今年も祭りのシーズンがやってまいりました。
僕はこの祭りってやつが嫌いなのです。
何故かと言うと、簡単に言えば
DQNの自己顕示の場だから。
毎年ニュースになるだんじりの死亡事故なんか見るたびにバカじゃないか???と思う。
まぁ、本人たちが好き好んでヤッテの事だから死のうがケガしようがなんともおもわないが、家族や友人の気持ちをかんがえろや!って言いたい。
所謂このDQNと言うやつらは勉強をしない(単に嫌な事から逃げているだけ!)教養の無さによる底辺状況を、こけおどしや虚勢で跳ね返しているつもりの、安直且つ見当違いな思考形態の持ち主だから、チンケな暴走行為や祭りなるものなんかへの傾倒は著しい。
要するに彼らのパフォーマンス(・・・と言っていいのか???)の見せどころの場なのだろう。
その昔の僕の地元の祭りには、「仁義なき戦い」の親分たちで作っている「竜王会」ってのがあって、藪と呼ばれる鬼の面なんかは、わざわざ京都の職人に発注していた。
一番藪の面なんかは、当時(昭和30年初め)の値段で400万円だと聞いたことがある
なのでそれらをかぶって練り歩く藪の中身は本物の極道のお兄さんたちで、開けはだけた胸元や、袖をめくった両腕、まくり上げの両足にグっつりいれられた見事な和彫りと相まって、一種独特なものになっていた。
極道のお兄さんたちは朝から練り歩き、廻る先の家々で酒を飲まされるのだが、面を外すわけにいかないのでストローで一気に吸い込んで飲む。
僕はお酒が飲めないので分からないのだが、こんな酒の飲み方をしたら酔い野廻り方が半端ないらしい。
そんな状態で夜には恐ろしいほどの急こう配で、100段以上(だったと思う)もある竜王神社の階段を大きな俵を担いで走りあがるのだからスゴイと言えばスゴイ。
なので邪魔な野次馬は例え中学生くらいであっても、極道のお兄さんの藪の棍棒で頭を本気で叩かれたりする。
最低でも確実に大たんこぶが出来る。
・・・と、ここまで書いたように本物の極道の人らがやってる頃の祭りは、好きではなかったけどまだ嫌いまではなってなかったし、実際に華があった。
僕はプロと言う言葉が一番すきなのだ!
良い悪いは別にしてもヤクザはプロだ。
だから、その本物のヤクザが背負って生きているプレッシャーや恐怖心までは負わずに、そのフリだけするようなイイ所取りのDQNは大っ嫌いなのだ。
今の世の中、昔のように本物の極道は祭りにも出れないのだろう。
そんなときに「俺らはカタギなんで!」と、都合の良い所はカタギの立場でかいくぐるDQN!
本当にキ・ラ・イ!
んな訳で、今年も祭りには行きません。
中1の時に子供会の藪になった時の写真。
お祭りに参加したのはこの時と小6(笛吹係り・笑)の時だけ。