転職活動の合間に、何とはなしにWantedlyへ登録してみた。
プロフィールがうまくまとまらないまま、気になる会社に10社ほどラブコールを送ったけど返事が来たのは1社。
それとは別に、スカウト機能があり、そこでベンチャー企業に「ぜひ一度遊びに来てください!!」と声がかけられた。
「では遊びに行きますね!!(実際はもっと丁寧な返事)」と返し、会社の話を聞きに行くのをメインと思ってアポを取った。
当日、行ってみると、会社の話を聞くのはそっちのけで面接スタート。
志望動機を言い(本当はここで話を聞いてから考えるつもりだったのに…)、スカウトメールではセールス担当で話が来ていたので、それでやってみたいと話した。
「前職から逃げたわけか」
「俺は経営者だから何人も人を見てきたけど、お前は社会を舐めている」
非常に驚いた。腹は立ったが、キレる気はしなかった。私に興味を持ってる体で連絡をもらったのに怒涛のダメ出しの嵐で皮肉の一つも浮かばなかった。
結局、反論する気力も湧かず、「そうですね」と相槌を打ち、そのうち「お帰りください」と言われたので開始5分で早々と切り上げた。
反論するも何も、正論だったので(でも面接はそこそこ通ってる)、言われた内容自体に対しての憤りはない。今後の転職活動に活きる場面もあるだろう。
しかし、呼び出されて、道に迷いながら、看板のかかってないオフィスまでたどり着くという時間と体力の浪費をしたにも関わらずサンドバックにされたのには納得がいかない。
経営者様は低学歴で何もスキルを持っていない人間を呼び出して憂さ晴らしをするのが趣味なのだろうか。
もし自分がもう少しこの会社をきちんと調べていればこのようなことにはなっていなかったかもしれないので、その点は反省をしている。
(少し言い訳をさせてもらうと、ベンチャー企業に話を聞きに行くというのが初めてだったので、浮かれてしまっていたのだ)
面白いSNSだと思って浮かれてしまっていたことがはっきり分かった。怪しいものにはすぐ飛びつかず、気を付けて使っていこう。
…煮え切らないので、もうちょっとぐちぐち言う。
会社ビルに看板がないのを「周りと同じ普通なことをしても仕方ない」(by経営者)として敢えて付けていないそうだが、普通に困った。
けれどエレベーターにはその会社だけテプラで名前をぴらっと貼っていて、非常に貧相で面白かった。
許せないのは、その会社が音楽の事業をやっていることだろう。しかもちょくちょく炎上してるし。
私は中途半端なアマチュアプレイヤーだが、あまり音楽を舐めないでいただきたいな。