青山学院大学佐藤和男名誉教授 「戦に勝つのに必要な場合、あるいは状況的に仕方...

世界法学会理事長を務めた国際法の世界的権威者である関西大学名誉教授の竹本 正幸氏は「戦数」について、『国際法辞典』国際法学会編、鹿島出版会（1975年）で、以下のように述べている。


「ドイツ語のクリーグスレゾンの訳語で、戦時非常事由または交戦条理ともいわれ、戦争中に交戦国が戦争法規を遵守すべき義務から解放される事由の一として主張されてきたものである。個人の場合に緊急状態の違法行為がその違法性を阻却されるのと同様に、戦争の場合に交戦国が戦争法規を守ることによって自国の重大利益が危険にさらされるような例外的な場合には、戦争法の拘束から解放される、すなわち、戦争の必要が戦争法に優先する、と主張される。」

つまり、個人でいえば「正当防衛」であり自分に生命の危機が生じたときに相手を殺害したとしても罪の問われないのと同じ理屈である。


その上で、否定論も肯定論も解釈の違いだけで「戦数」そのものは認めていると説く。

「すなわち、肯定説は、戦数を一般的理論として述べるのに対して、否定説は、個々の法規の解釈の中に例外を認めようとすのであって、その表面的対立にもかかわらず両説は実質的にはそれほど大きな差はないと思われる。」

条約に文言として入れるのか、入れずに解釈で対応するのかの違いだけであるとしていますね。

「国際法の父」といわれるオッペンハイムも否定派の一人で、国際法のバイブル「国際法」〔一九〇五年刊初版）で戦数論を適用する条件として三つあげている。

① 旗を掲げた後なお射撃を継続する軍隊の将兵

② 敵の戦争法違反に対する報復

③ 緊急必要の場合において

すなわち捕虜を収容すれば、彼らのために軍の行動の自由が害せられて、軍自身の安全が危くされる場合においてである


＞米英の学者には反対されたし国際社会で受け入れられとらんけど、

ウソですね。

竹本氏が述べるように取り扱いの違いだけで、戦数論そのものを否定する学者は存在しない。


＞佐藤先生はどうやってその理論を
＞有効な理論だと説明する気なん？

佐藤先生は国際法の定説に従って説明しただけ。


これって質問じゃなくて「主張」ですよね。

日本会議代表委員って肩書の時点でピーンと来ますな。
まあそれはおいておくにしても、この人全然実績ないじゃないですか。論文もろくに出していないし、学術誌とかそういったものに投稿したわけでもなく、何かに投稿していると思ったら『WILL』『正論』ってギャグか何かで？
こんなセンセイを重宝がるのはその界隅だけでしょう。もしくは実績ではなく学者という事と学歴という表面しか見れないバカだけ。

国際法は戦さの勝ち負けに関係ない。「状況的に仕方のない場合」？？そういう事を交戦国が自分勝手に都合のいい様に解釈しないように国際法があるのだ。

南京では武器を捨てて降伏してきた中国兵を殺し、一旦捕虜にした中国兵を殺し、とにかく手当たり次第に殺しまくった。

佐藤はとにかく日本は悪くない、と言う一念に凝り固まっている老人なので国際法を理解出来ない。