、ストーリーが進む事によって繋がっていき、呪いとの関連性が分かっていく面白さがあります。ただしジャパニーズホラーのような幽霊が出現する仕方によって怖がらせるものではなく、呪いによって頭が狂ってしまった人間が残忍な方法で家族を襲う所で怖さを感じさせるホラー映画です。

そのような事を考えたら、この映画は邦画というよりは洋画の側面が強い映画と言えるでしょう。そのため洋画のホラーが好きな方であれば満足できるかもしれませんが、邦画のホラーが好きな方には物足りなく感じるかもしれません。そして残忍なシーンが出てくるので親子が見るのは控えたほうが良いかもしれないので注意して下さい。

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