子どもにケガは付き物です。
予想外のことが起きるのは日常茶飯事・・・。
わが家の3太郎も1日1回は走ってこけてます(笑)
しかもなぜか顏からこけます・・・。
なんらかの原因で歯の色が変わってしまうことがあるんです。
今回は、歯の変色について書こうと思います。
歯の色が変わってしまう3つの原因
1、けが
普段の生活の中で、子どもケガをしてしまうことってありますよね?
走って転ぶ
自転車で転ぶ
遊具で顏をぶつける
ボールが顏に当たる
などなど、子どもはいつも危険と隣り合わせです・・・笑
こけて、歯を打ってしまうと結構やっかいなんです・・・。
乳歯でも永久歯でも、歯の中に歯髄といって、歯の神経があります。
その神経が、強い衝撃をうけると根っこの先で切れてしまうことがあります。
神経が切れて死んでしまうと、歯の色がグレーっぽく変色してしまいます。
歯を強く打ってしまったら要注意です。
すぐに色が変わるわけではなく、しばらく何も変化がなくても、神経に異常があれば徐々に変色します。
2、脱臼
よく、肩や肘が脱臼するというのは聞いたことがあると思いますが、歯も脱臼するんです!
歯をぶつけてしまって、位置はそのままでグラグラの状態を『亜脱臼』、歯の位置まで動いてしまった状態を『脱臼』といいます。
脱臼すると神経は切れてしまいます。
子どもの歯は根っこが短いので、亜脱臼しやすいです。
亜脱臼なら、グラグラしている歯を隣の歯と固定して、しばらく様子を見ることもあります。
余談ですが、
歯をぶつけて抜けてしまった場合!!
抜けた歯の保存状態や歯医者さんに行くまでの時間にもよりますが、再植といって、もとの位置に戻すこともできる場合があるのです!
しかし、抜けてしまった歯は乾いてしまうと元に戻すことはできません。
必ず湿潤状態にしておかないといけません。
湿潤状態といっても水道水につけてしまうと、歯根膜がダメになってしまうので、身近にあるもので1番良いのは、牛乳につけることなのです。
牛乳につけて、できるだけ早く(2時間以内には)歯科医院に行きましょう!
3、虫歯
虫歯が大きく、神経の治療をした歯は、色が変わりやすいです。
これは、乳歯だけではなく、永久歯でも同じです。
神経を抜いて歯の色が変わってしまう前に、早めに治療に行きましょう!
最後に・・・
だいたい、ケガやぶつけたりして歯の色が変わってしまうのは、前歯が多いです。
しかも、ぶつける子は何回も繰り返しやすい傾向があります。
乳歯ならまだ生え変わるのでしばらくの間、我慢すればよいのですが、これが永久歯ならそうはいきません。
歯を削って被せるか(差し歯にする)、ホワイトニングをするか・・・です。
乳歯でも永久歯でも、歯は大切にしましょう!!