ハオルチアは、アフリカ原産の多肉植物です。多肉植物は、水分を貯められる厚い葉や太い茎を持っています。サボテンがよく知られています。アロエの仲間も葉が厚く、沢山の種類が分布しています。ハオルチアは100種類ほどあり、特に人気の品種は、葉の先が半透明でガラスのように光を通す種類です。
日陰に分布し、開花期は2月~4月で目立たない白い花が咲きます。春と秋に葉や芽が生長し、夏は休眠します。生長しても直径20センチ、高さ20センチ程度です。水があまりいらず、とてもゆっくり生長し、日陰でも育つので室内に鉢を置いて楽しめます。少しずつ形が違う種類を集めて寄せ植えにし、インテリアとしてもいいですね。
室内で楽しめ、寄せ植えもオススメ!!ハオルチアを育てるポイント7つ
科名:アロエ科
属名:ハオルチア属
学名:Haworthia sp
原産地:南アフリカの乾燥地帯
開花期:2月~4月
多肉植物だけど、半日陰や室内に置いてください
・乾燥地の種類ですが、半分日陰や室内に鉢を置いてください。
・室内ならレースのカーテンで直射日光をさえぎってください。
直射日光のもとでは、葉やけを起こし、生長が落ちます。・室内でも風通しのよい場所においてください。
冬越しは室内で、最低温度は5度以上です
・耐寒温度は5℃です。霜や鉢の土が凍ると痛むので、室内で冬越しさせてください。
水をやりすぎると根が傷みます
・生育期春と秋の水やりは、鉢の表面が乾いてからにしてください。週に2,3回程度です。
・葉色は正常でも、しおれてたら、根腐れしています。
すぐに傷んだ根を切り取り、新しい鉢に植え替えます。・休眠期の6月~9月は30℃を切ったら、1週間に1回軽く水をやってください。
肥料はほとんどなくても大丈夫です
・肥料をやる場合は、植えつけ時に緩効性の置き肥を少量まぜれば大丈夫です。
・追肥をする場合は、春と秋の育成期に薄めの液肥を少量入れます。
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害虫はネジラミがつくことがあります
・白い粉が吹いてきたら、ネジラミが発生した可能性が大です。植え替えをオススメします。
・いったん鉢から抜き、水溶性オルトランを希釈した水に一時間ほど浸けます。
鉢も洗い、株をよく乾かしてから新しい土に植え換えると防除できます。・病気は、ほとんど心配はありません。
植え替えの注意点は、根の状態と土の質です
・適期は4~5月、10~11月です
・生育が鈍ってきたり、株が群生して鉢が狭くなったら植え替えてください。植え替えの目安は3年に1回ぐらいです。
・多肉植物専用の水はけのよい土を使います。
・鉢から抜き、古い用土と傷んだ根を取り除きます。多肉植物植物用の土を鉢に入れ、根を広げて植えます。
株の根元が少し埋まるくらいに、土をかけます。
葉さしと株分けで増やせます
・葉を根元からとって、風通しのよいところに並べておきます。1ヶ月くらいで芽が育ち始めます。
芽から根が出たことに新しい鉢に植え替えます。・株分けの適期は5月、10月ころです。鉢いっぱいになった株を抜いて、根の土を落とします。
変色した根や葉を取りのぞきます。株を分けて、多肉植物専用の土を新しく用意し、植え替えます。
いかがでしたか?
ハオルチアは、鉢に水をやり過ぎないようにすれば、とても育てやすいです。今回、紹介した種類は、葉の先が半透明になり、ガラスのような輝きが美しいです。ほかにも葉の形が違う種類を寄せ植えにしても楽しいですよ。
ハオルチアには、下の写真のように色々な形があります。
まとめ
室内で楽しめ、寄せ植えもオススメ!!ハオルチアを育てるポイント7つ
・多肉植物だけど、半日陰や室内に置いてください
・冬越しは室内で、最低温度は5度以上です
・水をやりすぎると根が傷みます
・肥料はほとんどなくても大丈夫です
・害虫はネジラミが通ことがあります
・植え替えの注意点は、根の状態と土の質です
・葉さしと株分けで増やせます