1万5千人分の情報入りPC紛失

先週末、岩沼市などで行われた「東北・みやぎ復興マラソン」で主催した仙台放送の事務局職員が参加者やボランティアおよそ1万5000人分の個人情報が入ったノートパソコンを紛失していたことが分かりました。
個人情報の不正利用は確認されていないということで仙台放送は参加者にメールを送り謝罪しました。
仙台放送によりますと、個人情報が入ったノートパソコンを紛失したのは先月30日から岩沼市などで2日間の日程で行われた「東北・みやぎ復興マラソン」の事務局を担当していた仙台放送の男性職員です。
男性職員は今月1日の大会のあと職員や関係者とともに打ち上げに参加し、翌日未明に自宅に帰ったところ、会社から貸与されているノートパソコンが入ったカバンをなくしたことに気付き、昼ごろに仙台中央警察署に遺失物届けを出したということです。
ノートパソコンにはマラソン大会の参加者とボランティアのあわせておよそ1万5000人分の氏名や住所、電話番号などの個人情報が入っていたということです。
仙台放送によりますと、いまのところ個人情報の不正利用は確認されていないということですが、6日、参加者やボランティアにメールを送り「心配をおかけし深くおわびします」と謝罪しました。
仙台放送は「今後は全従業員に対する教育指導のさらなる徹底と情報管理の厳格化を図り、再発防止に努めます」というコメントを発表しています。