刀匠が製作した青く光る日本刀ライトセーバー「来人勢刃」を披露 岐阜県関市で「ライトセーバーと関鍛冶」展
かっこよすぎる……!
岐阜県関市の「関鍛冶伝承館」にて10月6日から、映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」公開記念「ライトセーバーと関鍛冶」展が開催。二十五代・二十六代藤原兼房刀匠によって製作された日本刀「来人勢刃(ライトセーバー)」が披露されています。
「来人勢刃」は同作の主人公・レイのライトセーバーをモチーフにした日本刀で、室町時代から続く刀匠名「藤原兼房」の名を引き継ぐ二十五代目・加藤賀津雄氏と二十六代目・正文実氏が製作。印象的なジェダイのライトセーバーの“光刃”と、持ち手部分も再現されています。刀名は、同展に多くの人が来ることで日本刀文化がさらに広がり、また映画が大ヒットするようにとの願いが込められているとのこと。
「ライトセーバーと関鍛冶」展は、10月7日~8日に開催される「第50回関市刃物まつり」と「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の公開を記念した展示で、日本刀の展示以外にも同映画のビジュアルや予告映像も公開。ストームトルーパーの実寸大フィギュアや、フォトスポットも設置され、「スター・ウォーズ」の世界観を体感できる展示となっています。
初日にはオープニングセレモニーも行われ、登壇した中村繁関市副市長は「刀のまちならではの視点で迫った展示内容とともに、本物の日本刀の美しさと技に触れ、大いに楽しんでいただきたい」とコメント。また二十六代藤原兼房刀匠・正文実氏は「日本刀とライトセーバーの良さが融合した展示となっているので、これをきっかけに日本刀の良さを知ってほしい」と語りました。
開催期間は10月29日までで、営業時間は9時~16時30分まで。入館料は無料(常設展示スペースは有料)で、休館日は火曜日・祝日の翌日(いずれも休日を除く)です。詳細は観光サイト「たびものがたり in 関」などでも確認できます。
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(宮原れい)
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