こんにちは、どうも、鬱太郎です。
えー、花粉症の季節になりましたが、
花粉症の患者は誰一人出ませんでした…
いったい何がいけなかったんですかねぇ…
という事で?今日は希望の党の公約が発表したのでそれについてまとめてみたいと思います。
ニュース等
引用した会見本文
全文1/3とありましたが、2/3と3/3が見つかりませんでした…
3本の柱
会見で小池さんは公約には3本の柱があるという話をされてました。
- 消費税の増税を凍結
- 2030年までに原発ゼロを目指す
- 憲法改正論議を進める
1.消費税の増税を凍結
さまざまな経済指標が出ておりますけれども、しかしながら好景気の実感、1人1人の国民の皆さまが十分抱いているかというと、まだまだその実感を伴っていない。そもそも2019年の秋に消費税を8%から10%へ引き上げるという予定となっていたわけでございますけれども、しかしながら、この好景気の実感がないままに経済の約6割を占めるという、この消費ですね、個人消費がまだまだ改善をしていない、実感を伴っていない。そしてまた消費税だけでなくて、さまざまな社会保障についても不安がある。そういう中において、今回の、予定どおりに引き上げていくことに対していかがなものか、よって、ここは2年後の消費税増税を凍結し、さらに2025年には団塊の世代の皆さま方がいよいよ後期高齢化、後期高齢者の仲間入りをしていく。そういう中において、これまでの社会保障の枠組みだけで良いのかどうか。ここはいったん消費税の問題については立ち止まって、社会保障全体の在り方を見直す、その時間を有効に活用すべきではないかと考えるところでございます。
まず、彼女は今の経済指標を認めているという事が分かります。経済指標よりも実感を重視しているようですね。
ただ、これから社会保障の費用も増えていくことを自覚しつつも、消費税増税の代わりとなる財源について明確にしていないのが気になります。立ち止まって社会保障全体の在り方を見つめていても、その日その年で社会保障費用はかかるわけです。
2.2030年までに原発ゼロを目指す
そしてまた徹底した省エネ、そして再生エネルギーの活用ということから電気の、電力の構造そのものをあらためて考え直すということでございます。原発ゼロにつきましては、これまでもさまざまな議論はございます。しっかりとした工程表を作りながら、原発ゼロへの道をご提示をしていきたいと考えております。
原発ゼロにするとしつつも、その工程は明らかにしていません。また、どのような再生エネルギーを主に使うかも会見文から読み取れませんでした。
希望の党に限った話ではないですが、原発の廃棄物をどこに捨てるのかも明言していません。停止した原発の核燃料はどうするのかも不明です。
3.憲法改正論議を進める
私どもは憲法9条を含め、憲法改正論議を進めていきたいと考えております。そしてまた9条のみならず、憲法はまさしく国民にとりましての背骨と言えるものでございます。これまで憲法を巡っては護憲か改憲かといったこの議論だけでずっと続いて、議論そのものも深まってまいりませんでした。むしろ国民の知る権利や、そしてまた第8章の中にありますように、地方自治の分権というものをしっかりと明記する必要があるのではないか。よって、憲法改正の議論を、これを堂々と行っていこうではないか。このことを私ども希望の党はお訴えをし、そしてこれを公約として進めていきたいと考えております。
憲法改正議論を進めるとは言ったものの、政権をとった時に憲法改正するとは明言していません。
議論を堂々と行うという事には納得できます。しかし、憲法改正すると言及しないという事は煮え切らない感じがします。選挙対策でしょうか?
具体的に何をするのかわからないユリノミクス
小池さんは会見で経済について話していました。
また、経済のアベノミクスでございますけれども、これまでの大胆な異次元の金融緩和、そして、また財政出動という、この2本柱と共に成長戦略が挙げられてきたわけでございますが、これらのマクロ経済と同時にもっと景気を本物にしていくために、さらに国民の皆さま方の魂にも突き刺さるような、そんなきめの細かい経済政策、そしてまた社会改革、行っていかなければならないのではないかと考えております。これを、これまでのアベノミクスに変わりましてと申しましょうか、それに加えましてといったほうが正しいかもしれませんが、マクロ経済にもっと人々の気持ちを盛り込んだ、そういったユリノミクスとでも称します、こういった政策をしっかりと入れ込んでいきたいと考えております。
アベノミクスの成果を認めつつ、それを踏襲して人の気持ちを盛り込む?という方針をとるようです。
具体的に経済をどうするのかが分かりませんでした。小池さんは豊洲と築地両方生かすなんて発言もあったように、欲張りなのかもしれません。マクロとミクロ両方取ろうとしてどっちつかずであんまり経済がよくならない可能性もあるでしょう。
12のゼロ
ゼロ... オフ会... うっ…頭が…
- 2030年までに原発ゼロを目指す
- 隠ぺいゼロ
- 企業団体献金をゼロ
- 待機児童ゼロ
- 受動喫煙ゼロ
- 満員電車ゼロ
- ペットの殺処分ゼロ
- フードロスゼロ
- ブラック企業ゼロ
- 花粉症ゼロ
- 移動困難者ゼロ
- 電柱ゼロ
1.2030年までに原発ゼロを目指す
先ほど説明したとおりです
2.隠ぺいゼロ
今回の特区に関しますさまざまな忖度や、お友達の疑惑などが語られてまいりましたけれども、徹底した情報公開を行っていく
情報公開を行うとありますが、どうやって行っていくのかが気になります。新しい法律を作るのでしょうか?具体的にだれが対象なのか、いつ行うのかが不明です。また、内閣には官房長秘密費といったもの(うろ覚え)があって、使ったお金を明かさなくていいものがあります。そこまでメスを切り込むのかといった事が分かりません。
3.企業団体献金をゼロ
それから各総支部での企業団体の献金を受けないということをベースにいたしまして、企業団体献金をゼロということを打ち出させていただきます。
できたらいいですね!
