「お前じゃねえよ」って声が聞こえてきそうですが、希望の党の比例東京ブロックから上杉隆が出馬するのではないかという話が出ていて騒然としております。

 いろんな意味で捨て身なんでしょうか、希望の党。どうせやるからには華々しくやろうという気持ちは分からないでもないですが、正座して小池百合子大先生のご親攻たる電撃出馬会見を待っていたら、上杉隆が出てくるなんてあんまりです。

 もちろん、小選挙区の比例代表重複立候補をリスト的に優先するのが定石でしょう。現状で議席17の比例東京で希望の党が最大で確保する7議席でみたときはかなりの確率で赤絨毯を踏む上杉隆を拝めるかもしれません。逆に、このまま小池百合子女史が出馬せずとなれば、下手すると3議席4議席しか比例代表で確保できないぞということで比例復活する小選挙区勢がリストの上の方にあれば上杉隆はカカシで終わるわけであります。

 なんかもう、希望の党も大変なことになってきました。
 これは小池百合子女史が都知事の職を投げ打って衆院選立候補の道筋をつけ、堂々と首班指名を受けて政権交代を目指すしかないんじゃないかと思うんですけどね。

 ここで小池女史が変に日和って、獲得議席が3桁切って改選前勢力さえも確保できないとかいう竜頭蛇尾っぽい流れにならないよう、いまのうちに希望の党はアゴラ編集長にして平成が生んだ最高峰の天才軍師で百戦百勝の実績を誇る新田哲史を選挙参謀最高顧問に迎えて日本全国を一気に制圧するぐらいの勢いで頑張っていただきたいと強く願うところでございます。

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