4.待機児童ゼロ
これは地域によって事情も異なりますが、例えばこの首都圏などにおきましては、深刻な課題となっております待機児童でございます。待機児童の分だけ意欲のある女性の力が十分生かされていないと。子育てもしたいし仕事もしたいという、そういう女性の力、これを生かすためにも待機児童ゼロ、これを目指してまいりたいと存じます
いつまでに、どのようにして待機児童を減らしていくのかが分かりません。
5.受動喫煙ゼロ
国によります受動喫煙ゼロに向けました法律の案の制定がまだまだ遅れている中におきまして、2020年の東京オリンピック・パラリンピックのホストシティーである東京といたしまして、IOCやWHOからの要請に基づきます受動喫煙ゼロということを、国に先駆けて進めているところでございます。
路上喫煙や店などの公共の場のみの問題か、家庭の場までの問題かが分かりませんでした。
6.満員電車ゼロ
満員電車ゼロ。これも首都圏など、大都市部に多い課題でございますけれども、これらの働き方に関する環境づくり、これをしっかり進めていくことによって、生産性を高めていくという、そちらに結び付けてまいりたいと考えております
これも何をどうするのかわからん…( ゚Д゚)
通勤時間帯に乗車率120%以上の電車会社に罰金を科せばいいってことですか?(小並感)
7.ペットの殺処分ゼロ
うーん?公約にするほどのことかなと思います。
8.フードロスゼロ
これも...公約にするほどのものかなぁ…
9.ブラック企業ゼロ
9番目、働き方改革の一番大きな部分でございますが、激しい残業などによって亡くなる方まで出て、過労死という言葉がアルファベットでそのまま海外の報道で使われるというこの働き方、もう一度見直していくためにもブラック企業ゼロを訴えてまいりたいと存じます。
一番大きな部分なのに1文で説明終わっちゃうのかぁ…
具体的にどうするんでしょうか?ブラック企業といってますが、どういった基準でブラック企業と認めるんでしょうか?
労働基準法の罰則を強化するのか、違反する範囲を拡大するのかなどあると思いますが。何をどうするのかがわからないですね。
10.花粉症ゼロ
これによりまして社会的なある種のロス、それを考えますと、多くの花粉症ゼロの方々、これをまず林や森などの問題から、根源的な問題から、さまざまな医療、医薬品などの開発なども含めて、花粉症ゼロというとても身近な課題、これについても取り上げてまいります。
w
まじかよ!
でも花粉症を患ってると集中力が続かず、生産性が落ちるというのは大きく納得できます。
林業に国から何か援助を出すという事でしょうか?医薬品の新規開発にも援助を出すという事でしょうか?具体的に何をするのかが分かりません。
もし国から援助を出すというならば、財源はどうするのでしょうか?消費税を引き上げないといっているわけですから新しい税収もないという事ですよね?うーん…
11.移動困難者ゼロ
最近は地方におきましては、例えばお年を召した方々の運転免許が次々と返還されるような事態に陥っている。ということは逆に申しますと、移動が困難な方が多いという中で、今、地方では300円タクシーなどがだんだんと普及してきて、移動するのが困難な方々も自由に移動ができるように、それをバックアップしていくということでございます。
県レベルの問題と見るか、国レベルの問題と見るかですかね。県で解決できるものに国から口を出すのは小池さん自身が述べてた地方自治の分権の精神に反するんじゃ…?
12.電柱ゼロ
めんどくさそう…(小並感)
都市部なら景観の問題から電柱を減らすのはわからなくもないですが、ゼロにする必要があるのかなと思います。
京都などの有名な観光地の景観を保護するため、指定された地域(茶色のローソンなどが有名)は電柱を地中に入れるなどならわかります。
しかしゼロと銘打っているわけですから、すべて地中に入れるってことですよね。無理じゃん!
地震で電柱が倒れて救助できないという事例を出してますが、地中に入れる費用を考えると…うーん… 地震で地下の電力網にトラブルが起きても、解決に時間がかかりますし、 うーん…
人の命とお金を比べるのもいけないと思いますが、うーん…よくわかんないです(小並感)
あと、財源どうするんでしょうか?
まとめ
花粉症ゼロなどのパワーワード的なインパクトはありますが、具体的にどうするのかがよくわからない公約だと思いました。これは希望の党だけの問題ではないと思いますが…。
小池さん、欲張りですね!といった感想です。豊洲築地の例もありますが、取捨選択ができない人といった感じです。これはリーダーとしてはいかがなものかと思います。
なんとなくもやもやな感じの公約でしたね。小池さん自身がまだ都知事選挙の公約を何も果たしておらず、豊洲問題も未解決という感じです。豊洲問題を解決していれば、公約に説得力も少しはついたのかなと思います。ちょっと国政に出るのが早すぎた気もします。
小池さんは都知事選のときに、他の候補者からの批判を糧にして票を得ました。今回はそれができていませんね。現時点の段階ですが。他の政党の方も、都知事選の様子を見て明らかにまずい批判的な内容はしないようにしてるんでしょう。
もしかしたら、資料の見逃し等があり、勘違いしている部分もあるかもしれません。
終わりに
ここまで読んでくださってありがとうございます。下手ながらに希望の党の公約についてまとめ、考えてみました。
ゼロというパワーワードを使わなければインパクトがないのはわかりますが、減らすという風に変えた方がまだ現実味があるかなと思います。
他の政党の公約がどうなっているのかが分かりませんが、他の政党もこんな公約でしたら、投票率が低いのも納得です。まあ、よりよい社会になってくれることを祈ります。
またね('ω')ノ